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飛ばされた世界で俺は,悪魔でした。  作者: 東狐
この地で俺の出来る事。
52/418

52、 追加人員


 今日は 遅くなってしまったので、アダージョさん宅に泊まらせて貰った。

人の家にお泊まりって何だかドキドキする。(ビバーチェさんも居るし)

{告 マスター、エッチです。} はいはい、もう毎度だなぁ。


夕食も御馳走してみた、(フォー達が 食べたそうにしていたが)ここは無難に

レトルトのビーフシチューとフランスパン それにホワイトアスパラガスの

サラダだ。赤ワインと炭酸飲料も出してみた。


 『さあ、皆さんお召し上がり下さい。』家主2人は戦々恐々だが勇気を振り

絞って食べ始めた。 さあさあ、 この最初のリアクションが見たいんだよね!


 「うっ、旨い!旨いぞ~。」「美味しいです。」 はい、好感触ですね。


『それはよかったです。 お店にも同じ様な商品を置いて有りますので、出来れば

お二人で 食べて見て、お客さんに勧めて下さい。』


「うむ、明日弟夫婦を呼んで来てから、皆で試食会をしよう。ビバーチェ明日朝

奴ら呼んで来てくれるかい?」  おお、明朝には 人手が2人増えそうだ。




 明けて翌日、出勤前の早朝にビバーチェさんは叔父夫婦を呼びに行った。

帰ってくるまでに朝食を準備しよう。 彼らでも用意出来るように、即席で出来る

物を使ってみよう。 まずお湯を ちゃんとコンロを使って沸かして、即席

スープを作る準備をする。それとパンはバターロールにしようかな、サラダは

レタスを洗ってちぎった上にお湯が有るのでトマトを湯むきしてカットした物を

用意そして伝家の宝刀マヨネーズとシンプルに塩(お好みでどうぞ) 

メインはフルーツシリアルに牛乳がけ(若しくはそのままどうぞ)水、珈琲は

癖が強そうなので、紅茶も用意。


よく見ると 肉食(そうとは限らないが)男子には ライトは朝飯なので、ここは

ブっ太いブルストをボイルで追加だな。なんて作業していたら 背後にじいじ含めて

4人が作業を見守っていた。(フォー涎出そうだよ 口まだ無いけど)

 そんなこんなで 待ち人(待ち魔族)がやって来た。


「おい、兄貴この建物は何なんだ? 確か一昨日位に前の道通った時は何時も通り

だったと思うが。」*モデラート 「はい、私は昨日前を通りました。」*プリモ


「お前たち、先ず将軍さまにご挨拶をせい。」*アダージョ


 『ああ、気にしなくて良いですよ。俺がこの家を建築指示を出したフォーと

言います。宜しく御願いします。』 ここは一応俺がフォーにしておかないといけない

ビフォアー・フォーの存在は 魔王様からも言われていて、その存在を今は隠せと

命令されている。(何だか飛んでも無い存在になっちゃったビフォアー・フォーの事を

市井の者が知ればパニックになるだろうと魔王様の配慮なのだ。)


「これは 将軍様ご無沙汰しております。御怪我の方は大分宜しい御様子で・・・

随分と雰囲気が変わられましたな。」*モデラート (はい 中身別人です。)


『ええ、いい感じに脳味噌ぶっ壊れまして、只今絶賛療養中ですので 気にせず

気楽に御付き合いくれれば 有りがたいです。』


「・・・あの ナンバー・フォー様とは思えませんな。 いやこれは失礼しました。」

「モデラートよ、本人がああ言ってるのだ。余計な事を考えるな、普通にしろ。」

*アダージョ     そうそうその方が付き合いやすいしね。


『さあ、堅苦しい挨拶はこれ位で 朝飯を食べましょう。』


「あ、兄貴!朝飯って 食事の事か? いつから食事なんて物を取るように

なったんだそれに それだと その 大変な事に。・・・」ドドドドドッ

 俄かに近づく振動何だ地震かアマゾネスか? 何か前にもこんな事が有ったな。


「あ、あなた この家大変な事になってるわよ。」*プリモ どうやら奥さんは

ビバーチェさんの案内で室内の機能を紹介されていたらしい。 そりゃ~魔族の

領内から出た事の無い魔族なら この家の設備は完全に別世界の物だ。


「雪隠が有るの・・・2つも」*プリモ 「何い~!兄貴どうなっているんだ。」


「だから、落ち着け馬鹿者が 将軍様は博識じゃ、いまは療養中の暇つぶしで

我々庶民と戯れて下さっておるのじゃ。お前は 将軍様の言葉に逆らえるのか?」


 そんなの命令じゃないので どうでもいいですが 良い感じに勘違いして

くれてる。 


『ははは、別に気にしません。それで食べた後の事も解決ってことで、早速朝飯

食べませんか?』 そして皆。ダイニングのテーブルのついて食事の準備を始める

因みに昨夜これから食事をする人数が増える可能性が有るので。ダイニングセット

を変更した。(折角ビバーチェさんが気に入ったのだったのに。)


 テーブルサービスはフォー達がやってくれたので、俺は食事の内容を説明した。

『では、いただきます。』 「何ですかこれは昇天の儀式ですか?」*モデラート


「やかましい、 これは昨夜将軍様に教えてもらった食事前の挨拶じゃ、そして

終了のことば ごちそうさま も有る。これはわし達の為に命を散らした食材に

対する敬意と料理をしてくれた者への感謝を込めた呪いの言葉だ。」*アダージョ


やっぱり魔族の祝福=呪いなんだ。

{解 マスター、一概に言えませんが、大体そんな感じです。ですが、この

インキュバス 昨日のショックからきちんと立ち直ってるかが不確かです。}


アダージョさんまだ昨日の建替えショックから 戻って来てないんだ。

って言うか、早くたべましょ。お腹がすきました。


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