拠点1
拠点説明長くなる気がするぞー(←説明下手なのを長さで
誤魔化そうとする人の言い訳)
「少し進んだら彼女を休ませましょうか」
「あいよ」
・・・・休憩シーンはカット
「では進みましょ「その前に」・・・何でしょうか?」
「この先は凄く面倒な地形だから、一応だけど転送石まで案内するわね」
「なんで知っているのでしょうか・・・」
休憩後からほぼ一歩目に出た台詞だが、はて、なんか違和感が・・・
逆になんで知らないと思うんだ?
「私は学者なんだよ?知らない筈がないじゃないかー」
「結構普通に口調崩れて来たな、限界近いか?」
「何のまだまだ、行けるよ多ぶ・・・絶対に!」
あ、これ駄目ですね、わかります。・・・て、そんな事より。
「で、なんでこいつ等驚いてんの?」
レベル的に知らないと思う要素が無いと思うんだが。
「逆に聞きましょうか、何故知ってると思うのですか?」
「3つのよ「ちょっと待ってねー」・・・何?」
「あのね、特に大きい理由の一つは秘密にしててほしいんだ。出来る?」
「?・・・まあ良いけど、どれの事かすり合わせよろしいか?」
「良かろう、でなんだけどねー?」
・・・・すり合せ中
「・・・・なんで基本情報を話すと思ったんだ?」
レベルばらすなって、わからん。それも含めて説明はする
つもりだったが、別に詳細まで言う事は無いだろ。
「いやぁ、ちょっとでも話題に出るとやだったんだよねぇ・・・テヘ!」
些か以上に気になったので顔を見ずにステータスを開き、
フレンドの項目からステータスを参照する。すると、
「あー・・・って、別にかわいかねえぞ?」
顔をあげると目の前に満面の笑顔が有ったが、今さっきの件であまり
衝撃を受ける事は無かった。何て言うか、気を引こうと変な動きしてる
時点で色々残念な人だ・・・・。
「むー・・・」
「じゃ、説明始めるぞ」
膨れるエアリスを無視し、取り敢えず説明を始めるか。
「あー、では向かいつつ話すとしましょうか」
「(アンネも居るから流石に全速力はないだろ)じゃあ行くか」
打算だが、エアリスの詐欺ステータスでもアイツ等に随従する位は
出来るからな、俺以外だとアンネしか遅いのが居ないんだなーこれが。
「じゃ、アンネさんとエアリスさんは背中に乗ってね」
「えーと・・・いや・・・・はい」
これは予想外、俺の死亡が確定した瞬間である。
[軽く詐欺時のエアリスのステータスを出しておきますね
Name.エアリス・ヘザー LV50 Total.110 Race.human
HP2000/2000 MP1228/1228 SP1720
装備:棺の双拳、抵魔のアミュレット、クズリの腕輪、虚飾のモノクル、
蜘蛛姫のローブ、盗人のブーツ
exe:418500/850348
STR:680+300
END:1200+680
AGI:1408+320
INT:875+104
MIN:890+179
LUC:50
スキルは無しで]
・・・・転送石までスキップ
「レンさんが・・・死んだ」
「誰がだコラ・・ハッハッ・・・あ”ー超疲れた」
スキルの併用でどうにか付いて行くのが限界の為、肉体的には
そこそこでも、精神的に疲れんだよこの野郎!
「でも、ちょっと驚いたよね」
「まさかキネマ出身の方とは思いませんでした」
走りながら可能な限り整合性を持たせて語った事は、説得力を
ある程度得る事に成功したようだ。ま、キネマ到達者は
今のところ居ないので、この場所が見えるだのなんだの言っても
確実に分からないのは良い事だよな、うん。
「こっちには街が無いから、転送石がりぽっぷ・ポイントになるんだ。
でも、1度行った場所なら転送系のスクロールでも来れるかな。高いけどね」
「ではではではでは、本題に入りましょうか!」
マキリスが大声で宣言する、まあ同感だが、隣で騒がれると耳が痛いので
止めて欲しい。まあ止めないんだが。
「拠点の種の効果、分からない部分の補足良いか?」
「ああ、その事ね。うーん、誰か何処かに秘密基地作りたい人居る?」
なんだそりゃ?
