6/41
ユージンとの決闘
フィーロが十五歳になると、ユージンと龍騎士団の試験を受けにいく事になった。
ただ、その前にどっちが強いか決めようという話になった。
何となくである。
「フィーロお前、その技禁止な」
なんてヨーフから火砕撃を禁止されたのは、決闘の前日の夜だった。
「何で」
「お前の身体が持たねえからだ。骨と肉に負担がでかすぎる」
「でもこれじゃなきゃ、龍を殺せない」
「その前に戦えなくなったんじゃ、本末転倒だろ」
もっともすぎる。
「分かった。この技は封印する」
「おう」
そして、翌日の朝。
二人と戦いは、とてつもなく激しいモノになった。
そして。
「火砕撃!!」
「無拍子!!」
超火力と超加速のぶつかり合いで、フィーロとユージンは両方吹っ飛ぶ事になった。
ヨーフはあちゃあ、と額を叩いた。
「やっぱりこうなったか」
入団試験の一週間前にしといてよかったな、と思うヨーフであった。
ちなみにプロット段階では、技を封印されたフィーロはユージンに敗北するはずだったんですが、何かこんな事になりました。
特に後悔はしてません。




