154、 緑地化と混じり物
公園に入り左方向へ進む、(そう言えば公園の外れって何処のことだ?)
{肯定 マスター、何処でも良いのだと思いますよ、外れなら。}
じゃあ此のまま外れ迄進もう。
左に進んで行くと公園の外れに辿り着いた、そこに見えたのは先程植えた
ヴィーヴォ(分体)の1本と 視界に入る限り緑地化した大地だった。
ヴィーヴォ(分体)も中央に位置する分体に近い程成長していた。
(2時間で此処迄やったんだ)
「太一さん いらっしゃいませ。如何です皆で協力して緑地化しました、魔鋼の
取り除き深度も100メートルに増やしたので 土地改良も出来てますし大きな
樹木も育つでしょう、魔獣・動物も生息は容易に成り豊かな実りを成すでしょう、
魔族領は大きく変わるのです。」*ヴィーヴォ(分体)
凄いな、フォーに光星電球大型版急いで作って貰わなきゃならないな。
獣人達も緑の野原に入って土の状態を見たり、匂いを嗅いだりしている、
<またヤラカシテルね 太一君。> あれ 来てたんだフォー
「太一殿 おはよう、凄い光景だな。」*魔王
『お早う御座います、魔王様 俺も今来てビックリです。追加で植えた
ユグドラシル達が協力して2時間で此処迄拡張させたのです、もう地平線の向こう
迄 草原が出来ています。』
<太一君 星光電球大型版はもう出来てるんだ、今師匠が他の惑星でテスト
してくれてるんだよ、師匠の仲間の倫理会議に掛けてるから可決待ち見たいだけど
近日中にGOが出ると思うよ。>
そうなんだ、では魔族領でも農業や牧畜が出来るかも知れないね。
「あのぉ~ 貴方は魔王様ですかのぅ、」*犬獣人の御爺さん
「ああ、儂は魔王じゃが、何用かな?」*魔王
「はぁ 恐れ多いとは思いますが、儂たちを此処で生活させて頂く事は
可能ですかのぅ。 あっ!儂は ドクと言いますじゃ。」*ドク
「ああ、良いぞ! 此処に住んでくれるなら喜んで受け入れるぞ。でも何故
此処がよいのじゃ、理由が有るのじゃろう。」*魔王
「はい、 此処におる者達は殆どが農家の出身でな、開放されたが戻る地を
持たない者ばかりじゃ。 そこで将軍様に案内して貰ったこの土地は 農業を
するには大変適した土壌と思う、此処に農園を作る許可を頂けたら 儂らが
畑を作って野菜を魔族の方々に販売出来るのでは と思ったのじゃ。」*ドク
成程良い案だね、それに戦闘が無くなって暇を持て余している魔族達にお仕事の
斡旋も出来るかな。
ここに来て、獣人達のほゞ全ての入居先が決まってしまった。喜ばしい事で
ある。 数多く居る獣人達の内、犬さん・ネコさん・ウサギさん・お猿さん・
お馬さん・狼さん・シツジさん・ネズミさん・クマさん・大アリクイさん・
グンカンドリさん・蜘蛛姉さん・麒麟さん・モグラさん・ワシさん・ウシさん・
コウモリさん・ハシビロコウさん・コドモドラゴンさん・トラさん・人さん。
・・・人さん?????
「太一殿 離れるのじゃ! それは人族じゃ。」*魔王
其処に居たのは人族の家族。 獣人達の姿は俺の知っている 4足歩行の態を
成していない、人族と同じ2足歩行なので 我々が見落としていたのだろう。
明らかに、此処に居ては拙いオーラを纏った 父親と思われる人族が震えながら
敵対的な感情を眼光に宿して 自身の身内を庇う為、睨んで来ている。
『あのぉ~、 そんなに身構えなくても大丈夫ですよ。 なにせ私も実は
人族なんですから。』 と自分の秘密を暴露してみるけど 効果は無い見たい
「・・・・・ 今迄判って居なかったのか? 何故私達を殺さぬ! 貴様らは
我々を嬲り殺しにするのが目的で この茶番を仕組んだのか?」*人族の人
獣人の人質交換だったのに 何故人族が混じっていたのでしょうか?
大体人族が此処魔族領に居て体は大丈夫なのかな?
