プロローグ【始動】
はじめまして、竹野竹輪です。
凶悪犯罪者という人たちのことを、ふわふわと考えていたら思いついた、
書くほうも読むほうも暇つぶし小説です。
ちょっとした空き時間に読んでいただけたら嬉しいです。
ぴちゃん。
水が落ちる音。でもこれは、水ではない。
ぴちゃん。
水よりも、少しどろりとした・・・・・・。
ぴちゃん。
錆びのような臭いの・・・赤黒い・・・・・・水。
ぴちゃん。
これは・・・・・・僕のものなのか・・・・・・?
ぴちゃん。
僕は、今、どうしてここにいる・・・?
何故、赤いものを見て、赤いものに染まり、赤いものの上に座っているのだ・・・?
がしゃん。
扉のようなものが開いたかと思うと、逆光になり見えないが、人が入ってきた。
「・・・・・・あら、お目覚めかな?」
女の声がした。大人っぽくも子供らしさが残っているような、声。聞いたことがない、声。
「誰だ・・・!?そこにいるのは・・・?」
うまく舌が動かない。相手に伝わったのかさえもわからない。
「あ~ら、そんな顔しないで~。ね?」
軽快に話す女に、苛立ちを覚える。だんだん女の顔が見えてきた。
「ここは・・・・・・どこだ・・・・・・?」
今度は落ち着いて、ゆっくり伝わるように話す。女が少し嗤ったのが、見えた気がした。
「ここ?ここはね・・・・・・」
「凶悪犯罪者になる人が、必ず来る部屋、だよ!」
読んでいただいてありがとうございます・・・!
よろしければ次話も見ていってください。
感想、アドバイス、駄目出しお待ちしております。




