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1000年後の未来からやって来たアラサーの世界統一  作者: カズミ


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23/55

23話 里見水軍壊滅 1

ハイペリアン乗組員


坂本リョウマ    日系アジア人 28歳 男性 中佐 戦略参謀 

西郷たかお     日系アジア人 28歳 男性 中佐 内政参謀 内政担当

大久保トシオ    日系アジア人 28歳 男性 中佐 外務参謀 外交担当

勝りん太郎     日系アジア人 25歳 男性 少佐 海軍参謀 

乾タイスケ     日系アジア人 25歳 男性 少佐 陸軍参謀

福沢ゆー吉     日系アジア人 25歳 男性 少佐 財務参謀  財政全般

ヘレン ダルク   フランス人  25歳 女性 少佐 医療参謀  医療技術

服部ハンゾウ    日系アジア人 25歳 男性 少佐 警察参謀  情報捜査

杉原 ねね     日系アジア人 20歳 女性 少佐 教育参謀 教育全般

ハワイ行政官 ウール アインズ 内政用アンドロイド 初老白人男性

小樽行政官  徳川秀忠     内政用アンドロイド 日系アジア30代

那覇港基地司令官  一条 実  万能アンドロイド(日系 30代 男 髭が合う学者風の風貌)

橘商会 敦賀支店 支店長  道川兵三郎 元敦賀港の川舟座の頭

    奥州地区 支店長  蠣崎義広  元安東家家臣

朝廷 第103代後土御門天皇

   勝人親王   第104代天皇の後柏原天皇

足利幕府  第10代征夷大将軍 足利義稙


出羽国  檜山城城主  安東忠季ただすえ 5代当主

            安東尋季ひろすえ 6代当主


安房国       2代目当主  里見さとみ 成義しげよし   64歳

          3代当主   里見さとみ 義通よしみち   15歳

      重臣   正木通綱まさきみちつな


 1495年1月


 ハイペリアン司令室


 幸太郎

「そろそろ、関東にも進出したいね。」


 クララ

「現在、伊勢新九郎こと北条早雲が、伊豆半島から小田原城を拠点として

 相模国をほぼ統一し、関東に勢力を伸ばしつつあります。」 


 幸太郎

「ほう、北条早雲か。 どんな人物か会って見たいもんだな。

 出来れば、見方に成れば関東も安定するんだけど。

 よし、直接会ってみようかな。

 早速安藤家に連絡して、水軍の依頼を頼むよ。

 あと、蠣崎義広に船荷の手配を頼んでおいてね。

 それから、今回の航海は、商会長の身分で行くので、

 万能アンドロイドを一人だけ連れて行くならね。

 何かあればクララのサポートをよろしくね。」


 クララ

「了解しました。」


 出羽国 安東家


 昨年、蝦夷国からガレオン船が5隻払い下げられたて

 合計10隻になり、戸崎港ー小樽港ー敦賀港ー長崎港の

 日本海ルートの定期運行で

 膨大な利益を利益を産んでいた。

 農地改革、鉱山採掘も順調に進んであり、

 実質的な石高も30万石から60万石を超えていた。



 檜山城城主 安東尋季あんどうひろすえ 安藤家嫡男


 父上、橘商会より横須賀港までの荷物運搬の依頼が来ております。

 太平洋ルートの試験航海する予定だったので、

 良い機会だと思いますので、是非、私を総督として

 水軍の派遣をお願いします。


 安東忠季あんどうただすえ 安藤家当主

「うむ、良かろう!」


 数日後、安東尋季を総督として、3隻のガレオン船を小樽港に寄港して

 貨物を積込んだ。

 今回の荷は、ストーブ、コークス、昆布、塩鮭、陶器、越後上布、等で、横須賀港からは、

米を購入予定。

尚、今回の依頼主の橘商会から、会長の幸太郎が同行する事になった。


 幸太郎

「お久しぶりですね、尋季殿。よろしく頼むね!」


 安東尋季

「これは、これは、国王自らお越しとは、恐悦至極でございまする。」

 幸太郎

「待て待て、そんな畏まらなくとも良いよ!

 今回は、商人の幸太郎だからね。

 幸太郎と呼んでね!」

 いやはや、では、幸太郎殿とお呼びいたします。

 安東水軍 総督 安東尋季 と 幸太郎は 貨物の積み込みが

 終わると、小樽港を出発して、最初の寄港地 釜石港に入港した。

 ここで、水、食料を補給して横須賀港に出発した。

 穏やかな海の上で幸太郎は、安藤家の水軍の操船技術を見て

 心強く感じるのであった。


 この短期間随分上達したもんだな。

 これなら、蒸気船の技術移転も大丈夫だな。

 となると、いよいよ、ディーゼル機関の開発も急がせるかな。

 なんて事を考える幸太郎であった。


 ガレオン船団は、天候にも恵まれ2日目の夜半には、房総半島の

 南端の沖合5k地点を進んでいた。


 休憩室にいた幸太郎に、クララから緊急通信が入った。


 総司令、海岸より里見水軍の船団が接近しておりますが、

 こちらで対処しましょうか?