『あの 何かの手違いで此処に連れて来て仕舞った様ですが、御体は大丈夫
ですか? 怠いとか気持ち悪いとか有りませんか。』
「あっ! 大丈夫に決まっているではないか、何故怠くなる必要が有る」*
人族の人 大丈夫らしい何でだろうね
『そうですか 貴方達は何故獣人と一緒に人質になっていたのですか?』
「それは 判らん。 領地で捕まって、奴隷にされ先日連れ出されて
今此処に居る、我々は連れ回されただけだ。如何なっているかは 此方が
聞きたい位だ。」*人族の人 そりゃ判んないよね
「ああ 聞いた事が有るぞ、其方らはメメントの者だろう。メメント国の
住民は魔族領に近い場所に住み、動物や魔獣と供に旅をしながら生活すると
聞いた事が有る。その者達は長い年月を魔族領と接していた為、魔素に免疫が
有り 魔族領でも生活出来ると 大じいじに聞いたぞ。」*魔王
「確かに私達はメメントの者だ、ルブランドル帝国によって滅ぼされた
我が国はもう無い。人族領では私たちが暮らせる場所はもう無いのだ、そして
魔族達よ 我々はどの様な死を受けるのだ?」*人族の人
「いや 別に何もしないぞ。人族領に場所が無いなら此処に住むが良い、
何なら此処で国を興しても良いぞ。魔族と敵対しないならドンドン作ってくれ。」
*魔王 魔王様太っ腹だね
「なっ! なんと ここに住んで良いのか? 税は如何程か。」*人族の人
「税? そんな物は要らん。魔族領に税は無い。」*魔王
「はっ? 税金要らないのか。 しかし今の我々には何も無い。これでは
折角居住権を貰っても 仕方がない、やはり死ぬしかないのか。」*人族の人
『ああ その辺の御手伝いは俺がしますよ、そう言うの趣味なんで。』
「何をしてくれると言うのだ、出来もしない事を言うな!」*人族の人
『そうですよね、貴方方の生活スタイルはチョット特殊な様ですので
後で対応しますので、では先ず獣人さん達の為に 作業を開始します。』
魔王様を中心に、獣人達が何処にどの位の畑を作るかを話し合い 魔王様が
許可を出すと 見ている間にヴィーヴォの分体が区画整理と畑を作って行く。
俺はヴィーヴォの分体から魔鋼を預かり、それを使って 畑仕事中に使う
トイレや東屋を作って行く。農家組の作業はあっと言う間に終わった。
後は城下町に獣人の住居を作る、住居制作は慣れたものだが 麒麟さんの
お家は苦労した、異常に部分部分が縦長に成るのだ、見た目にアンバランスな
建物になってしまった。 生活に必要な物と衣料品なども配って 魔王様が
ある程度の金銭も配っていた。
そんな作業を俺の隣で唖然として見ていた人族の人はトーラさんと言い、
メメント国の族長(国家元首)だった。奥さんはジーラさん お子さんが3人
居て 長男サマ君 長女アキちゃん 次女リリカちゃん の5人家族だ。
家令の御夫婦と同居していたらしいが、奴隷にされ過酷な労働の末その夫婦は
亡くなってしまったそうだ。 生活スタイルは俺の感覚では遊牧民だった、
複数の動物、魔獣を手懐けて動物が食す草(餌)が無くなると他の場所に移動
する生活だ。固定した家屋は持たず、生活していたので 之から如何しようか
決めあぐねて居る。 フォーにも聞いたが牧畜はこの世界ではほゞ行っていない
そうだ、獲物はサーチアンドデストロイ方式が定番で ある意味狩人としての
実力は その生物の性能を示す物で有り、獲物を多く仕留められる者が強者と
して君臨するらしい。(これは非効率だよね) トーラさんと話していると
奥様が定住したい旨を提案して来た。どうやら雑貨屋じいじの2階で魔族の
子供達が学問を教わっている光景を見たのと 城下町で色んな種族が仲良く
お喋りしたり 仕事をしている光景を見て自分たちの子供の為にも定住した方が
有意義だと旦那さんに申し立てて来た。しかし旦那さんは遊牧しかやった事が
無い、そうそう決断が出せないので本日は自宅へお連れしよう。
公園に入り左方向へ進む、(そう言えば公園の外れって何処のことだ?)
