体調管理
外気は身体の生理に大きく影響を与える。
やはり夏は活動的になり、冬は気が塞ぐから冬眠する。春は暁を覚えない。
選抜高校野球が始まった。夏の甲子園は猛暑など過酷な環境が問題視されているが、やはり夏はボルテージが上がる。眠眠な春ではだめなのだ。
わたしは胸のあたりが空しくなると、外側から温めるようにしている。銭湯、炬燵、酒である。外側から体調を管理するのだ。
これまでに食べたものでいまの身体が造られている、ということはよく意識する。親指の爪が燻んでいたら、2週間前の鯖焼きすぎてたなあとか、髪の静電気が気になると、ポカリと赤ワインを飲もうとか。根拠はない。
毛は植物に似ているとよく思う。陽当たりの良いところでは、まっすぐとよく伸びる。日陰でも栄養が集まるところには生える。鬱蒼と茂る。爪や歯は決まったところからしか生えない。不思議。
それでも末梢に位置するところには何かしら生えている。自己を拡大したいという表れなのかしら。爪は冬場硬く、夏は柔らかだ。冬は水分をあまり摂らないからか。
ともすれば水分量が体調や生理を左右しているのではないだろうか。最初に戻ると、銭湯、炬燵、酒はどれも水分を欲する行為だ。どうやら管理法は間違っていないらしいことを確認する。
流しの下に置いてある焼酎の瓶に手を伸ばしグラスに注ぐ。今朝実家から送られて来た梅干しを冷蔵庫から取り出す。




