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【第二期】 一話:二度目の夏

半年以上もお待たせしほんとにすみません…

二期始まります!

「はははっ!どんなに足掻いてもお前はお前だ!大切な物が壊れただけでその有り様!結局お前は負け犬なんだよ!」


(大切な人も守れない無能…この世界に来て変わりたいと…変われたと思っていた…でも…結局僕はどう足掻いても変わらない…変われない…ただの負け犬…心底僕は…僕自信が…憎くてたまんない……)


「もう…どうでもいい…」


《ゆうまそれは…ダメだーー!!!!》


ーーーーーーーーーーーーーーーーー


【事件が起きる1年前】


ランクルスを倒したあの日から月日がたち2度目の夏が来た。


「悠真君!ここから見る星空は綺麗だね!」


「そうだね!僕も最初見た時は感動したよ!」


「悠真!花菜!肉が焼けたようだぞ!」


空を見上げながら話す僕らにイリアルが声をかける。


「花菜!」


「うん!」


今日は7月7日七夕だ!

去年イリアルとユリーシャに七夕の話を聞かせたのを二人は覚えていたらしく今日は屋敷で盛大にBBQをすることになった。


「悠真様!此方のお肉食べ頃ですよ!」


僕が花菜と戻ってすぐユリーシャがそう言いながら近寄ってきた。


「わぁ!美味しそうだね!」


肉入りの皿を取ろうとしたらユリーシャはひょいっと皿をずらし僕の隣にピタリと体を付けた。


「えーっと…ユリーシャさん?何を…」


「悠真様!はい!あーん!」


「えっ?あー…」


僕はユリーシャにつられ口を開ける。


「むぐっ!もぐもぐもぐ…ゴクリ…うまい!調度いい焼き具合!」


口に入れられた肉が噛むほどに肉汁と混ざりあい尚且つ固過ぎず柔らか過ぎず最高の肉で僕はニタリとしてそう言う。


「悠真!私のも食べてくれ!」


今度はイリアルがそう言いながらユリーシャとは反対の椅子に座り僕に肉を差し出す。


「ほっとまって…(ちょっと待って…)」


口をモグモグさせながら僕は言う。


「悠真君は相変わらずモテモテだね?」


(ビクッ!)


後ろの方から寒気がし振り替えると般若のような顔をした花菜が立っていた。


「ひっ!」


僕は冷や汗をダラダラと滴しながら前を向く。


「花菜!お前も悠真にアーンさせに来たのか?」


「ふふふっ…そうですよ?お肉ばっかりじゃ悠真君の健康に悪いから…野菜もね?」


(顔…顔が全然笑ってない…完璧にキレてる顔だよ……)


「はははっ…そっ…そうだね?」


僕は苦笑いをしながら花菜を見る。


「さっ…悠真君…お野菜もたくさん食べなきゃね?アーン…」


もっさりと取られた野菜を花菜は不気味な笑顔で僕の口に押し込む。


(ムグッ)


「はいっ…はいっ…はいっ…」


「ほう…むぎ…(もう…無理…)」


次から次に口に入れられる野菜達に僕は涙しながら泡を吹き気絶した。


《悠真様…大丈夫です…それが悠真様を守ってくれます…》


夢の中で誰かがそう言った。

それが誰なのか…思い出せないけど…


目を開けると自分の部屋のベッドに僕は寝ていた。

何故か目からは涙が流れている。


「ゆ…め…」


僕はボソリとそう呟く。

右手に温かさを感じ見てみると花菜が僕の手を握り頬をベッドにつけてスースーと吐息をたてながら眠っていた。


「花菜…なんで?」


「悠真君…ごめんね…」


花菜は寝言でそう言いった。


その言葉で僕は花菜から野菜を詰め込まれ過ぎて気絶したのを思い出した。


「はぁ…あれで気絶って…恥ずかしすぎる…」


僕が上半身を起こし左手で顔を押さえ自分の恥ずかしさに悶えていると花菜がムクリと顔を上げボーッとした目で僕を見る。


「悠真…君…………あっ!ごめんね悠真君!!」


花菜は眠気眼で僕を見てハッと我にかえり慌てて頭を下げ謝ってきた。


「うーん…許さない…」


僕は花菜に仕返ししてやろうと思い拗ねたようにそう言って顔を背けた。


「そう…だよね…あんなことして謝るだけで許してはくれないよね……何をすれば許してくれる?」


花菜を見ると今にも泣き出しそうな目でシュンと顔を下に向けていた。


「ぷっ!冗談だよ?許す…許してるからね?」


僕はその姿を見て笑いながら花菜の頭にポンッと手を置きそう言った。


「えっ…?ほんと?本当に怒ってない?」


「怒るも何も元から怒ってないよ?」


「えっ?じゃあさっきの許さないは?」


「仕返し(笑)」


「もー!ビックリさせないでよー!!」


僕が笑いながらそう言うと花菜はポコポコと僕の頭を叩いた。


「最初にやったのは花菜でしょ?」


「それは…ごめんなさい…」


痛いところをつつかれ花菜の手が止まる。


「所で…あの時何であんなに機嫌が悪かったの?」


「えっ…うー…えーと…」


「ん?」


口ごもる花菜に僕は首を傾げる。


「………色々あるの!もう大丈夫そうだから私行くね!」


花菜は耳まで顔を赤くして早口でそう言うとそそくさと部屋を出ていった。


「ほんと…なんなんだ?」


《ゆうまってさ…》


アルンが呆れたようにそう言う。


「ん?何?アルン…」


《ほんと…鈍いよね?》


「ん?何が?どう言うこと?」


《それは自分で考えないと…》


「えっ?何?何なの?」


《……………》


「アルン?」


《……………》


「もー…何なんだよ…鈍いって…」


僕はそう言いながらモヤモヤする頭を抱え徐に窓を開け綺麗に光流れる天の川を見つめた。


この時を境に少しずつ本当に少しずつあいつらが行動を始めていっているなんてその時の僕は知るよしもない。

最後まで読んでいただきありがとうございます!

半年以上もお待たせしほんとに申し訳ないです…

二期始まりましたが少しずつゆっくりとしか書けないのでお待たせししてしまうと思いますが(てか…絶対待たせる(T_T))根気強く待っていて下されば幸いです…但し強制はしませんので!久々に開いたらあっ!最新話更新される!ぐらいでも構わないです。

これからもモテ僕続けていこうとは思っていますので良ければでいいのでよろしくお願いしますm(__)m

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