{肯定 マスター、何処でも良いのだと思いますよ、外れなら。}
じゃあ此のまま外れ迄進もう。
左に進んで行くと公園の外れに辿り着いた、そこに見えたのは先程植えた
ヴィーヴォ(分体)の1本と 視界に入る限り緑地化した大地だった。
ヴィーヴォ(分体)も中央に位置する分体に近い程成長していた。
(2時間で此処迄やったんだ)
「太一さん いらっしゃいませ。如何です皆で協力して緑地化しました、魔鋼の
取り除き深度も100メートルに増やしたので 土地改良も出来てますし大きな
樹木も育つでしょう、魔獣・動物も生息は容易に成り豊かな実りを成すでしょう、
魔族領は大きく変わるのです。」*ヴィーヴォ(分体)
凄いな、フォーに光星電球大型版急いで作って貰わなきゃならないな。
獣人達も緑の野原に入って土の状態を見たり、匂いを嗅いだりしている、
<またヤラカシテルね 太一君。> あれ 来てたんだフォー
「太一殿 おはよう、凄い光景だな。」*魔王
『お早う御座います、魔王様 俺も今来てビックリです。追加で植えた
ユグドラシル達が協力して2時間で此処迄拡張させたのです、もう地平線の向こう
迄 草原が出来ています。』
<太一君 星光電球大型版はもう出来てるんだ、今師匠が他の惑星でテスト
してくれてるんだよ、師匠の仲間の倫理会議に掛けてるから可決待ち見たいだけど
近日中にGOが出ると思うよ。>
そうなんだ、では魔族領でも農業や牧畜が出来るかも知れないね。
「あのぉ~ 貴方は魔王様ですかのぅ、」*犬獣人の御爺さん
「ああ、儂は魔王じゃが、何用かな?」*魔王
「はぁ 恐れ多いとは思いますが、儂たちを此処で生活させて頂く事は
可能ですかのぅ。 あっ!儂は ドクと言いますじゃ。」*ドク
「ああ、良いぞ! 此処に住んでくれるなら喜んで受け入れるぞ。でも何故
此処がよいのじゃ、理由が有るのじゃろう。」*魔王
「はい、 此処におる者達は殆どが農家の出身でな、開放されたが戻る地を
持たない者ばかりじゃ。 そこで将軍様に案内して貰ったこの土地は 農業を
するには大変適した土壌と思う、此処に農園を作る許可を頂けたら 儂らが
畑を作って野菜を魔族の方々に販売出来るのでは と思ったのじゃ。」*ドク
成程良い案だね、それに戦闘が無くなって暇を持て余している魔族達にお仕事の
斡旋も出来るかな。
ここに来て、獣人達のほゞ全ての入居先が決まってしまった。喜ばしい事で
ある。 数多く居る獣人達の内、犬さん・ネコさん・ウサギさん・お猿さん・
お馬さん・狼さん・シツジさん・ネズミさん・クマさん・大アリクイさん・
グンカンドリさん・蜘蛛姉さん・麒麟さん・モグラさん・ワシさん・ウシさん・
コウモリさん・ハシビロコウさん・コドモドラゴンさん・トラさん・人さん。
・・・人さん?????
「太一殿 離れるのじゃ! それは人族じゃ。」*魔王
其処に居たのは人族の家族。 獣人達の姿は俺の知っている 4足歩行の態を
成していない、人族と同じ2足歩行なので 我々が見落としていたのだろう。
明らかに、此処に居ては拙いオーラを纏った 父親と思われる人族が震えながら
敵対的な感情を眼光に宿して 自身の身内を庇う為、睨んで来ている。
『あのぉ~、 そんなに身構えなくても大丈夫ですよ。 なにせ私も実は
人族なんですから。』 と自分の秘密を暴露してみるけど 効果は無い見たい
「・・・・・ 今迄判って居なかったのか? 何故私達を殺さぬ! 貴様らは
我々を嬲り殺しにするのが目的で この茶番を仕組んだのか?」*人族の人
獣人の人質交換だったのに 何故人族が混じっていたのでしょうか?
大体人族が此処魔族領に居て体は大丈夫なのかな?
