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せっかく転生したのに日本でスキルが通販スキルなのはさすがにひどくないですか?  作者: 色蓮
2章

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修羅場

 その後、色々と仕事を進めつつ日曜日の予定を空けるつもりだったのだが…。

妹に呼び出しを食らったと思ったらそこには小町先輩とサヤ先輩が…。



嫌な予感がするやつ!と思ったら案の定であった。

「小町ともデートの約束してるんですって?」

とサヤ先輩から圧がかかる。

「いや、誰とも付き合ってる訳ではないからそこは別に…」

と正論をぶつけてみるも…。



「それに関して怒ってる訳じゃないのよ」

どうやらそこが理由で呼び出された訳ではなかったようだ。

「これで、もし先輩と付き合われたら私のデートがダメだったみたいじゃないですか!」

ああ、そこ!?



「比べられるのが嫌だから一緒に行くわよ」

「2人きりにこだわるよりもそっちのがマシ」

という言い分を受けて今週末は2人とデートいく事になった。



「ちなみ、師匠とのデートは私がついていくから」

とアヤネから耳打ちされた。

「そういう事か…まぁ2人きりより気が楽だから…まぁいいさ」

正直童貞には荷が重いと思っていたので少し感謝していた。



「ってかなんで気付いたんだよ」

「昨日の兄さんの様子と合わせて師匠から相談受けたから」

「ああ、それで…でもなんで先輩たちの方も?」

「そっちはご丁寧に2人とも私にお伺いがあったのよ」

と渋い顔していた。



「言われなかったら妨害するのに…さすがになぁ…」

となにやらブツブツとつぶやいていたが俺に聞き取れる音量ではなかった。



その後、2人と待ち合わせ場所と時間などの話をして解散となった。

「ちなみに再来週は私と師匠とデートだからね」

「ああ、わかったよ…身体動かす系はやめろよ情けなくなるから」

「ちっ…」

「お前!マウント取ろうとしてたな!」

と頭を握りワシャワシャする。

振りほどこうと思えば振りほどけるはずだが、笑っていた。



先に釘を刺しておいてよかった。



そして週末のデート当日…それなりに多忙にしている中で土日を開ける事がかなり大変だったのだが…。

頼んでいた設計についてはまだ確認するだけだったのでそれほど立て込んではおらず他の雑務も平日の部活に参加しない事で事なきを得ていた。



「人生初デートなんだが…」

完全にマネキンの服をそのまま購入したようなコーディネートなのだが…。

前世とは違い顔が出来ているせいで様になっているのが嬉しいような悔しいような…。

前世のモテなさっぷりを悲観しつつもとりあえず待ち合わせ場所に向かう。



待ち合わせ場所には早めに到着した。

15分前行動は基本だよな…と思っていたのだが…。

すでに2人とも到着していた。



遊ぶとなると地元では手狭な為、名古屋駅で待ち合わせしたのだが…。

金時計前にはすでに2人が待っていた。

「早くないっすか…」

と声をかける。



「そこはごめんごめんの流れでは?」

とサヤ先輩からツッコまれたが…。

「いやいや遅れてはないですし…」

「女心がわかってないなぁ」

と小町先輩からもダメだしを受ける。



「その手の流れはすでに古いでしょう、まぁ待たせたお詫びはこれで勘弁してくださいな」

と言って2人に飴玉を渡す。



2人は、渋々と言った感じで飴玉を手に取る。

「えっつめた」

「なんで?」

「暑いのわかってたんで保冷バッグに入れて冷やしてきました。熱中症予防も兼ねて」



「変な所気遣いが出来ているというか…」

といいながら口に含む。

「うまっ!?」

「なにこれめっちゃ美味しい!?」

「手作りなんで、気に入ってもらえてよかったです」



「まさか変な物を…ってそんな事しないか」

「しませんよ、砂糖はあんまり使ってないのでシャーベットみたいな感じでしょ?」

「そうね、飴っていうよりアイスって感じ」

という訳で有耶無耶にした後に、デートが開始された。



「まずは…ちょっと気になってたのよね」

「次の場所は2人とも一致していたわ」

ということで連れて行かれたのはスポーツなどを楽しむ事が出来る施設だった。



「ラ◯ワンですか…」

「あなたの運動神経が見たくてね」

「確かめたいじゃない?」



いつも軽く流しているので本気運動するのはアヤネと併せる時位である。

「まぁいいですけど~」

という訳で色々と運動を楽しむ事に…。

卓球から始まりテニス、バスケなど色々と楽しんだ訳だが…。



「勉強だけじゃなくてこっちもマルチなのね…」

「そうでもないと思いますけどっていうのは嫌味になりそうですね」

それなりに運動神経は良い身体なのは自覚していたが、ピッチングもそれなりに出来るだろうと思っていたが普通に100km出た時はかなり驚いた。



「これ見せたら他の部活からもスカウトされそうね」

「やめてくださいよ」

「しないわよ、そんな勿体ないこと」

この辺りは利害が一致しているので安心である。



かなり運動したのだが…これが若さか…一向に体力は尽きなかった。

「とりあえず運動はなんでも出来るのね」

「アヤネがいなければ天才で押し通せた気がする…」

「あいつには勝てませんから」



運動に関してはアヤネは道具を使った競技はからっきしなのでマルチでと言われると俺の方が上かもしれないと少し思ったが…まぁこっち方面で頑張るつもりはないので目立たなくていい。



「さて、そろそろカラオケいくわよ」

といってカラオケに移動した。

高校生の定番デートスポットといってもいいのでこれについては予習済みである。



流行りの曲を含め、長年愛されているようなカラオケの定番曲…調べた時に前世に流行っていた曲だった時は少しうれしくもなった。

「完璧すぎて可愛げがない」

「そこは音痴であってほしかったかも」



そんな事を言われてもだな…。

「とりあえず技能系は完璧な事だけわかったわ」

「ほんとすごいわね…」

と関心され…。



「後はセンスね」

と言われ一番困る難題を出される事になった。

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