表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/91

012●剛刃流(ごうじん-りゅう)

剛刃流。その剣は、力ではなく理に立つ。

「剛は力に非ず、理にあり」、それが流派の教えだ。

刀は重きもの。腕力で振り回せば、やがて疲弊し、刃筋は乱れる。

剛刃流は筋力に頼らない。

肩の力を抜き、刀を自然に落とす、落ちる理を使う。

重力を味方にし、刃をまっすぐに導く。

力を込めずとも、剣は落ちる。理が剛を生む。


また、剛刃流は流れを止めない。

一度動き始めた剣を、無理に止めることはしない。

止めれば隙が生まれる。

動きを活かし、受け流しから反撃へ。攻防は一体となる。

「止めず、流せば剛」という言葉どおり、剛刃流の剣は呼吸のように続く。

だが、戒めもある。外へ逃げる力についてである。

遠心力に頼れば、刃は外へ逸れ、力は空へ逃げる。

剛刃流は大きな円を描かない。

直線を重んじ、刃筋を乱さず、理の必然に従う。

ただし、流れを止めぬために必要な最小限の円は許す。

それも剛刃の理である。


重力と慣性、体幹と間合い。

自然の法則を味方にし、人の理を極める剣。

それを知るひとりが、新三郎である。


落刃らくじん:重力を活かした自然落下の一刀。

流刃りゅうじん:受け流しから反撃への移行、攻防一体。

返刃へんじん:慣性を止めず、直線的に返す。

天断てんだん:跳躍と落下の重力を剣に乗せる大技。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