『あの 何かの手違いで此処に連れて来て仕舞った様ですが、御体は大丈夫
ですか? 怠いとか気持ち悪いとか有りませんか。』
「あっ! 大丈夫に決まっているではないか、何故怠くなる必要が有る」*
人族の人 大丈夫らしい何でだろうね
『そうですか 貴方達は何故獣人と一緒に人質になっていたのですか?』
「それは 判らん。 領地で捕まって、奴隷にされ先日連れ出されて
今此処に居る、我々は連れ回されただけだ。如何なっているかは 此方が
聞きたい位だ。」*人族の人 そりゃ判んないよね
「ああ 聞いた事が有るぞ、其方らはメメントの者だろう。メメント国の
住民は魔族領に近い場所に住み、動物や魔獣と供に旅をしながら生活すると
聞いた事が有る。その者達は長い年月を魔族領と接していた為、魔素に免疫が
有り 魔族領でも生活出来ると 大じいじに聞いたぞ。」*魔王
「確かに私達はメメントの者だ、ルブランドル帝国によって滅ぼされた
我が国はもう無い。人族領では私たちが暮らせる場所はもう無いのだ、そして
魔族達よ 我々はどの様な死を受けるのだ?」*人族の人
「いや 別に何もしないぞ。人族領に場所が無いなら此処に住むが良い、
何なら此処で国を興しても良いぞ。魔族と敵対しないならドンドン作ってくれ。」
*魔王 魔王様太っ腹だね
「なっ! なんと ここに住んで良いのか? 税は如何程か。」*人族の人
「税? そんな物は要らん。魔族領に税は無い。」*魔王
「はっ? 税金要らないのか。 しかし今の我々には何も無い。これでは
折角居住権を貰っても 仕方がない、やはり死ぬしかないのか。」*人族の人
『ああ その辺の御手伝いは俺がしますよ、そう言うの趣味なんで。』
「何をしてくれると言うのだ、出来もしない事を言うな!」*人族の人
『そうですよね、貴方方の生活スタイルはチョット特殊な様ですので
後で対応しますので、では先ず獣人さん達の為に 作業を開始します。』
魔王様を中心に、獣人達が何処にどの位の畑を作るかを話し合い 魔王様が
許可を出すと 見ている間にヴィーヴォの分体が区画整理と畑を作って行く。
俺はヴィーヴォの分体から魔鋼を預かり、それを使って 畑仕事中に使う
トイレや東屋を作って行く。農家組の作業はあっと言う間に終わった。
後は城下町に獣人の住居を作る、住居制作は慣れたものだが 麒麟さんの
お家は苦労した、異常に部分部分が縦長に成るのだ、見た目にアンバランスな
建物になってしまった。 生活に必要な物と衣料品なども配って 魔王様が
ある程度の金銭も配っていた。
そんな作業を俺の隣で唖然として見ていた人族の人はトーラさんと言い、
メメント国の族長(国家元首)だった。奥さんはジーラさん お子さんが3人
居て 長男サマ君 長女アキちゃん 次女リリカちゃん の5人家族だ。
家令の御夫婦と同居していたらしいが、奴隷にされ過酷な労働の末その夫婦は
亡くなってしまったそうだ。 生活スタイルは俺の感覚では遊牧民だった、
複数の動物、魔獣を手懐けて動物が食す草(餌)が無くなると他の場所に移動
する生活だ。固定した家屋は持たず、生活していたので 之から如何しようか
決めあぐねて居る。 フォーにも聞いたが牧畜はこの世界ではほゞ行っていない
そうだ、獲物はサーチアンドデストロイ方式が定番で ある意味狩人としての
実力は その生物の性能を示す物で有り、獲物を多く仕留められる者が強者と
して君臨するらしい。(これは非効率だよね) トーラさんと話していると
奥様が定住したい旨を提案して来た。どうやら雑貨屋じいじの2階で魔族の
子供達が学問を教わっている光景を見たのと 城下町で色んな種族が仲良く
お喋りしたり 仕事をしている光景を見て自分たちの子供の為にも定住した方が
有意義だと旦那さんに申し立てて来た。しかし旦那さんは遊牧しかやった事が
無い、そうそう決断が出せないので本日は自宅へお連れしよう。




