表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【3万pv突破】東京アレルギー  作者: 晴後くもり


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

31/267

ロックと水割り


往年のロックがかかる店。わたしは焼酎の水割りを飲んでいた。


そもそも私はロックとは何かを知らない。本質とかいう以前に、どれがロックでどれがパンク、ソウル、ブルース。選択問題で出されてもわからないレベルだ。記述式への道は遠い。


それでも店や主人の雰囲気、お客さんの気さくさを見て、ロックもきっといいものなんだろうと思っている。


昔、トム・ウェイツに憧れて、ウイスキーを飲みながらピアノを弾きじゃくる男がいた。


一年ほど前にあった時には、「最近は缶ビール1本で満足して眠くなっちゃうんだよね」と言っていた。そもそもウイスキーはあまり好きではなかったらしい。彼はいま、通販会社で営業の仕事をしていて、一児の父だ。


そんな男のことを思い出しながら、また水割りのおかわりを頼む。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