197、 本校舎制作
先ず出さないと話に成らないけど 此処(自宅)で出すにはデカ過ぎる、
先に設置場所を選んでから ゴーストバスターズしないといけない、
それと隊員呼んで来るか。
[お兄ちゃん、このメンバーで大丈夫なの もうリトだけでも良いけど
セシリアちゃんやパパさん達の元は霊体だから大丈夫なの。]
確かにそう言えばそうだよね セシリア家族は霊体だ、なら大丈夫だろうと
何か とんでもなく安易に納得して隊員達と城下町に飛んだ。
じいじ商店前に転移して 学校に入って行く、 本校舎の設置場所の件で
ベレト様や生徒達の意見を聞こうと思ったのだ。
職員室?に入ってベレト様を探したら 机に突っ伏していた、お疲れらしい。
ベレト様は放っといて 教室を目指す、 一番大きく設定した教室から
わいわい声が聞こえるので覗いて見ると ビバーチェさんが教師で算数の授業が
行なわれていた。
生徒の面子を見ると 殆ど大人だった、暫く観察していると 授業を受けていた
タンデムバイクを差し上げた親衛隊2人に見つかり、教室内に入らされて
今教壇に立っている。
『え~ 皆さん初めまして太一と申します。 今日此処で皆さんにお時間を
戴いている理由は 魔王様より本校舎を設営せよとの勅命を頂き、その立地
場所の件で皆さんの意見をお聞きしたいが為 参りました、 突然の事で
戸惑われているでしょうが 参考資料として之から出来上がる学園のビデオが
有りますので、 先ず御覧になった後 立地場所の候補を仰ってください、
此方で集計致します、御清聴有難う御座いました、それでは参考ビデオを
御覧下さい。』
今見て貰っているビデオはフォーに頼んで実際の学園の日常を撮影して来て
貰った物だ、 俺も見るのは初めてだが 外国の大学だなこれ 講堂での
授業風景や カフェテリアの風景 各部活動の風景に 彼方此方に有るベンチで
ラブラブしているカップルの風景など 色々映っていて その風景が変わる度
”おおっ!”と歓声が上がっていた。
その後アンケートを始めたのだが 設置場所の意見と供に 何でこんなに
色鮮やかなのだ?とか あの競技はなんだ?とか あんなに大っぴらに
チュッチュして良いのかとか 質問攻めに合い辟易としていると フォーが
助け舟を出してくれた。
<はいはい、皆さん 学園とは皆さんが作り上げる物です 此れから出来る
皆さんの学園は 皆さんが作り上げるのです、 自由ですがルールが有ります
多分校長先生若しくは学園長はベレトなので 小煩い事は言わないでしょうが、
彼の機嫌を損ねた時を思い描いて学園を良い物にして行って下さい。>
ベレト様の機嫌を損ねると何が有るのかに不安が残るが、 多分軍部に
所属して居るであろう格好の魔族が ”ブルッ”っと 肩を震わせた。
多大に畏怖の対象になっているベレトさん、今迄どんな事して来たんだろう?
まあ良いか、俺は知らないし、ベレトさんは子供には絶対キツイ事言わないし
幼年組の先生には最適任だ。
そして学園の設置場所の意見は2つに別れた、 1つ目は湖の辺だ、今居る
生徒の丁度半数が提案して来た。 もう1つが再生院の近くか再生院を
取り込む案だ。 双方とも俺としては遠いんでないかな?と思ったが、
魔族の身体的性能を持ってすれば何ら遠い距離じゃ無いと言わた。
(確かに俺も病み上がりで湖迄散歩したな)
じゃあ何方が良いか考える、う~む やはり湖は無いなぁ ロケーションは
良いよ、でも近接してラブホが有るのは教育機関の立地に適している筈も無い、
て言う訳で再生院で決定。
あとは再生院を取り込むか、隣に建てるかの選択だが 是も見事に半分に
別れた提案事項だった、 半数ずつの意見は 病床の魔族が外から聞こえる
元気な声が、再生の手助けになる、と言う 多分再生院利用経験者の意見
なんだろう、此方は取り込み賛成者の意見だ。
一方 隣にの意見では 周りが五月蠅いと再生院でゆっくりと出来ない、
大体再生院からは外が見えないんだから 近くに有る必要は無い、と
再生院近くに学園を建設する事に反対な意見だが 双方ともに一致する考えは
学園に通う生徒(自分の子供)が 頻繁に再生院に通い易い環境で有れば良い
との考えだった。
考えた末に俺は再生院を取り込む形で学園を出した、 改造を始めるが
改造するのは再生院だ。
是はビバーチェさんが近くに居たので 何故再生院のベランダから外が見えない
のかを聞いて見た、 ビバーチェさんの返答は不確かだが ”赤いお空の魔法は
魔族の療養に支障を及ぼすと聞いた事が有る”と言う不確かな情報だったが、
再生院に転移して、 そこの所長のシックさんに事の詳細を聞いて見たら事実
だった。
一寸再生院(病院)の所長がシック(病気)と同じ語意を持つのに何だか
違和感は有るが シック(御洒落)な方向で自分を誤魔化して、
再生院の改造に入る。
再生院の病室は一律 同じ作りだ、 現在も再生院はほゞ満室らしい。
何で? 俺が再生している時には 誰も居なかった様だけど。
{肯定 マスター、確かにマスターしか居ませんでした。 ジャーが
マスターの頭を持って 魔王様に差し出した時、魔王様が転移されて
再生院に届けられています、 マスターはあの戦闘の後最初に入所(入院)を
した魔族です。} そうなんだでも何でビバーチェさんは仕事無くなったんだ?
{肯定 マスター、地位の高い魔族にしかメイドは付きません。} そう言う事
そして改造し始めた、外が見える様にベランダの手摺の高さを低くする、
窓が無かったので全面サッシにして(当然防音) 各ベランダにサンダル置いて
序でに各病室のベッドを医療用ベッドに交換、(石のベッドは撤廃)
暇そうだから液晶テレビとBDプレイヤーも出しとこう 廊下もデコボコなんで
整地して壁も綺麗にして天井にLED照明取り付けて明るくして
再生院入口正面に有る職員詰所を空間拡張して 棚を設置、色んなBDを
並べて貸し出して貰う。
再生院の外に出て 再生院を見る、う~ん色が悪いな 塗り直すか?面倒臭いな。
{肯定 マスター、変色の魔法で簡単に出来ますよ。} そうか
なら何色だ、やはり白かな 月並みだな、 周りの学園棟を見て観る。
大体同じ白だな 此処は統一性を重んじるか、再生院だけ別物なんで特異性の有る
色にするかだな、どっちが良いだろうか?
「それなら 蔦でも這わせてみては如何でしょうか。」*ヴィーヴォ
『ああ、その手も有ったね、良いんじゃないかな斬新で。』
そんでもってヴィーヴォにやって貰いました、再生院全体に良い感じで
蔦が纏わり付いて 良い感じです、 が こっちに霊体が憑いてるんじゃ
無いかと思われる見た目になった。 (また剥がして貰うの植物にも可哀想
だから 此のままで良いな)
「太一さん 此処にも分体2体程着床したいと思います。」*ヴィーヴォ
何か感じる物が有ったのかヴィーヴォが依頼をして来た、気に入った場所に
植えましょう。
さて ゴーストバスターズを始めます。




