80、 ご招待
飛んでる。、、、転移して城下町まで後数キロの荒野を 有り得ない速度で
走行する俺のトライク。 ここは荒野、アマの手が入っていないデッコボコの
荒野、 そこをトンデモないスピードで走行するとこうなる。
モトクロスじゃ無いんだから。
『リトさっき安全運転で御願いって言ったじゃん。』 舌噛みそうになった。
[御願いは 解ったからラジャーて言ったけど 安全運転は 解らなかったの。]
・・・ しょうがない 舌噛まない様に黙っていよう。・・・
<それがいいね。>
城下町に到着したが、そのままの速度で町に進入するリト、通行人(魔族)が
左右に飛びのいている。
『アマ、もう着くから スピード落として!』 街中なので道が良く成ったから
御願いして見た。 (舌噛まなくても大丈夫そうだったから。)
[お兄ちゃん す・ぴ・-・ど・ってなあに?] ・・・だそうだ。・・・
結局じいじの店迄其のままの速度で到着。当然急ブレーキ・ジャックナイフ状態、
リトはニーグリップで耐えていたが 俺とフォーは前方に放り出され 体制を
調えたフォーによって 俺は御姫様抱っこ状態で華麗に着地。(フォーがね)
地面に無事降り立った、 周囲から巻き起こる拍手喝采 何故? はぁ~疲れた。
トライクのエンジン止めて貰ってキーを抜いた。 帰りは俺が運転しよう。
じいじの店にフォーが入って行くので 追いかける、2階へと上がると
魔王様とヅィミマー、取り巻きの方々が居た。
『魔王様 御呼びと聞いてまかり越しました。』
「ああ、フォー(太一と此処で暴露すると拙いので)大儀である。そして
ここいらに有る施設は 一体如何なっておるのだ? こんな物何処から出した。」
*魔王
ああ 此処からです とは言えないので 何とか誤魔化そう どうしよう。
<魔王ちゃん それは太一君のアイデアを私が具現化した物だよ。
面白そうでしょ。>
是はフォーの念話である、 対外的にビフォアフォーは存在してはイケないのだ。
「そうであったか。」*魔王 何とか察してくれた様だ。
その後は フォー専用チャンネルの念話で(どうなってるのかは不明だが
どうやらフォーが認めた人(魔族)しか介入出来ない仕様らしい。)
会話してじいじ商店関係の説明をした。 ヅィミマー辺りが突っ込んで来るかと
思ったが、彼は子供部屋で リトと施設内に居た子供達と人生ゲームをプレイ
しながら チェス・将棋・リバーシ等の説明書を読み耽って時々うんうん
頷いている。 器用だな、如何したんだろう?
「と 言う事はそなたの自宅はもっと凄い事に成っておるのだな。」*魔王
『そうですね、フォーが何でもヤッテ良いと 許可をくれたので 色々此処には
ない 設備が有ります。』 やはり魔王様でも今まで知らなかった事柄に興味が
有るらしい。 そうだよね、 戦争(戦い)しかなかったんだから。
「そ、それで フォーの自宅を訪ねても良いであろうか?」*魔王
あれ?魔王様お顔が赤くなった、 でも何でおろおろしてるんだ?
{告 マスター、彼女はマスターの彼女です。彼氏の家へ行くのはやはり
ドキドキなのでは と 推測いたします。}
そうかなぁ、 そうだったら魔王様意外とカワイイ性格なのか?
でも 見せて減るもんでも無し、お招きしても良いよね。
「私も行くぞ!」*ヅィミマー おお、ビックリしたここで参戦してきたか。
『いいですよ、 御招きいたします。何か御用意する物は有りますか?』
「無い、このまま伺おう。」*魔王
ユグドラシルが此処にも置いてくれと依頼が入ったので分体6つ全て
ビバーチェさんに渡した。アマがビバーチェさんにユグドラシルとの念話を
繋げた。 あとはビバーチェさんと打ち合わせして配置してもらってね。
店の外に出て、トライク回収して(リトが睨んでた)人数がある程度居るので
バスを出して貰った。 今回は観光バスだ。
魔王様・ヅィミマー・取り巻きの方々(計6人)良く見たらジャーさんが居た
それに 仕事に溢れたゴブリン家族が一組(昨日のゴブリンでは無く今日噂を
聞きつけてじいじの店に来たらしい。)ゴブリン夫婦と子供二人だ。
それにフォーとリト。なんかじいじが手をワキワキさせて俺も乗せろと言ってる。
しようが無いな、一度連れて行くか。 先に俺とフォーが乗り込んで 運転席で
車高調整する(最新バスはノンステップだ しかもフォーが改造したらしく殆ど
段差無のバリアフリー仕様だ) その後皆さん恐る恐る乗り込んで来る、
最後に乗った取り巻きの悪魔が 「転移酔い苦手なんです。」と言われたので
この乗り物に乗っていれば大丈夫と伝えた。(大丈夫なんだよね!フォー。)
そして 雑貨やじいじ前より転移 自宅から数キロ地点から運転を始める。