「秘密基地って・・・俺がやるから、はよ」
「見せちゃったほうが早いんだよねぇ、・・・行きましょうか〈座標転移〉」
「ちょっと待て、まだホーム選択も」
「〈せってい〉で変えられるから大丈夫、ここは来た時点で記録されるのよ」
・・・・大森林・表層部:閉ざされた道
ドサッ
「う”・・ミリアと違って意外と酔う・・・でっ!?」
ドカッ、ドサドサドサ!
「痛っつー、ここ何処ー?」
「無事かこの野郎」
「あ、ありが・・・ありがとネ」
キャラ崩さねえな、結構ボロは出てるが。でもってここは・・・ん?
見覚え以前に最近来た様な・・・・あれぇ?
「見たことある村が普通に有るんだが・・・なんでだ?」
「ふっふー、私が頑張って頭の中を読んだ。褒めても良いんだよ?」
「褒める要素が何一つないのは分かるな?」
「まあまあ、それじゃあやろう、今やろう!」
「キャラ・・・」
不安定なのはちょっと前から変わらないので良いが、不安だ。
「じゃ、まずは種を植えましょー!」
「えー・・・どうやって?」
植えると言えば地面にだが、ただそこにポンで行けるもんなのか?
「普通に手元に出して落とすだけ」
あーそうなんだ、なんかお手軽だな。
ポフ・・・ピカッ!
「・・・・・・で?」
種が緑に光ったが、その後なにも無い。なんだそりゃあ?
「魔力を注ぐ」
アバウト且つ魔力操作持ってないと面倒そうな事を・・・。ま、
持ってるから良いんだが。
「・・・・・・・・・で!?」
魔力を注いでもうんともすんとも言わないぞ。
「全然足りないんだねぇ」
「あー、かなり注がないといけないのか」
じゃあこの位・・・いいやもう、全部突っ込んどけ!
「・・・・・あのー、MP0になっても何も無いんだが」
「全然足りないんだねぇ」
「お前そればっかか!」
気にしない気にしないとか言ってるが、明らかに確信犯なんだよなぁ・・・。
「じゃあ、所持アイテムの説明欄を確認してみなさいな」
「開いたぞ、次は何が・・・・・・本気かこの数字?」
アイテム欄の右上には、こんな数字が出ていた。
〈魔力1292/280000〉
「絶対1人でやる用の量じゃねえぞこれ!?」
「なのよ」
なのよじゃねえよ。
「落ち着いて、今説明するから!」
「こんにゃろう・・・分かった。話せ」
説明を聞こうじゃないか、納得できなかったらその時はその時だ。
「どうなっているのか説明して欲しいのですが・・・」
「にゃにゃー!(そうだそうだ、説明してー!)」
「ちょっとこれでも見て待ってろ」
「あしらい方が雑!」
なんか煩かったが、スクショ見せたら黙ったから良し。
「簡単に言うとだね、数十人で手分けして魔力を込めるのが
手順なのだけれど、その数十人には気を付けてね?って事を
説明する為にやらせたのよ」
「気を付けるってのは?」
「この拠点の種、開花するまでに悪意ある人の魔力が入ると、
侵入されても気づけないんだよねぇ・・・」
うーん?侵入されない防御機能があるとでも言いたげな口調だな。
「その通り!更に言うと相手から見えないようにも出来る便利仕様なのよ!」
「ナチュラルに思考読むのやめえや」
「で、1人でやる場合にはどうするかを見せようと思ってね?」
信用出来る奴だけでやれば良くないか?と言うのはなんかしょんぼり
しそうなので言わないでおこう。多分、ギルド関係なんだろうが。
「まず、種に触れようか」
「俺がやるのか」
「だって、私のステータスだと一瞬だよ?」
それもそうだ。だが、普通に足りないからそれの説明には成るとは思う。
それでも一瞬だと何やってんのか分からなそうだから受けるが。
