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32話 細川政元の上洛  3

ハイペリアン乗組員

坂本リョウマ    日系アジア人 28歳 男性 中佐 戦略参謀 

西たかお     日系アジア人 28歳 男性 中佐 内政参謀 内政担当

大久保トシオ    日系アジア人 28歳 男性 中佐 外務参謀 外交担当

勝りん太郎     日系アジア人 25歳 男性 少佐 海軍参謀 

乾乾(いぬい)タイスケ 日系アジア人 25歳 男性 少佐 陸軍参謀

福沢ゆー吉     日系アジア人 25歳 男性 少佐 財務参謀  財政全般

ヘレン ダルク   フランス人  25歳 女性 少佐 医療参謀  医療技術

服部ハンゾウ    日系アジア人 25歳 男性 少佐 警察参謀  情報捜査

杉原 ねね     日系アジア人 20歳 女性 少佐 教育参謀 教育全般


朝廷 第103代後土御門天皇

   勝仁親王   第104代天皇の後柏原天皇

足利幕府  第10代征夷大将軍 足利義稙あしかがよしたね


細川氏宗家(京兆家)12代当主 細川 政元 室町幕府228代管領 

               摂津国・丹波国・土佐国・讃岐国守護

重臣

三好みよし 之長ゆきなが  三好氏が畿内に進出するきっかけを作り出した名将

薬師寺やくしじ 長忠ながただ摂津守護代

香西こうざい 元長もとなが 山城国守護代


 朝廷側


 細川政元の上洛前日の話


 京の御所の会議室では、

 後土御門天皇を中心に会議が行われていた。


 参加者は

 蝦夷国側から

 国王の橘幸太郎、

 陸軍参謀の(いぬい)タイスケ少佐

 外務参謀の大久保トシオ中佐。


 朝廷側から

 勝仁親王、

 側近

 持明院じみょういん 基規もとのり

 勧修寺かじゅうじ 政顕まさあき

 甘露寺かんろじ 元長もとなが

 冷泉れいぜい 為広ためひろ

 中山なかやま 宣親のぶちか


 足利幕府側から、

 将軍 足利義稙あしかがよしたね


 同盟国から、

 出羽国大名の安東忠季、

 越前国大名の朝倉貞景、

 越中守護の畠山 尚順、

 肥前国大名の有馬尚鑑、

 越後国大名の長尾能景、以上のメンバーであった。


 幸太郎

「お忙しいところ、お集まり頂きありがとうございます。


 今回は、管領細川氏の上洛に対して朝廷直轄軍である

 近衛軍1000人の力を見て頂きたく思います。


 戦いについて陸軍参謀の(いぬい)タイスケ少佐から

 ご説明させます。」


 乾タイスケ少佐

「乾です、僭越ながら今回の戦略を、ご説明致します。


 今回の戦いは今後の戦いの仕方が変わる一戦になると思います。


 まず装備のほうですがの鉄砲隊900人にエンフィールド銃を装備、

 工兵100人には多目的ミサイルFGM-148 ジャベリンを、

 25器を配備しました。


 エンフィールド銃は、蝦夷国の標準武装装備の銃で

 有効射程: 900 m 一分間に4発発射できます。

 この鉄砲隊は縦3列の陣構えになりますので、順番に交代で発泡する事で

 1分間12発になり、連射に近い感じになります。


 またジャベリンは、有効射程2500m,

 所要時間:発射準備30秒以下、再装填20秒以下で

 大きな矢のような物で、敵軍の攻城兵器を

 ピンポイントで破壊できる兵器です。



 挿絵(By みてみん)


 

