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【3万pv突破】東京アレルギー  作者: 晴後くもり


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かび

 かびが生えていた。

 いつも目にするところなのに、気がつかなかった。よくよくみると自生していた。


 洗剤を吹き付けて、古い歯ブラシで擦ってみるが、なかなか取れない。私はムキになって歯ブラシの角でがりがりやる。かびの方も、せっかく見つけた住処を、そう易々と明け渡してたまるかと言わんばかりに、びっちりしがみついて離れない。往生際の悪いかびである。


 私は歯ブラシを傍に置くと、次々と新兵器を投入した。


 研磨スポンジで磨いた。

 それでもかびは落ちません。


 たわしで擦った。

 それでもかびは落ちません。


 より強力な洗剤につけ置いた。

 それでもかびは落ちません。


 私は大きなかびをもう一度みてから、あーーーー、と低い声でため息をつき、項垂れた。

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