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22話 京の城塞化

ハイペリアン乗組員


坂本リョウマ    日系アジア人 28歳 男性 中佐 戦略参謀 

西郷たかお     日系アジア人 28歳 男性 中佐 内政参謀 内政担当

大久保トシオ    日系アジア人 28歳 男性 中佐 外務参謀 外交担当

勝りん太郎     日系アジア人 25歳 男性 少佐 海軍参謀 

乾タイスケ     日系アジア人 25歳 男性 少佐 陸軍参謀

福沢ゆー吉     日系アジア人 25歳 男性 少佐 財務参謀  財政全般

ヘレン ダルク   フランス人  25歳 女性 少佐 医療参謀  医療技

服部ハンゾウ    日系アジア人 25歳 男性 少佐 警察参謀  情報捜査

杉原 ねね     日系アジア人 20歳 女性 少佐 教育参謀 教育全般


ハワイ行政官 ウール アインズ 内政用アンドロイド 初老白人男性

小樽行政官  徳川秀忠     内政用アンドロイド 日系アジア30代

那覇港基地司令官  一条 実  万能アンドロイド(日系 30代 男 髭が合う学者風の風貌)


橘商会 敦賀支店 支店長  道川兵三郎 元敦賀港の川舟座の頭

    奥州地区 支店長  蠣崎義広  元安東家家臣

朝廷 第103代後土御門天皇

   勝人親王   第104代天皇の後柏原天皇

足利幕府  第10代征夷大将軍 足利義稙

 1494年12月


 坂本中佐は、 工兵部隊100人とハイペリアンで製造した強化ミスリル鋼製の

 城塞用ブロックを、蒸気トラックで積んで来た。

 まずは御所の周辺5K四方を幅30mを整地し、その上にブロックを

 積んで行くのである。

 蒸気トラックからブロックを蒸気クレーンで持ち上げて次々と積んで行き

 10日で高さ20mの城壁を完成させた。

 城門は東西南北に設置した。城門前には入国審査所を設けた。

 城塞が完成すると近隣の領民が食料を求めて、続々と集まってきた。

 ここでは関税は取らないが、入国に当たり、疫病などの健康診断を義務付けた。

 そのため、各城門前に医療用コンテナハウス一基と難民用テントを100張りを設置した。


 病気の疑いのある者は、一旦、医療用コンテナハウスで治療後

 入国できる様になる。

 また、他国の間者の疑いある場合は、情報部員が見張る事になる。


 なお、北門から琵琶湖の西側を抜け敦賀港までの

 西近江路ルートの約100kの道路工事を開始した。

 道路は、コンクリートで幅30mとして、装甲車、戦車が通れるものとした。

 ここでも、人足の募集は、天皇の詔勅しょうちょくとして、宿舎の提供、

 賃金を蝦夷銭を支払う事と1日に三食の食事の支給の旨の高札を

 城塞内外に建てると、すぐに3000人程の人々が集まった。


 並行して城門の側に、給食センターを建設して食事の支給を開始した。

 食事は、健康を考えて、麦と米を半々にした麦ごはんを主食として、

 味噌汁、漬物、干物、鶏肉を配給した。


 道路工事は24時間体制で行い40日程で完成させた。

 なお、コンクリートの下には、上下水道管としてポリエチレン管を埋設

 そして、路面に散水して雪を溶かすための消雪パイプも設置した。

 一日当り2.5kの超ハイスピードの工事であった。


 坂本中佐

 やれやれ、なんとか、春まで城塞も道路も完成しそうだな。

 これで、細川政元(足利幕府、管領)の侵攻にも間に合うな。


 城塞や道路の普請に集まった領民は、賃金を貰うと地元に戻らず、待遇の良い

 朝廷の仕事を探す為、職業斡旋所に向かうのであった。

 また、出稼ぎに来ていた農民も地元に帰り、家族や一族を率いて

 京に出てくる人々が増えていった。


 逆に、畿内周辺国の人口が減っていき、農民足軽の揃わない豪族も

 増えて来て、領地争いが減って来たとの報告が、

 情報局から上がって来ていた。

 まさに、京一国集中の様子を呈していた。


 御所


 後土御門天皇

「私が生きているうちに、都がこんなに綺麗になるとは

 夢のようじゃのう。しかも、見よ!あの勇壮な城塞を。

 民が安心して住める国の第一歩じゃな。」


 持明院じみょういん 基規もとのり

「そうですね。去年から見ると見違えますね。これからも日ノひのもと

 住みやすい国にしたいですね」


 勧修寺政顕 (かじゅうじ まさあき)

「ただ、春先には、細川が動きそうですね。また、戦が始まりそうです。」



 摂津国、芥川山城あくたがわさんじょう


 細川政元(足利幕府、管領)

「帝の新将軍の承認は、まだなのか?」


 薬師寺やくしじ 元長もとなが細川氏(京兆家)の重臣


「はい、再三朝廷に申し入れておりますが、良い返事を

 もらえません。尚、最近、蝦夷国の兵が御所を警護しており

 資金面も支援している様です。」


 細川政元

「蝦夷の田舎者が、最近、目に余るな。」


 薬師寺 元長

「ただ、財力が馬鹿になりませんぞ。蝦夷国には

 橘商会と言う明、南蛮との交易している大商人が

 支援しているようです。

 しかも、蝦夷銭を鋳造しており日ノ本は明銭から蝦夷銭に変わりつつ

 あります。特に京では100%蝦夷銭が流通しております。」


 安富やすとみ 元家もといえ細川京兆家の家宰。

「殿、兵を送って朝廷に新将軍の承認を強制いたしましょう。」


 細川政元

「そうだな、これ以上の遅れは幕府の信用も失墜するな。

 よし、雪解けの3月に5000の兵で御所へ進軍せよ

 今度こそ、帝に新将軍を認めさせようぞ。」


 家臣一同

「御意」


 京の京都に動乱が忍びよるのであった。










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