 ジャベリンについては、オーバースペックの武器ではあるが、

 最重要防衛拠点の京の防衛力を、全国に知らしめるため、

 ハイペリオンで製造し配備を決定したのだった。



 細川軍は、京の城壁を見て攻城兵器を持ってきますが、

 ジャベリンで破壊いたします。その威力を見れば戦いにはならないと

 思いますが、念の為、鉄砲隊を待機させて不測の事態に

 備えます。


 次に細川軍退却後の政局の話を大久保中佐より話してもらいます。」



   余談だが、 

 2022年ロシアのウクライナ侵攻において、

 ウクライナ軍のジャベリンはロシア陸軍の戦車・装甲車等の

 戦闘車両に対して効果を発揮したことから、ウクライナでは

 ロシアへの抵抗の象徴として「聖ジャベリン」とも呼ばれた。


 ただ、この侵攻が、第三次、第四次世界対戦の引き金になり、

 地球滅亡に至るのである。



 大久保トシオ中佐

「はい、外務参謀の大久保です。


 諸侯の皆様には 立会人として細川軍の退却後、速やかに、

 朝議に参加して頂きます。


 そして、室町幕府の大政奉還を、足利義稙様より上奏して、

 帝が勅許して頂く事になっております。


 その際に帝の譲位と勝仁親王の践祚せんそを行います。


 その後は、新政府の役職を日本全土に宣旨として発表します。


 同時に、諸外国へ、蝦夷国の流通網で新政府の設立を発表する手配です。


 以上ですが、なにかご質問はございますか?」


 皆、熱気を帯びた目で帝を見ているだけであった。


 では、これで会議は終了じゃな。


 と持明院 基規が言って閉幕した。


 翌日、予測通り細川軍が京に到着し、東西南北の門の2000m手前に、

 それぞれ布陣したのであった。


 その報が入ると、昨日のメンバーが会議室に集まった。


 御所会議室には、蝦夷國製の大型モニターが4台並んでいた。


 乾タイスケ少佐

「細川軍総数四万人と思われます。

 北門に播磨国の大名赤松軍5000、東西の門に大内軍各5000,

 北門には主力の細川軍20000が待機しております。」

 と話すと、

 会議室にいた誰もが、口々に、凄い人数じゃな!と

 不安そうな声を出していた。


 幸太郎

「さすが、天下に権勢を誇る細川政元ですね。

 この短期間でこれほどの軍勢を集めるとは、たいしたもんだ。

 ただ、戦争は科学技術の差ですよ!」

 と自慢げに話した。


 なるべく死者を出さない様にするのが難しいかな?と

 小声で言うと。


 乾タイスケ少佐

「直轄軍には、みっちり訓練をさせているので、大丈夫だと

 思いますよ!

 また、各隊の指揮官は蝦夷國軍から派遣しており、

 この戦いは有能な兵を、指揮官候補に抜擢する狙いも兼ねて

 おります。」


 幸太郎

「それは、先が楽しみだね。

 それと海軍参謀の勝少佐に連絡して、

 大内家の博多港の破壊を頼んでね。

 日明貿易で儲けている大内氏の財力は馬鹿にならないから、

 この機会に財政を破綻させよう。」

 と悪意満ちた笑いをするのであった。


 ついでに、毛利元就に資金援助するのも悪く無いかな。

 それと、土佐の長曾我部氏と毛利の縁を取り持つのも

 悪くない?と幸太郎は、思いにふっけていた。


 乾タイスケ少佐

「総司令、そろそろ作戦を開始しますね。」


 幸太郎

「うむ、頼むよ。

 極力人命を奪わぬように、

 鉄砲隊は威嚇中心に弾幕を張るようにね。」


 乾タイスケ少佐は無線で各部隊へ作戦開始の

 連絡をした。


 北、東、西の門の城壁の上に、各5台のジャベリンを

 装備した工兵部隊が待機し

 その後方に鉄砲隊各100人を布陣した。


 南門には10台のジャベリン工兵部隊を待機し

 その後方に鉄砲隊各600人を布陣した。


 その日正午近くに細川軍の使者が、やって来た。


 持明院 基規

「橘殿、なんと返答したら、よろしいでしょうか?」


 幸太郎

「そうですね。適当に怒って追い返せば良いかと。

 どうせ、攻城兵器運ぶための時間稼ぎに過ぎませんからね。」


 そんな話の後、

 使者の香西 元長は追い返されて、

 細川軍の攻撃が始まったのである。














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