大晦日とお正月
やっと投稿できました。
2021年12月31日。
朝一で無料ガチャを回す。
ーーガチャガチャーーコロンッ
『比奈様!おめでとうございます!ユニークスキル出ましたよ!』
ユニークスキル「記憶改竄」
対象の記憶を書き替えることができる。
「あーちゃん。ユニークスキル出過ぎじゃない?レア感なくなってきてるんだけど」
『これも比奈様の日頃の行いと運が大変よろしいからでしょう』
「はは。そうかな?記憶改竄って・・ちょっと物騒だよね」
この日は寒かったから出掛けないで、一日中こたつの住人になっていた。みかんうまうまー。
そんな私を弟はため息をつきながら見ていた。
「姉ちゃん。一日そこから動いてないぞ」
「だってー。実家だもん。最高だよね」
ボソボソ何か言っている・・
「ま、こんな感じじゃ彼氏出来ないだろうし、いない方がいい・・姉ちゃん可愛いもんなぁ。でもこれじゃあ出来ないよな。本人も作る気なさそうだから一先ず安心か。オレ彼氏とか連れてこられたら、父さんと一緒に嫌がらせしまくるだろうな。あー絶対嫌だ!許せん」
弟よー。私には全部聞こえちゃうんだよ。やっぱりシスコンなんだね。今までもボソボソ何言ってるんだろう?なんて思ってたけど、こんなこと言ってたなんて知らなかったよ。しかし、ボソボソいう人多いなー・・。
2022年1月1日。
明けましておめでとうLINEがいっぱい届いていた。風間さん、佐野くんからもきていた。佐野くんとも別れ際、連絡交換したのでした。全部に返事を返しておいた。
「あ。佐野くんから初詣行こうって来てる・・初詣行こうかなー返事しなきゃ・・」
その前に無料ガチャを
ーーーガチャガチャーーコロンッ
アイテムSR「うさぎのぬいぐるみ(お正月)」
「以前出たことがある、ぬいぐるみのお正月バージョンだ。可愛い。実家の部屋に置いとこ☆」
がやがやーー
うん?玄関が騒がしい。こっそり覗いてみると・・
なんと!あの弟に一緒に初詣に行く相手が居たのだ!!
「明けましておめでとうございます☆翔くん迎えにきたよ!初詣行こ☆」
「な!なんでおまえ来てんだよ!!約束なんかしてないだろ」
私は部屋から顔を出し
「プププ。翔太も隅に置けないね。いってらっしゃーい」
「姉ちゃん!こいつはそんなんじゃねーから!!」
お相手はくるくるツインテールの可愛い女の子だった。
「お姉さん!私、秋華って言います。よろしくお願いしますね」
「うんうん。翔太をよろしくね♪」
「やった!お姉さんに認めてもらっちゃった」
「うわーーーーー!!!姉ちゃん!何言ってんの!?」
信じられないという顔をしながら、翔太は秋華ちゃんに引っ張られて出掛けていった。
「うんうん。翔太もそういうお年頃なん・・・・だ?」
鑑定
佐々木 秋華 17歳 独身
レベル0
職業:高校生
スキル:なし
翔太のストーカー。粘着。ヤバい腹黒。
あれ・・?ストーカー!!!?
「うっ嘘。翔太、本気で嫌がってたんだ・・助けなきゃ!」
急いでリボンロングブーツを履き
「透明化!」「転移!選択:翔太!」
ーーゆらりーー景色が変わる
目の前に翔太と秋華が居た!人気がない路地裏に連れ込まれていた。
「お前!本当止めてくれ!何度も断ってるだろ」
「いやん。翔くんってば、照れちゃって可愛い☆私、翔くんになら何されてもいいよ。秋華をもらって?」
絶対離さないと翔太にしがみついていた。その目はヤバい!まさにギラギラした肉食獣・・。可愛い顔だから余計に怖い。
「翔くん!翔くん!愛してる!!ぜっーーーーたい離れないから!」
「うわーー!怖いよお前!!!」
「記憶改竄!佐々木秋華!選択:翔太への執着 変更:翔太に無関心!」
すると、秋華の身体が光に包まれて、ぺしゃんとその場に座りこんだ。
しばらくすると・・
「あれ?私なんでここに居るんだっけ??」
そう言いながら立ち上がって、翔太の横を通りすぎて去っていった。
翔太は呆然としながら去っていく秋華を見送った。
「ねーちゃん・・?姉ちゃんだろ??さっき声が聞こえたぞ!」
うっバレてる。「透明化!解除」
突然姿を現した私に
「うわっ。どうなってんだ!?てか、やっぱりな!今の何なんだ?」
「うーん。色々あってね・・何て言ったらいいのか・・」
困った。話せば長くなるし、怖がられるかも?