「触れたぞ、次」
「まずは〈魔力操作〉で空気中の魔力を集めましょうか」
「既にやった事無い事が挟まったな、どうすれば良い?」
空気中の魔力を集めるってのはかなり神業だったりする。空気中には人間、動物、
植物、また別の何かの4種が、更に個別に群れをつくっている為、分かり易く
死ぬほど動かしにくいのだ。特に別の何かは全くビクともしない。
「えーっと、紐遊びやったかな?」
「ああ、それなら」
[紐遊び:魔力操作で一番最初にチュートリアルが表示されるスキル上げの手順、
魔力を紐状に纏めると言うもので、太さから長さ、果ては強度まで変化させ、
ギリギリ戦闘で使用可能程度の能力を持つ]
ただ、自分の魔力を使用しているが、空気中の魔力と接触する事で軽く撓ん
だり、逆に硬くなったりと操り難いのが特徴でもある。
「じゃあ、自分の魔力に一番合う性質の魔力以外を弾いて飛ばして」
「・・・マジか、出来た」
成程、操る、じゃ無くて飛ばす、ならある程度コントロールできるのか。
いつまでたっても成長しない紐遊びがやっと少し進む気がした。
気がしただけだろうが。
「次に一纏めになった魔力を体内の魔力と合せる」
「どうやって?」
普通に言うが、体内で魔力を循環させるとき、自分の性質に合せる。
なんてのは無理だ。逆は内臓吐き出すんじゃないかって位吐瀉した。
性質の違う魔力を体内に入れるのは、全くの他人の臓器を検査もせずに
移植する位無謀なのだ。本気で続けると死ぬぞ。
「体内で循環される魔力を一度枯渇させて、次に残存魔力を一つの場所に
集める。で変換すると体の一部が熱くなるけど、吐血や体調不良には
ならないのですよ。試す人ほぼ皆無なのなのがもったいない位にねー」
「1か所に集めて性質変化?」
一度呼吸を止め、性質が一定になった魔力を体内に通す。ここまでは大丈夫、
次に、自分が使用できるように魔力の性質を・・・性質・・・せい・・・。
「体内から魔力が流出してるんだが・・・」
「血流の動きと魔力の動きは連動してるから、心臓に留める。と考えて」
「血流ねぇ・・・・グッ!?」
血流と連動と言うか、汗みたいに汗腺から出ている感じ
だったのは置いておくとして、1ヶ所に纏めるか、確かに
やっていなかった事だった。そして、
「出来たー」
「出来たじゃねえ・・・ムカムカするぞこの状態」
生暖かい割にネットリと絡みつく様な嫌な感触が
体を撫でまわす。何だコレ?
「次に面倒臭いから呼吸器を使って魔力を摂取」
レンの疑問はガン無視されだが、特に気にする事も無くそのまま
呼吸を始め、体内に魔力を取り込む、先程よりは操作可能になった
魔力が体内に循環し、心臓で止まった。
「それをそのまま腕に直接流し込んで流動させる、こっちは体の機能とか
完全無視で肺から腕に直接送れば大丈夫」
「簡単に言うが・・・・結構痛いぞ」
心臓に送った後にそれ言われましても、とも思ったが、まあ魔力量が
俺のMPの限界値近くになったので、そっちは取っておき、先に
肺から腕に魔力を通す。だが、
「・・ッ!!」
〈魔力2302/280000〉
魔力を心臓で停滞させている為か、心臓と腕が焼ける様に痛い。どうにか
心臓からも魔力を送るが2つを同時には無理だ。片方を止めようとしてみるも、
そのまま流れる量に変化がない。不味い、ミスったかもしれない。
「・・・ちょっと任せてくれる?」
「お・・・お好きにどうッ------!!」
「あー、魔力の滞留がこっちでも起こってるのかぁ〈魔力操作〉〈知覚鋭敏化〉」
痒い!!
