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番外編4

今年初!よろしくお願いします!

「あっ…悠真様、グランデル様とユリーシャ様がお探しになってましたよ?」


一階に降りた僕にそう話しかけてきたのはエルグだった。


「あー…さっき花菜にもそう言われてね…イリアルとユリーシャは何処に?」


「お二人はリビングにおられます!」


「そっか…わかった…エルグありがとう!」


「いえ!」


僕がお礼を言うとエルグは微笑みながらそう返事をし去っていった。



「イリアル、ユリーシャ、話ってなに?」


僕はリビングの扉を開けながらそう聞く。


「あっ…悠真様!」


「悠真探していたところだった!」


「おー…悠真、久しぶりだな!妻が世話になったな…ありがとう!」


「あぁー…悠真よ、この前は助けてくれてありがとうな!助かった…」


扉を開けた先にはユリーシャとイリアル、それに二人の両親がいた。


「えっ…王様とリークさん!?」


僕は二人の姿を見て驚きと混乱したようにそう言う。


「悠真…父と母が悠真に話があるそうでな…」


「それで悠真様を探していたのです!」


「えっ…僕にですか?一体なんの…ですか?」


僕は首を傾げながら二人にそう言う。


「うむ…悠真よ話と言うのはだな…」


王様が話を切り出した時


「悠真様ー!」


「うわっ!グード?もうお風呂入って温まって来たの?」


後ろからいきなり抱きついてきたグードに僕は驚いてそう言う。


「うん!あっ…なんかお客さんだったのですか?ごめんなさい…」


王様とリークを見てグードはパッと僕から離れ深々と頭を下げ謝った。


「おー…その子が話に聞いた、他の世界からの訪問者か?」


「小さいな…それにツルツル?顔あるのか?息は何処からしているんのだ?」


王様とリークはグードを見ながらそう話した。


「あぁ…お二人ともグードの事は聞いていたのですね?そうです、名前がなかったのでこの世界にいる間はグードと呼ぼうと皆で決めました…グード、このお二人はイリアルとユリーシャの両親で、アルデルン王国の王様とグランデル王国の元魔王様だよ?」


僕はグードを前に出しながらそう言った。


「こ…こんにちは…僕…グードって言います…しばらく悠真様たちのお世話になります…」


グードは頭を下げ二人にそう話した。


「うむ…私がアルデルン王国の王にして二人の父親だ!君にも是非会いたいと思っていた!」


「そして、我がグランデル王国元魔王にして二人の母親のリークだ!予想以上に小さな体つきなのだな?会えて嬉しく思うよ!」


二人はグードの自己紹介に答えるように椅子からスクリと立ち上がり微笑みを浮かべながらそう言った。


「アルデルン王国の王様とグランデル王国の元魔王様のリーク様ですね?お目にかかれて光栄です!一つ、王様にお聞きしたいことがあるのですがよろしいですか?」


二人の自己紹介を聞き終えたグードは申し訳なさそうに王様にそう言う。


「うむ…どうした?」


「王様には名前がないのですか?」


グードは僕が今まで気になっていた事を聞いた。


「あぁ…その事か…王とて名前はあるぞ?ただ、王になってから引退するまではその名前は使えないし呼ばれてはいけない、だから教えれないのだ…」


王様は申し訳なさそうにそう告げた。


「あぁ…すみません…」


「いや、謝る必要はないぞ?」


「所で、お話と言うのは?」


僕は脱線した話からもとの話に戻すようにそう言った。


「あぁ…すまない、悠真よ話と言うのは…君をグランデル王国とアルデルン王国の統括者として初の世界の王になって欲しいと考えておるのだが…」


「はい?」


王様の話に開いた口が塞がらず僕は間抜けな声でそう言う。


「悠真…君はランクルスから世界を守った、この世界の者たちはもう悠真を疑ってはいない…危害を加えられることもない…むしろ君はこの世界の者たちから救いの神だと崇められているくらいなのだ!グランデル王国では、君に会いたいと押し寄せる国民でいっぱいだ!」


「アルデルン王国でも、是非、君を!と押し寄せてどうにもできんくらいに君は活躍をした。そこで、兼ねてから計画していた事を実行するのに君の力が必要なのだ!」


「「十六夜 悠真よ!どうか、世界の王となり娘たちを支えて欲しい…魔族と人間が協力しあえる世界を作り上げて欲しい…」」


「へっ?えーーー!!!」


僕の声は屋敷に響くぐらい大きい声で響き渡った。

最後まで読んでくださりありがとうございます!

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