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飛ばされた世界で俺は,悪魔でした。  作者: 東狐
この地で俺の出来る事。
165/418

165、 蛇は別


 さて 狩りは終了かな、 牛さんは合計9頭捕獲出来ました。 トーラさんの

ティムの旅もこれで終わりだ 後は帰ってトーラさんのお家を作らなきゃ。


 『皆さん 御満足されましたか? 未だ狩り足りない方は居ますか?』

 

 「足りん、足りんぞ!太一殿。」*魔王   足りないんだ


 『そうですか、それでは 戻りながら 狩りを続けましょう。』


 そんな訳で森を出る迄、狩りを続ける魔王様は放って置いて 手懐けた

シメールを如何するか考える。  



 レギュラービーフ2頭は俺からトーラさんに御主人の地位を譲る事が出来たが

シメールは出来なかった。 俺の事を溺愛しているシメール2匹は俺から離れない、

・・・如何したら良いんだろう?・・・ 

 {肯定マスター、諦めましょう。多分シメール達は初めて好きと言う感情を

抱いたんだと思われます、 自分の存在より上位の存在を初めて知ったのでしょう

彼女たちは マスターから今後離れないと思われます。}  女の子なんだ

 でも困ったな、 こんなにも大きな魔獣2匹何時も連れて歩けない。

大体 何が気に入ったんだ? 上位存在って何? 俺そんな事したっけ。

 {肯定 マスター、多分レギュラービーフの親を大人しくさせた時 マスターの

魔力封印を弱めた時に既にティムされていたと思われます。}  そうなの!

 でも困ったなぁ~。 

 {提案 マスター、刷り込んで良いですか? 如何やら彼女達は、知能は高い

らしいですが 知識が皆無です。 マスターの知識の一部を刷り込めば 

会話が 可能と思われます、 如何でしょうか。}

 う~ん、 アマが推奨するなら やって見ようかな。 御願いアマ!

 {了解 マスター、刷り込み実行します。}




 「御主人様! 御主人様! 御主人様! 御主人様! 御主人様! 

 御主人様! 御主人様! 御主人様! 御主人様! 御主人様! 御主人様!」

ああ鬱陶しい! さっきから 俺は左右のシメールに痛く無い程度に顔を

押し付けられ続けている。痛くは無いが 言葉が分かったら余計に鬱陶しく感じる


 『はいはい 分かったから、一寸落ち着いてくれるかな? 君たち。』


初めて俺から話しかけられたシメール達は キョトンとした顔で俺を見ていた。


 『はい宜しい。 初めまして、シメール達。 俺は太一って言うんだ 之から

宜しくね。』  



 その後、会話が出来る様になったシメール達とお話しして 分かったっ事は

俺の傍に居たい・戦闘がしたい・お友達が欲しい の3点だった。

 

 俺の傍に居たい・(無理だなデカいし) 戦闘がしたい・(無理だな相手

いないし) お友達が欲しい(おっ! これに関してはリトに丸投げで)って

思ったら 隣にリトが居た。 


 [お兄ちゃん、この子私きら~い!]    何で?リト


 [大き過ぎるの。 あと 尻尾のヘビさんが 無差別に狙うの。] 


あれ、ねえアマ 刷り込みはヘビの尻尾にはしてないの?

 {肯定 マスター、そう言えばしていないですね 今から刷り込みます、

終了しました。}  これで大丈夫な筈


 『それで君達は 体の大きさを変えられないの?』


 「今迄やった事無いので分かりません。」*獅子頭A

 「そうですね 分かりません。」*獅子頭B


 「おい 何魔族と話してるんだ! 早くぶっ殺せ。」*蛇頭A

 「そうだ 何してる!早くしろ。」*蛇頭B


あれあれ、何だか又面倒臭くなる気配がするぞ。 尻尾の部分に当たる蛇が

喋って来た。


 是って蛇頭は個別の意思が有り、シメールは個体で2つの意識が有る

生物って事になる。 (討伐難しい訳だよね、反則だもん) 

 それでは蛇頭もティムしないとイケないのでは無いでしょうか。

と考えていたら、蛇頭2体が襲って来た。 ヤベ!やられる。

 ”ガシッ” ”ガシッ”と音がして 2匹の蛇頭は捕獲された。

リトと魔王様だ、2人は1匹づつ蛇頭をヘッドロックで捕獲してくれた。


 「放せ~!×2」*蛇頭A・B


大きな口を開けて音声的には ”シャー”って言ってる。 

さて如何しよう 試しに手懐けて見るか、 やって見よう

 怖いけど 蛇の鼻面に掌を翳す、 暫く様子を見る。 怒ってた蛇は

フンフン・クンクン 匂いを嗅いでいる。 そして ”御主人様!”って言った。  

 

 何となく ティム出来た様だ、 やはり俺の手懐けは有効の様だ。

 仕方なく 俺はシメールを自宅連れて帰った。


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