 いや、安東水軍の力を見たいので、そちらは待機していてね。


 はい、了解しました。


 幸太郎は、すぐに操舵室に行き、安東尋季あんどうひろすえ

 状況を説明した。

 ほとんど同時に、見張りから、敵軍の船団を確認したとの報告が

 もたらされた。


 すぐに、照明弾を発泡した。


 すると、10隻の安宅船、20隻の関船、100隻の小早船が向かって来るのを

 確認した。


 監視係が、里見の旗が見えますと報告してきた。


 操舵室の安東尋季


「これは、話し合いする雰囲気では無いな!

 大砲発射準備せよ!

 進路そのまま、大砲発射準備!」


 ガレオン船には、右舷左舷に各20門の後装式カノン砲を搭載しており、

 射程距離1600M、50ポンド (23 kg)の無火薬砲弾が装填された。


挿絵(By みてみん)


 すぐに、全砲門発射準備良し、との報告が来た。


 安東尋季

「各艦は、距離1kにて、小早船を砲撃開始。

 関船、安宅船は拿捕したいので、走行不能程度に砲撃せよ。」


 数日前

 安房国 岡本城 


 重臣 正木まさき 通綱みちつな


「殿 蝦夷国からガレオン船の商団が、安房国沖合を南下し

 相模国方面へ向かっております。船の旗から見ると安東家の水軍に

 思われます。貨物は橘商会の交易品の様です。指を食わて見ているのも

 もったいのうございますれば、一戦しては如何でしょうか?」


 里見氏2代目当主  里見さとみ 成義しげよし


「たしかに、挨拶も無しに通り過ぎるとは、

 舐められたもんだな。 だが、大砲を搭載している

 ガレオン船とまともに戦っては勝てないな。」


 正木まさき 通綱みちつな

「地の利は我が方にございますれば、夜襲しては以下でしょうか。」


 里見さとみ 成義しげよし

「よし、通綱、総大将として全軍を持って攻撃せよ。

 ガレオン船が手に入れる絶好のチャンスかもしれぬな」と

 笑みを浮かべるのであった。


 正木まさき 通綱みちつな

「承知致しました。」


 翌日 日が落ちて夜のとばりに包まれる海岸には、里見水軍全艦隊が

 勢揃いした。


 正木まさき 通綱みちつな

「皆のもの、今夜の敵は安東水軍のガレオン船が5隻と大物だが、

 我ら里見水軍の力を見せてやろうぞ!」


 おー(水軍衆の声)


 正木通綱まさき みちつな


「まず、100隻の小早船で接近し、焙烙玉を投げ込み、敵の動揺

 を誘い安宅船、関船で火矢を打ち込んで船を奪取するのじゃ。

 では、出陣じゃー!」


 里見水軍の先峰の小早船100艘は、星の光を頼りに

 ガレオン船に向かって進んで行った。

 船団がガレオン船の1kまで近づいた時、突然頭上で花火の様な光が

 輝くと、たちまち辺りは昼間の様に明るくなった。

 するとガレオン船の艦砲射撃が始まり、大砲の着弾と共に

 風圧で大波を被った小早船は、次々と沈没していくのであった。


 後方にいた安宅船の甲板にいた、正木道綱はすぐに

 撤退の合図を中団にいた関船に合図を送ったが、時すでに遅し。

 関船、安宅船にも大砲が着弾し始め、戦闘開始30分程で

 里見水軍の小早船は全滅、関船10隻大破、10隻航行不能、安宅船2隻大破、

7隻航行不能、辛うじて最後方にいた総大将の安宅船は被弾を免れ、

白旗を上げて、降伏したのであった。


 ガレオン船の操舵室 

 幸太郎

「安東水軍の力量見事でした。」


 安東尋季あんどうひろすえ

「いえいえ、蝦夷國の訓練の賜物で御座います。

 改めて蝦夷國の技術力には感服いたしました。

 しかも、火薬なしの砲弾でもこんなに威力があるとは

 驚きました。」


 幸太郎


「そうですね。殺戮は無用ですらね。人質も水軍として鍛えれば

 朝廷の力となりますから。

 海に投げ出された里見の兵を救助しましょう。」


 その後、 里見水軍総大将が戦後処理のため、ガレオン戦に乗船した。


「お初にお目にかかります。総大将の正木通綱まさきみちつなと申します。

 この度の戦、完敗でございますれば、我が首を持って部下の命は、何卒、

 お助け頂きたく存じます。」


「わしは、安東水軍総督、安東尋季あんどうひろすえと申す。

 ふん、海賊の首など必要ないぞ!

 こちらは大切な交易品を運搬しているのじゃ、お前たちのせいで

 到着が遅れてしまったではないか!

 取り敢えず、拿捕した船は頂く、海に落ちた里見の兵は

 救助してやるから、明日中に当主自らこちらまで来て、

 詫びを入れる事、戦後の交渉は

 その時に行うものとする。」


 正木通綱

「承知致しました」と平伏するとすぐ立って

 旗艦の安宅船に帰っていき、岡本城に向かった。









更新が遅くて申し訳ありません。誤字などございましたら、ご指摘頂ければ幸いです。

また、ご意見も宜しくお願いします。

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