白湯
近頃、白湯に凝っている。凝るというほどのものではないが、毎朝欠かさず飲んでいる。なんとなく、身体にいいらしいということで始めた白湯生活だったが、以来調子が安定している気がする。
白湯というのは、(諸説あるが)水を熱して飲める程度に冷ましたものだ。普通は何も入れない。ブラックだ。いや、ホワイトか。
ここのところは同じものを飲み続けるのも芸がないので、新しい飲み方を開発しつつある。レモンを浮かべてみたり(イエローとでも言えようか)、あるいは味噌を溶かしてみたり(これをレッドとしよう。赤出汁なのである)、時には鶏ガラで出汁をとり、鶏白湯とすることもしばしば(色は、なんだろう)。
しかし、こういろいろと色に例えていると、ふと疑問が湧くのだ。色を分けることも、いまの時代、配慮が足りないのではないかと。言うなれば、白湯ボーダーレスを求められているのではないかと。
白湯のオススメの飲み方その1、ボーダーレスで。
その1などと唐突にアウトラインを敷いてしまった。その2は、白湯ロック。水である。一度温めた水をわざわざもう一度冷やす。角が取れてまろやかになった氷とは裏腹に、なかなかにロックな飲み方ではないだろうか。
それに飽きたら白湯ヒップホップだ。悪そうな白湯はみんな友達だ。白湯ソーダ割や白湯ツーシーム(ストレートと思いきや少し変化して芯を外す白湯)なんかが当てはまる。
と、ここまで適当なことを書き連ねてきたが、オススメの飲み方はあれど、結局のところ各々が好きなように飲めばいいのだ。白湯でもウイスキーでもコーヒーでも。
もし注文に悩んだら、ぜひ喫茶店で「コーヒー、ボーダーレスで」と注文していただきたい。きっと、新学期に髪染めてきたやつが「緑入れてん」と言った時ぐらい曖昧な色のコーヒーが出てくるはずだ。




