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エレクトリック・ファイターズ  作者: くろくまくん


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「エアコン2027年問題」についての正しい知識

 こんにちは、エレクトリック・ファイターのくろくまです。自分で言うなという感じですが。


 今回、完結をしたエレクトリック・ファイターズの追加投稿をした理由は、活動報告にも書いたのですが、エアコンを買いに来られるお客さんの中に、少なからず間違った認識をしている人がいる、それもかなりの割合でいることを、危ういなと感じたこともあります。


 僕一人が声をあげたところで、何が大きく変わるわけではないとはわかっています。ただ、発信するとしないとで、少しでも変わるのであればと思い、短い内容ではありますが筆を取りました。


 まず初めに、これを書く理由は決して個人の利益や、商社の利益のためではありません。むしろ一時的にはそれを損なってしまう場合もある事柄なので、じゃあ書くなという感じですが、僕の性格上書かずにはいられないので書きます。


 「エアコン2027年問題」という言葉を少し前から、今年は頻繁に聞くようになったかもしれません。先に経済産業省の資源エネルギー庁があげている記事のリンクを貼っておきます。


 なぜ貼るかというと、メディアや動画や噂などで聞く内容とは少し違うからです。


 正しい知識を得て、そのうえで判断をしたほうが良いと思うので。


『27年4月からエアコンの新たな省エネ基準がスタート!エアコンについて知っておくべきポイントは?』経済産業省資源エネルギー庁

↓↓↓

https://www.enecho.meti.go.jp/about/special/johoteikyo/air_conditioner_2026.html


 リンクを読んでいただくとだいたいわかってきたかもしれませんが、ざくっと簡単に説明をしますと


 ◯2027年の4月からはメーカーから発売されるエアコンは省エネ基準をクリアしたものだけになる


 ◯全てのエアコンが高くなるわけではない


 ◯今買っておかないと損になる、今買うと得だというのは半分ホントで半分嘘


 難しい話をややこしくしても仕方ないので、上の三つのポイントについて、なるべく簡単な言葉で解説をします。


「えっ! 今販売されてるエアコンって、省エネじゃないやつもあるの? 古いエアコンよりはいいんじゃないの?」


 そうなりますよね。このあたりも誤解を生む原因になっており、その誤解を利用してあくどい店員や家電量販店は売り上げを増やそうとしています。


 まっとうな説明ができる店員さんは、僕がここに書いている内容も熟知じゅくちしていると思います。


 順番に説明すると、今の段階で販売されているエアコンの半分以上の機種は省エネではありません。


「なんか性能悪いやつを置いとんのか!!」


 決して悪いというわけじゃないけど、省エネ基準値はクリアしてない、ってことですね。プライスにも必ず表記されている(義務化されています)省エネ基準値マークがパーセンテージで書いていて100%を超えていれば緑色のマーク、100%未満であればオレンジ色のマークになっています。


 詳しく言うと、省エネ基準値は過去に何回か変更されています。厳しくなっているということですね。


 これはね、意地悪をしてるんじゃなくて、エネルギーは無限ではない。だから国も、メーカーに向けて


「なるべくエネルギーを節約できるいい商品を作ってえな、頼むわほんま、そうせな電気足りなくなってえらいこっちゃになってまうねんや〜、やから頼むわ、お願いやで〜」


 ざっくり言うとこういうことです。


 なのでこの取り組みがダメなことなのかと言うと、良いことなんですよね。なんやねん物価高騰で大変なのに、更にエアコンまでアホみたいに値上げしてどうかしてるぜ!!


 と、思ってしまうのも仕方ないですが、この取り組みが頭おかしいことではないということをまず認識してください。



 次に◯の2つ目の、全てのエアコンが高くなるわけではない。


 省エネではない価格の安いエアコンが無くなったら高くなるんじゃないの? たっかいエアコンばかりになって、買いたくても買えなくなるんじゃないの??


 ごもっとも。でも、安心してください。アホみたいなやからがエアコンは2倍〜3倍になるぞと騒いでいますが、そんな無茶苦茶なことはありません。


 現存の省エネ機種が少し値上がりすることはあっても、無茶苦茶な値上げはありません。むしろ、来年の4月以降に発売されるエアコンは全て省エネ基準クリアの商品になるので、エアコンを使うユーザーからしたら、性能良くなるし、電気代も安くなるし、いいことしかないんですよね。


 ただ、商品の値段の平均値が上がるのは多少上がります。でもそれはきっと一時的であって、メーカーも頑張って性能の良いエアコンをなるべく低価格で提供できるように尽力しています。


 ということもあり、◯の3つ目の今買っておかないと…の項目が半分ホントで半分ウソというのもわかっていただけましたでしょうか。


 低価格のエアコンが買えるのは今しかないかもしれない。ただ、その低価格のエアコンは性能は良くない。


 ここで悪の家電量販店やら販売員やらがとても良くないことをします。


「そんなにしょっちゅう使う部屋じゃないとこのエアコンやから、今出てる安いのを買いたいんよ」


 そういう需要に応えるのはいいと思います。低価格のエアコンが性能は決して良くはないことも説明して販売をすれば。


 ただ、リビングで使ってるエアコンの買い替えの場合、現存の機種は良い性能のエアコンを使っている方が多いです。もちろん全てではないですが。


 普通であれば、その需要に合った商品をすすめるのが当然なのですが。高いから安いのをくれ、という言葉をそのまま鵜呑みにして、じゃあ安いのはこれでっせ、と性能が今よりも落ちてしまうものを販売する。


 これは悪の店員ですね。お客さんが今使っているものが、どの程度の性能かを、きちんと把握し、予算が合わず今より性能が落ちてしまう場合はきちんとした説明がいります。


 それをしない劣悪な店員に当たってしまうと、その商品を買ったお客さんはそれから十年以上、苦しむことになり、ストレスを感じることになります。


 結局何が言いたいかといいますと、エアコン27年問題の煽りを受けて、潰れてもいないエアコンを無理して買い替える必要はありません。


 もし、購入をするとしても、よく検討をしたうえで買ってください。


 損得や値段だけで判断しないでください。


 僕が日頃接客をしている時は、必ずそれを話します。


 むしろ今買わないでもいい状況なら、買わないで、来たるべき日のために貯金でもしといたほうがいいですよ、と提案します。


 一時的な実績や売り上げはそのせいで落ちるかもしれません。


 僕自身の雇用がその売り上げ低下のために無くなってしまうかもしれません。


 でも、それでも僕はこれからもそれを貫いていきますし、少しでも正しい知識を持った人が増えることを願っています。


「なんで、そんな得にもならないことするの??」




 それは僕が、地球の平和を守るために戦う、


 エレクトリック・ファイターだからです。

 



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― 新着の感想 ―
>◯2027年の4月からはメーカーから発売されるエアコンは省エネ基準をクリアしたものだけになる ↑この記述、ご紹介されてるソース(経産省解説ページ)によると、以下の通り「メーカー毎の単年度全体」と読…
エレクトリック・ファイターだからです。 ↑ラストの一文がすごく素敵でした……! 私はただのリーマンですが、私もこういう風に矜持を持って働きたいと思いました。 エアコン2027問題、よく理解できました。…
 現場からの分かりやすい解説をありがとうございます。エアコンが壊れていないのなら焦って買い替える必要はないのですね。  本来、エアコン27年問題は消費者がどうにかすべき問題というよりもメーカーの問題と…
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