「ちょっっ待っ!!」
全身を蟻が這っているかのような感覚に、思わず種から手を離そうと・・・。
「ほれほれー、頑張れ頑張れ、大丈夫だから」
した瞬間に手を掴まれ、万力で抑え込まれた。
「そう言う問題じゃねえ!!」
・・・・3分後
「あっ・・あ・・・あ・・・・・」
体を蹂躙された哀れなプレイヤーが一人、当然レンだ。
途中から体を弄られるような感覚に変わった位で心が、
その1分後に体が死んだ。耐え切れずに横たわった肢体も
痙攣するばかりで本来の機能をしようとはしない。
「脊髄反射みたいな反応してますけど・・・・」
「終わったから良し!」
いっそ清々しいまでのクズ発言、泣きたくなっている人が
1人倒れ込んでいるが、周囲がエアリスの事しか見ていないため、
悲しい程無視されていた。しまいにゃ泣くぞお前等!
「にゃい・・・?(だいじょぶ・・・?)」
あ、クローネだけはそうでも無かった。
(((やらなくて良かったー)))
で、まあ倒れ込んでいるだけでは手持無沙汰だったので、一応
説明欄の魔力値を見てみる。若干視界が滲んだのは気のせいだろう。
〈魔力278950/280000〉
「あと1050・・・マキリイイイイイイス!!」
「あー・・・・了解しました!」
《拠点解放を確認、解放者〈マキリス・ミュール〉所有者〈レン・コールマン〉》
流石に察してくれたマキリスが魔力を入れ、魔力が満ちる。
システムメッセージと共に、種が芽吹き、一気に花が開く。
「開いた!」
で、何が起きる・・・・これは。
「ちっさ!」
「花・・・ですか?」
魔力が一定量溜まった結果が花の開花1つとは、ショボイな。
「まだまだ」
ズ・・・ズズズズ!!!
「どんな風にするかはあなた次第、さあ、楽しい拠点開発の始まりだ」
それは次第に建物の形を模し大きく成長して行き、成長しきった後に
有ったのは、巨大な樹木とその中にある空洞の群だった。
「では、入りましょうか」
・・・・
内部を見て回ると、木々の空洞と言うか、部屋には一つ一つ扉が存在し、
全体で40の部屋の間取りはほぼ同ものだった。ただ、開かない扉が
いくつか有り、そこは何をしても開かなかい。何かしら
条件があるとかか?
《システム領域の拡張を確認しました。これより、拠点及び主要設備を
解禁します・・・・指定項目を設定してください。
拠点耐久1000/1000
拠点強化数0/?
魔力貯蔵量0/?
生産力0/0
許容数1/1800
擬態ON/OFF
生息状態45
規模1
防衛力
詳細の表示》
「あ?」
メニューも開いて無いのにこんな表示が出た。拠点の概要みたいな物だろうか?
「おー、やっと出た。それ、擬態の所ONにしといてね」
反応で察してるのか思考を読んでいるのか・・どちらにしても
止めて欲しい。意外と切実に。
「何が?」
当然何も知らない他の面々は疑問を挟む、が、面倒なので先程の手法で
適当にあしらおう。決して手抜きでは無い。詳細の表示とか出てるけど
決して手抜きではないのだ!
「おう、ちょっと待っとけ」
「へー、こんな感じなんだ」
関心半分、なんだコレ半分って所か、そりゃあこれだけポンと出されても
分かんないよなぁ。
「私にも頂戴ー」
「お前は良いだろ、大体知ってそうだし」
「良いじゃないの、減るもんじゃ、あ、ありがとぅ・・・」
「でー詳細はっとー?・・・ああ、うん、察した」
なんて簡潔なんだ、舐めてるのか?
