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17.

 (※マーシー視点)


 カトリー……。

 あの女、絶対に許さないわ……。


 私のエリオット様に引っ付きまわっているだけでも許せないのに、今日は、私のハワード様と一緒に楽しそうに下校していた。

 こんなこと、あっていいはずがない。

 この私を差し置いて、あの二人と仲良くするなんて、絶対に許さない……。


 そもそもあなたは、エリオット様と婚約していたのではないの?

 それなのに、ハワード様ともいい雰囲気になっているなんて、なんて尻軽な女なのかしら。

 

 ハワード様とエリオット様に、このことを教えて差し上げないと。

 あぁ、いい考えだわ。

 そうすればあの二人は、二股をかけられていたことに激怒して、あの女のことを切り捨てるに違いないわ。

 

 そして、傷ついた二人を、私が慰めてあげる。 

 そうすれば、二人とも私のことを好きになるに違いないわ。

 あぁ、どうしましょう。

 二人に迫られて、どちらかを選べなんて言われたりしたら、私、困っちゃうわ。

 そんなの、とても選べないもの……。


 まあ、私の包容力なら、二人とも同時に受け入れることができるわ。

 あぁ、そんな天国がこれから待っていると考えただけで、楽しみになってきたわぁ。


 それに、カトリーが二股をしていることをあの二人に教えるだけではない。

 実は、もう一つ、あの女を陥れる策略を考えてあるのだ。

 そちらは既に根回し済み。

 あの女を、大勢の前で陥れる策略なのだけれど、完璧な作戦だから、穴はないわ。

 

 あぁ、私って、なんて頭がいいのかしら……。

 容姿だけじゃなく、頭までいいなんて、自分でいうのもアレだけど、私ってかなりの優良物件よねぇ。

 あの二人もきっと私を好きになるに違いないわ。


 あぁ、もう少しであの女を陥れる時が来る。

 その時が来たらあの女、いったいどんな情けない表情を見せるのか、今から楽しみだわ……。

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