↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
飛ばされた世界で俺は,悪魔でした。  作者: 東狐
この地で俺の出来る事。
81/418

81、 魔王の視察 1


 トコトコとバスを走らせる(道デコボコだからね)正面玄関前にバスを

乗り付ける。停止して サイドブレーキを引く。車高調整して皆を降車

させる準備をする。 魔王様が乗っているからなのか、到着まで車内は

とても静かだった。


お客様に続いて俺とフォーも降りる。(あっ、噴水出てる 水綺麗だ。)

 ヅィミマーが2人の取り巻きと噴水の方に走って行ってしまった。

カランドとドルチェが出て来てくれたので ヅィミマーの御守りを御願いした。

さて 皆さんに俺の自宅を紹介しよう。



 『いらっしゃいませ 魔王様 皆様。 此方が俺の自宅です、ゆっくりと

御覧下さい。』 正面玄関を大きく開いて、皆さんを招き入れる。


バンパイヤとエルフ達のコーラスがエントランスに響き渡る(エルフが一寸、)

「いらっしゃいませ 御客様、魔王様 ようこそ御出で下さいました。」



 「なっ!バンパイヤだけでは無く エルフも居るではないか フォーお前

浮気なのか!?」*魔王   あらら、魔王様とち狂ちゃったよ。


<魔王ちゃん、フォーは私 それは太一君。判っていますか?>


フォーがフォーと魔王様・俺とアマだけに聞こえる特製念話で 注意した。


「そっ、そうで有ったなそうだ御前(フォーの身体の太一)は違うのだった。」

*魔王  そうです 俺は違うのです。多分フォーも浮気はしてないと思います

多分。


<酷いよ 太一君、私は魔王ちゃん一途で 浮気なんかしてないし 大体

師匠と合ってから 忙しくて そんな事してる暇なんか無いよ。> 


 う~ん 俺の前世の世界へ転移して 大手スーパーの倉庫の中身全部回収して

戻ってくるまで 一瞬で終わる存在が 忙しくて時間がいと言うのはどんな忙しさ

なのか 想像もつかないけど、アマが突っ込んで来ないので 本当なんだろう。


<酷いよ 太一君!>    あら、怒っちゃった? ゴメンね。


「プッ、あははっ。そち達は仲が良いのだな、 何だか羨ましいぞ。」*魔王



 とんだ子芝居をしてしまったな、 そろそろお昼だ 先に食堂へ案内しよう。


『魔王様 そろそろお食事にしませんか? 異界の料理を召し上がれますよ。』


「異界の料理か! それは興味深い、是非御馳走になろう。」*魔王


『魔王様は嫌いな物は御座いますか? それと好みも御伺いしたいです。』


「そうだな、嫌いな物は、・・・見てから決める 基本無いが、異界の物とは

何分経験が無いのでな。」*魔王    御もっともで御座います。


「好きな物はやはり肉だな鳥類が特に好きだ。」:魔王 鶏肉ね、了解しました。


『では 俺は調理をして来ますね。』 勇んで調理場に向かおうとしたら

ジャーが付いて来た。どうしたのかな? 


「フォー様を信用出来ない訳では無いのだが、これは慣例として必用な事なので

許して欲しい。」 大丈夫ですVIPの対応など こんな感じなのでしょう。


『気にしないで下さい、毒見も当然しますよね。この状況ならまともに食事

取れないでしょう?』


「フォ、フォー様 それは職務怠慢にあたる行為。 それは拙いのでは?」


『だって、毒見しないといけないんですよね、毒見に量の規約とか有るんです

か?』


「フォー様、なんで私にそんな悪魔みたいな 考えを仰るのですか?」


<それは 悪魔だからだよね~。>  フォー要らない突っ込み入れないでよ。


『すみません。 要らない心配でしたか まあ 良く見ていて下さい。』



 食事を作り始めよう、何作ろうかなぁ。 唐揚げはマストだな、そして

鶏肉とイカと里芋の煮物・照り焼きも良いな・地鶏の串焼き(ねぎまの焼き鳥)も

マストだな、鳥がメインのスープって思い付かないからチキンカレー作っちゃえ。


ごはん(米)は如何かな 出して見よう、サラダはレタス・カットトマト・ゆで卵

ブロッコリー そして まぐろフレークのオイル漬けを和えた物にマヨネーズと

塩、サウザンアイランドソースをボトルで供して見た。 パンも出した。如何か!


 「何だこの食事は、旨い、旨過ぎる。 フォー、これが異界の食べ物なのか?」

その他、取り巻きさんも一緒に取って貰う様に説得して皆で食事をした。

(良かったねジャーさん) 一緒に出した ビール・ワイン・ウオッカ・バーボン

等と供に 美味しく食事を進めていた。 皆幸せそうだ。





 本館内を色々案内して 自室で突っ込まれた。

 

「おまえ この 部屋は無いだろう。」*魔王  ですよね~ 俺もそう思う。


なにせ 広大なスペースに入口入って直ぐ洗面台、中央に小さな人小屋 その

傍に 天井まで届くユグドラシル(ぱっと見は観葉植物) しか無い部屋。


「何の呪いの儀式部屋なんだ?」   いえ、ただの寝室です。


『これでも 良く成った方なんです。以前は中央に大理石のベッド(台)が

有っただけなので。 他の小さな部屋に引っ越そうとは思っていたのですが、

色々忙しくしている内に ユグドラシルが育ってしまったので 移動も難しく。』


 「待て! ユグドラシルだと? あの木はユグドラシルだと申すのか?」*魔王


『はい 分体ですがユグドラシルです。因みに食堂の大きな木も

ユグドラシルです』


「・・・ユグドラシルが分体を作ったのか。本体は何処に有るのじゃ?」*魔王


『庭に有ります。御案内致しましょうか?』


「うむ 是非に。」*魔王  なんて会話していたら 自室のドアが勢いよく

開いた。


「魔王様 こっ、ここの庭にユグドラシルが生えてます。」*ヅィミマー


「煩いぞ、ヅィミマー いまから其処へ案内してもらう所だ。そして あれは

ユグドラシルの分体だ。さっきお前が食べ損なった食事を供する場所にも有るぞ。」

*魔王


 「なっ、分体ですと! ユグドラシルが分体を作るなど 言い伝えにも無い事

ですな。 どれどれ早速 サンプルの接収を」*ヅィミマー


 ユグドラシルに手を伸ばそうとするヅィミマー、すると突然室内が一瞬明るく

光った。 何? ヅィミマーを見ると髪の毛逆立って 頭頂から薄く煙が出てる。


「太一殿以外が 私に触れようなど許しません 成敗します。」*ユグドラシル


 やったのは ユグドラシルかぁ だけど成敗してから言われてもなぁ。


「今 念話を放ったのは このユグドラシルの分体なのか?太一殿。」*魔王


『はい、本体、分体供に念話を使って会話する事が出来ますよ。』


「・・・確かに有り得ない事だな、興味深い。では案内頼む。」*魔王

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。