[書いて有る事のまとめ:
拠点耐久: 拠点の耐久力、これが0になると拠点が消失する
魔力貯蔵量:魔力の貯蔵量
生産力:拠点内で製作された生産物を時間別に表示する
許容数:収容可能な許容量を示す
擬態:周囲から発見されない結界を張る
生息状態:環境によって変動し、100が最高数値となる
防衛力:周囲のモンスターから拠点を守る際の数値、高い程
環境内で拠点が傷つく可能性が低くなる
規模:拠点の大きさ
拠点強化数:拠点を強化した回数
なんて不親切な説明文なんだ・・・(コレに決めた人←)]
「初期だとやたら不親切だから後で見た方が良いのよ?」
「施設見回ったら表示文が変わるのか?」
「見た方が早いかなぁ、ちょっとこっち来て」
まま、取り敢えずついて行きますか。
・・・・
「地下?」
促されるまま進んだ先は、地上とは打って変わって石造りの部屋だ。
中央には3つの岩、奥の右端には作業台みたいな木造の工場、左には
ちょっとした窯があり、全体の広さは約120m、広い。
で、祭壇が手前側の右手にあるんだが・・・なんつうの?
「この生贄の祭壇感は・・・」
「どこぞのモンスターパニック系に出て来る宇宙生物を祭ってる祭壇っぽい」
「なにその表現、意外と的確」
現在でもB級映画は存在し、ブードゥー便利、サメはブロンド好き、
取り敢えずなんか、等の過去作からの引用率が高い。科学文明だからこそ、
魔法やらへの憧れが強くなる傾向でも有るんだろうか?
「ここで詳細表示の拠点強化数を見て」
「はいはい・・・へえ」
[拠点強化数のみ表示
拠点強化数:特定アイテムを祭壇に捧げる
事によって拠点を強化した回数]
成程、ちょちょい関連の有る物を見ると増えて行くタイプなのね。
って事は使用時にも追加有りそうだな。
「なのですよ!」
「周りからすると意味分かんねえから、思考読んでも良いから
前後の思考を会話に織り交ぜる位は頑張ろうな?」
少し諦め気味なのは仕様が無いが、一応注意位はしようとエアリスに伝えた。
「あ、はい」
「殊勝でよろしい、スクショ一々とるの面倒だからデフォで
撮ってる動画を10秒づつ送るから、見たいタイミングで勝手に
見てくれ。見なかったら15秒後に削除するように設定しとくぞ」
「それはありがたいのですが、一度視覚共有機能を
使っては頂けないでしょうか?」
ネザーが何かの機能の使用を提案するが、何を言ってるのか
分からない。視覚共有機能ってなんだ?
「聞いた事無いぞ、そんな機能」
「いえ、私も見た事無いんですけど、さっきから等間隔で
システムメッセージが脳内に流れているんですよ。恐らく
拠点メニューか何かで表示されているかと」
「拠点メニュー?・・・ああ、さっきのとはまた別に有ったわ。
でー・・・コレか、・・・・なにか変化有ったか?」
視覚共有って事で、俺にも何かあると思ったんだが、何も無いな。
「いえ・・・景色が変わりましたか」
「んにゃ(だね、変わった)」
「石造りの部屋だったんだー、ちょっと暗いね」
「ん?」
「どう言う事でしょう?」
良く分からないが、マキリスと俺以外の全員が別の景色を
見ていたらしい。そんな機能有ったか?
