161、 魔獣との戦闘 2
フォーが戻って来る迄 出来る限り周辺の探索を進めておこう。
分散は多分危険だ、車両に乗ったまま池周辺の探索を行ってみた やはり水は
魔獣にも必要な物なのだろう。 多くの種族が生息していた、 池の対岸には
蚊の集団 多分巣なんだろう人の2倍位の大きな蚊が飛び回っている。
あれ全部撃ち落とすの苦労するだろうな 何か良い手は無いかな。
{提案 マスター、提案が有ります。マスターの世界で使用している殺虫剤は
この世界の昆虫に良く効く筈です、それを使って効率的に対処する方法が
有ります、 蚊が集まっている範囲を空間魔法で覆います、次に近づいてその
空間魔法に小さな穴を空けます、そこから殺虫剤を噴霧すれば効率的に
対処出来ると思われます。}
それは名案だねアマ 有難う早速やってみよう。
少し蚊の集団に近づく、未だ気付かれてはいない。アマが空間魔法を使うと
半透明な大きな箱が現れ蚊の集団を囲って出られなくした。 皆で警戒しながら
近ずくと 多分400以上は居るだろう蚊は空間魔法内を激しく飛び回っている。
殺虫剤をアマが出してくれたので、それを持って更に近づき空間魔法に穴を空ける
その穴から殺虫剤を噴霧する、効果は覿面。 殺虫成分の含まれた霧に触れた蚊は
瞬時に落下して動かなくなる、 アマが追加で空間魔法内に空気の流れを作り
かき回している、(これで満遍なく効果が出るね) 全滅しているのをアマに
確認して貰ってから 空間魔法を解除する。 蚊は死ぬとステルス効果が無くなる
らしい地面に大量の蚊が落ちている、全て回収しておく 蚊はボウフラから成虫に
成る。水中も見て見たがボウフラは居なかった、あの蚊は何処から来たんだろう。
{肯定 マスター、魔族領の魔獣は自然発生型の生物です。マスターの世界の
生物と同じ生育過程を取っていないと思われます。} そう言う事か
では 探索を再開しよう。
直ぐに蛾と蜂に接敵しました、 蛾は蚊と同じ対応で良かった(動きが遅い)が
蜂は動きが早くて中々空間魔法で捕まえられない、アマが広範囲に魔法で囲って
しまえば良いのだが、範囲が大き過ぎて殺虫剤を無駄に使ってしまう、
何か良い攻撃方法は無いかと考えていたら気が付いた、俺の水鉄砲はシャワー機能
が付いている、 ヴィーヴォ達に余り俺の水鉄砲に入ってる毒は撒かないでと
言われたので 水を選択、威力中、シャワーで発砲すると広範囲に数十条の
危険なウオーターカッターの刃が発生する、 割と単独で行動している蜂に
向かって水鉄砲を発射すると飛んでいた蜂はバラバラになって落ちる。
これはフォーが帰ってきたら皆にも水鉄砲を持って貰った方が良いな。
割と接敵確率が高い蜂は 俺しか対応出来ない為、さっきからアッチに居た
コッチに居たと走り廻らされている。 これでは埒が開かないから巣を見つけて
元凶を絶とう。
まず蜂を見つけます。 アマに頼んで捕獲します、水鉄砲を 麻痺毒・威力小・
霧に設定変更して空間魔法内に噴霧します、蜂が気を失ったら空間魔法解除して
蜂の身体に赤いリボンを付けます。 蜂が回復するのを待ちます、気が付いて
飛行し始めたら跡をつけます、 尾行を続けると最終的には巣に辿り着くと
思われます。 てなわけで蜂が起きる迄その辺を探索します居ました、蜥蜴さん!
