第13話
「セレーナ、僕はセレーナと結婚する!」
シアン王子はしつこいことにずっと夜まで粘ってきた。
「ですから結婚しないと……」
「シアン様!私と結婚してください!」
レミは相変わらず求婚しているし、2人とも帰ってくれない。
「黙れ!お前の顔など二度と見たくないと言っただろ!」
「そんな!?」
レミは少しこたえたのか、がっかりした顔でやっと帰っていった。
「ふん!これで邪魔ものはそこの執事だけだ!セレーナ!結婚してくれ!」
「嫌です!!今日はおかえりください!」
「………泊まる!」
結局客間に泊まられた。王子が帰ってくれない中レミはあることを考えていた。
「あの女さえ、いなければ………」
☆☆☆☆☆
次の日も王子は求婚してくる。断っても断っても食らいついてくる。そろそろ、我慢の限界だった。
「王子、帰ってください!」
「いやだ!君と結婚するんだ!!」
「だだっこですか!」
「いやだいやだ!おい!執事!僕と決闘しろ!それで勝った方がセレーナを得られる!それでいいだろ!?」
「何を勝手な……」
「わかりました!受けます!」
レオも何故か受ける方向性に返事していた。そして2人の決闘がはじまる。木刀を使って相手の木刀を落としたほうが勝ちらしい。
「無理よ!レオ!諦めて!」
「大丈夫です。あの時のように、ぼくを信じてください!」
そして決闘がはじまった。もちろんリードしていたのは王子である。王子として国最高の教育を受けているから当たり前である。これは負け試合だ。そう思いながらもレオを信じるしかなかった。木刀を何度も落としかけるレオ。そして王子がレオに木刀を叩き付ける。
「いっ!」
「レオ!?」
「たぁ!!」
奇跡が起きた。その瞬間嘘だと思ったぐらいだった。レオは勝ったのだ。
「何故、何故だ!!」
「ぼくがお嬢様を、愛しているからです!!」
「そんなバカな!精神論で勝てるはずない!インチキだ!」
「おかえりください!」
「くっ!覚えておけよ!!」
そう言って王子はようやく帰っていった。
「レオ、打撲したところ見せて。」
「大丈夫ですよ。これぐらい……いたた……」
セレーナはレオの傷の手当をした。
「ありがとう。レオのおかげだわ。」
「いえ。……お嬢様、ぼくはっ」
「?」
そこに勢いよく現れたのはレミだった。
「あんたのせいよ!死ね!!」
レミはセレーナを剣で切りつけた。
「お嬢様!?」
直ぐに女は取り押さえられ剣は取られたがセレーナは傷をおってしまった。
お久しぶりです。色々と多忙のためおやすみしていました。すみません。そして、まだ忙しいので、これからもおやすみさせていただきます。申し訳ありません。ご了承ください。