「ああそれ、共有すると防衛と擬態の対象から
除外されるんだっけ、忘れてた」
「へえ、って事は、別の物に見えてたのは擬態の効果か?」
「そうそう」
この学者、色々伝え忘れが多そうで心配になるぞ。待て、ヘルプに
拠点に関しての項目が出てるだと・・・、後で確認しよう。
「そうでしたか、手間を取らせましたね、申し訳ないです」
「気にすんなって、でなんだが・・・この防衛機能ってなんだ?」
[拠点の項目と別の機能表示
擬態力:弱――――◌―――強
防衛機能ON/OFF
映像転送装置:拠点外1、拠点内1
フロア移動ON/OFF
魔力供給ON/OFF
拠点経験値:0]
「そうだねぇ・・・映像転送装置で外の状況出して、そしたらONにすると
良く分かるかな。楽しいよ、かなり!」
「お、おう・・・ああ、映像転送装置の項目押すとモニター出るのな。で?」
ブォン・・・
「ここだと好戦的なの少ないなぁ、いっぱいいると面白いのに」
「結構鮮明な映像だねェ、もうちょっと画質悪いと思ってたヨ」
まあ、それは一旦置いといてだ。1匹の草食モンスターが
近づいてくる。食料代表で、大体目の前で丸呑みにされる事で
可哀想ランキング堂々の3位を誇る通称ちょっとだけ警戒心の有る
ドードーこと〈レイズィー・スクイレル〉だった。コイツが追われてるって
事は、捕食者がいるな。さてどんなのが・・・んー、雑魚肉食だと
最弱の〈大猩猩〉だ。取り巻きがちょっとだけ邪魔くさい以外は
LV.40台と言う、真面目にプラネスト最弱筆頭のモンスターだった。
「まあまあ、取り巻きも居るから楽しいよ、じゃあ防衛起動しようか」
「既に起動してるわ!」
《侵入者検知、対処措置を実行します》
「森だからー、狼か植物かな?」
・・・・
トトトトトト・・・
数匹の草食動物が背後の脅威から逃げる。それは十数匹にも及ぶ
サルの群れだった。
「オ”-!」
獲物を捕らえられ無い事に苛立つ一匹が怒りに燃える。ソレが
一足飛びに迫った瞬間、全身を丸めてどうにか衝撃を逃がそうと
スクイレルが体を丸める。が、
「クシュ!」
「・・・ッ!」
ボールを握る様に、スクイレルの体を右手で掴み、そのまま
握りつぶそうとソイツの拳に力がこもる。
「・・・ッッ!?」
「クシュシュッ!」
ググ・・ギチ・・・バキィ!
苦しむスクイレルの体内から嫌な音が漏れ出す。その時、
「対象を認識しました。敵性個体14、7体の召喚を承認します」
女が立っていた、白髪に緋色の目をした女が何かを呟くと、
地面から触手が生えた。それは植物の根、巨木のソレに近い何かを
死にかけの小動物ははっきりと認識していた。
「グー・・?」
「殺傷を許可、対象を殲滅しなさい」
ビシュッ!!
「グッアア!??」
ズバアアア!
一撃で腕が、次で頭が飛んだ。服に付いた埃を落とす様に、何の抵抗も無く。
「クラァ!!」
それを見て、1体が逃げ出そうと後ろを向き、全力で走り出・・
「ア?」
ゴキャッ・・バキバキ、ガキャッ!!
そうとした時点で植物に足をからめ捕られ、宙吊りになった直後、
先程のスクイレルと同じ様に、植物に握りつぶされた。
「クアーーー!」
逃げる事は出来ない、ならば弱そうなのから殺してやる!とでも
言いたげな反応だが、それは最悪の悪手だった。
「薙ぎ」
「クラアアアア!!」
ヒュン・・・ブシャアアア!!
横薙ぎの一閃が猩猩の頭部を切り離した。
「はぁ、服が汚れましたね」
全てが終わった後、残ったのは血液で出来た血溜まりだけだった。
次回に続く
ヒロアカ、アニメで100万%が出る(ガチ)
いやー、恐らく現在含めて最強クラスのヴィランの登場だったのですが、
原作でこの数字見た時ファッ!?となったのを覚えてます。気合的な
意味での数字でしょうけどね。オールマイトと正面から戦っても互角の
可能性が有るとか、かなりの化物ですよねー、あのヴィラン。
あー、SHIROBAKOが映画化決まっちゃったよ。そんなもん作るなら
2期製作して欲しいんだが・・・。
アニメの平均時間21分×12(計252分)と映画の平均時間(90分前後)
じゃあ取れる尺も全然違うだろうに。ちょいちょい外れでも許されるのが
アニメの良い所なんだがなぁ(1話を見ながら)
そして、また庵野君が出たら俺は笑う(断言)
あの子やる気ないんだもん(2016年冬公開の文字が懐かしいなぁ・・・)
ただ、公開当時から次じゃ絶対終われねえ、と思ってたのが正解だった時の
ですよねー感は忘れない(広げすぎて物語が回収できなくなってた)