火を噴かれると拙いので早速攻撃をと思った時には俺以外ほゞ全員が発砲済み
だった。早打ち大会か? 蜥蜴さんボロボロだ、蜥蜴さんの皮は良い革製品が
作れる材料となるらしいが 既に穴だらけでもう使えない。次からは順番を
決めてから数人で対応するらしい、俺は仲間に入れて貰えなかった 何故か
蜂が出たら俺しか対応できないから俺は蜂専門ハンターに就任したらしい。
カメが出た! でも蜂も動き出した、カメさんは見た目とても動きが遅い為
見張りを数人付けて 他メンバーで蜂を追跡する、途中で蜥蜴さんが2匹出た
1度目はエルフ組3人で1発づつ計3発頭部に着弾で絶命させた。体には
傷は無く首尾は上々だった、2度目はバンパイヤ組3人で1発づつ見事に
着弾して撃退は出来たのだが、弾丸の選択ミスだ 2人がトリプルオーバック
ショットで1人はFRAG-12を発射してしまった、2人のトリプルオーで
穴だらけの所にFRAG-12で爆破処理までしてはほゞ原型を留めていない。
リトにこっ酷く怒られていた。
遠くの木にハチの巣を発見、現在双眼鏡で確認しました、先ずアマが近づいて
空間魔法を発動、捕獲に成功 近づくと直径5メートル位の球形をした巣が有る
余りにデカいので、殺虫剤(噴霧タイプ)では面倒そうなので 対G用の
置いて水入れるタイプを使用する事にした。
地面と接している空間魔法に置き型殺虫剤が入る程度の穴を空けてそれを
押し込む、水は先に入れて置いたので直ぐに燻煙が発生して内部を満たして行く
流石対G用密閉場所専用タイプだ、アマの手を煩わせずに済んだな。
半透明の空間魔法内で壁にバチバチ当りながら絶命して行く蜂達、暫くして音は
しなくなった。 アマに確認して貰ってから空間魔法を解除してお掃除開始、
空間収納にご遺体を収納していたら おそらく女王蜂と思われる特殊個体を
発見した、これは魔獣では無くて 昆虫だったのか? と推察したがどうやら
違うらしい アマ曰く魔獣でもそんな個体も有ります。だそうだ、区別が複雑
過ぎて判断出来ない、難しすぎる。
{肯定 マスター、良いのです。接触したら全て殲滅するのが正解ですので
特に選別する事に意味が有りません。} 確かにそうだけど何だかなぁ
あんまり気にしても仕方がないので 気を取り直してカメさん行って見よう。
見張りの人達は静かに見守っていてくれた、 カメさんも火を吐くんだっけ
それなら一撃必殺だけど、どれだけの威力が必要かの判断が付かない それに
リテヌート(ばあば)が言っていた、凄く美味しいらしいので居たら取って来て
と頼まれたのだ。 きっとグチャグチャにすると後で怒られるだろう、此処は
慎重に対処しよう。 でも如何しよう?
{提案 マスター、私がやりましょうか?簡単ですよ。} じゃあ御願い
”バチッ!” と音がしてカメさんの動きが止まった。・・・あれ?
終わったの?
{肯定 マスター、終了です。既に御亡くなりになってます}
近づいて確認する、確かに死んでる 今更ながら思うにアマが居れば危険なこの
環境でも 何ら不安要素など無いのではないか?
{肯定 マスター、その通りです。私が居れば危険など有りません、ですが
今回は狩りなのですよね マスターもとても楽しそうに用意されていましたし
私が全て対応しまうと 皆さん達がやる事が無くなってしまうので最低限しか
手出ししない積りでした。} そうだよなアマが居れば最初から大丈夫だった
[お兄ちゃん 私もいるし ヴィーヴォちゃん達もいるよ。]
・・・ 最初からオーバースペックな味方達が居た。 ・・・
<ただま~ あれ、カメ取れたんだね、これはわたしが預かって解体して
良いよね、ばあばと食べるんだよね。> そうだけど皆で食べるよ
<そうだね、ああ後魔王様が手が空いたら来るって言ってたよ、それでね
一応魔族領の各村廻って バイザーと言うかゴーグルとメガネを渡して来たのと
一応水鉄砲も渡して来たよ、皆もいるでしょ。> 皆に水鉄砲を配るフォー
今までの戦績をフォーに説明して、車両に乗り込み出発した。




