代休
平日の昼。穏やかで好き。
代休を使って、出かけることにしたのだ。
朝の時間は、パソコンに向かって、諸連絡事項をサクッとこなす。洗濯機を回し、少し大きめに音楽を流して、コーヒーメーカーで淹れた朝の一杯を飲みながら。
暖かな日の洗濯は好き。BGMに合わせて歌い、窓が開いていることも忘れる。12時前になって、急いで家を出る。あてもないお出かけに急ぐ必要はないのだが。
晴れているのに、少し暗い。熱は感じるのに光が弱い。仕事のことを考えてしまう。今も会社では、仕事が回っている背徳や、私がいなくても回るのだという事実が、視界を暗くしているのかもしれない。
会社なんて辞めて、のんびり外を歩けたら、世界はもっと明るいのかもしれない。だが、働かないと世界は色を失うということを私は知っている。わたしには無職だった期間がある。
などとスマートフォンで文章を打っている。私がいなくても…のあたりで気がついたのだが、視界の端に黒い縁がある。今朝のパソコンに向かった後、眼鏡を外していなかった。ブルーライト。そら暗いわ。




