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032●夢の中の12人
ホワイティに着いたあ!ママも一緒だ。
島は緑に包まれ、潮風が心地よい。
ジン君の大学はコンパクトだと聞いていたけれど、
実際は島全体がキャンパスをかねているのね。
首都がイコール大学。不思議な仕組みだけど、彼は「便利だよ」と笑う。
学内や研究室も案内してくれた。窓が大きく、光が満ちている。
緑が多く、最新の設備が整っている。
なぜか懐かしい気がした。気のせいだよね。
眠っている時、夢を見た。
12人の女性が、わたしを囲んでハグしてくれる。
白い衣をまとい、声をかけてくる。
名前を呼ばれた気がする。
どこかで会ったような、遠い記憶の響き。
不思議な気持ちで目覚める。
ママはまだ眠っている。
潮風がカーテンを揺らし、陽光がやわらかく部屋に差し込む。
今日はジン君と島々をまわる。
クジラ、見えるかなあ。たのしみ~!