「・・あー。困らすなら言わなくていい!聞かないから・・・・・・」
「姉ちゃん・・オレ」
思い詰めたような青い顔の翔太。辛かったんだね。
「翔太。気づいてあげられなくてごめんね」
ぎゅっと抱きしめた。
「姉ちゃん・・ありがとう・・」
翔太は大人しく抱きしめられたままでいた。肩が震えていた。
「誰も気づいてくれなくて・・信じてくれなくて・・あいつ何言っても話にならなくて・・ずっと怖かった・・」
もう1年近くも付きまとわれていたらしい。
私も鑑定がなかったら、全然気づいてなかったし、信じてあげることもできなかった。ごめんね、翔太。
「翔太!折角だしお姉ちゃんと初詣行こうか!」
「・・っ。し・・仕方ねーから行ってやるよ!」
「うんうん。そうこなくっちゃ!」
2人で並んで歩くのも久しぶりだな。
「なんだか子供の頃に戻ったみたいだね。昔は手を繋いで初詣に行ってたよね」
そう言ってる私に、翔太が手を繋いできた。
「こういうのも。いいもんだな!たまにはな!!」
にかっと笑う翔太が小さい頃の姿と重なっていた。
「翔太!何でも頼ってよね。きちんと話聞くからさ。私はたった1人のお姉ちゃんなんだからね」
翔太は、びっくりした顔をした後、すごくすっきりした顔になって微笑んでいた。2人で屋台を回って、おみくじもして楽しく帰宅した。
「・・あ。佐野くんのこと忘れてた」
急いで連絡をとって、2度目の初詣に行くのだった。ははっ。
2022年1月2日。
今日も朝から無料ガチャ。
ガチャガチャーーコロンッ
アイテムSR「うさぎのぬいぐるみ(ミニ)×100」
全12色のカラフルミニうさぎ。譲渡可。
持ち主の半径10mモンスターが入ってこれない。
悪意ある人も近寄れなくなる。
譲渡した相手を惹き付けて離れない。
『ポケットにいれるも良し!キーホルダーにするも良し!お守りに最適の逸品です。比奈様のご親戚が集まられるのでしたら、お配りしてはどうでしょう。喜ばれること間違いなしでございます』
「そうだね。可愛いから叔母さんや、従姉あたりは欲しがりそう。100こも持ってても仕方ないから、ちっちゃんとか円香とか、奥さんとかにもあげよっと。効果は・・モンスターいないから意味ないけど、悪意ある人が近寄れないってお守りになるね!すごい。これつけてたら、新庄くんも寄ってないかも!」
何気に同じ大学の新庄くんが出てくる。苦手なのだ。絶対私に悪意持ってそうなんだよね。何も思い当たらないんだけど、何かしたのかな?
思いついた私は、転移を使って地元の知り合いに新年の挨拶も兼ねて配り回っておいた。なぜか、ちっちゃんと円香の家族・・おじさんやお兄さんまで欲しがったのにはびっくりした。家族分配っておいた。
とぼとぼ歩いて帰っていると、玄関先で佐野くんとばったり。
「あ。佐野くん昨日はありがとう」
初詣に行って、帰りにご飯をご馳走してもらっていたのだ。どうしても出すと退いてくれなかったのだ。
「お、おう。また誘う!」
「う、うん」
「比奈。出掛けてた?」
「うん、ちっちゃんと円香に会ってた」
「そっか。あのさーそれ何?」
手に束で持っていたミニうさぎを目を輝かせて見ていた。
「あ。お守り配ってたの。佐野くんもいる?」
「え。いいのか?」
「うん。もちろん!何色にするー?」
「それじゃ、水色で」
「はい!どうぞ」
手渡すと佐野くんはとても嬉しそうにしていた。人を惹き付ける効果すごいなー。
「いつも持って大切にする!」
佐野くんが効果以外の別の意味で喜んでいることを比奈は分かっていなかった。
玄関先で佐野くんと話続けていると、親戚がやってきた。叔母さんが
「あらあら。比奈ちゃん。新年から彼氏とラブラブね☆羨ましいわーー」
従姉たちまで
「「比奈ちゃん!やるー♪」」
佐野くんは顔を赤くして照れながら、否定することなく新年の挨拶をして家に帰っていった。
そして、やはりうさぎのぬいぐるみ(ミニ)は人気で・・酔っぱらってくだを巻いていた叔父さんや父、弟までが欲しがった。びっくりだ。
2022年1月3日
今日も朝はのんびり起床。そして日課。
ーーガチャガチャーーコロンッ
スキルN「ヒール」
「ヒール」2つを自動合成します。
スキルR「ハイヒール」
を取得しました。
「おおー。合成されるんだ」
折角、実家の机にもミニチュアダンジョンが出現してるので、久しぶりに朝っぱらからプチプチをしよう!
プチプチプチプチプチプチプチプチプチプチプチプチーープチプチプチプチプチプチプチプチープチプチプチプチプチプチプチプチプチプチプチプチプチプチプチプチプチプチプチプチー・・
「比奈ちゃーん。起きてる?そろそろ下りてきてご飯食べなさい」
「はーーい。今行くー」
レベルアップしました。
レベルアップ。ガチャポイント+523,600
レベル4536→5012
342,020,756ゴールド
魔石(超大)5,236こ
金銀財宝、武器、防具、アイテムたち
「うわぁ。レベルが5000超えた・・」
今回の比奈さんの幸運
☆ユニークスキル「記憶改竄」
☆アイテムSR「うさぎのぬいぐるみ(お正月)」
☆アイテムSR「うさぎのぬいぐるみ(ミニ)×100」
☆スキルR「ハイヒール」
☆ダンジョン朝の分
★撃退
弟のストーカー
殺
無限プチプチ大量虐殺(朝)




