130、 ダンジョン踏破 改造付き
リト・ヘビ達・ネコ2匹を先頭にダンジョンに踏み込んだ。 う~む、 特に
入口と変わった所は無いな。 ごつごつと歩きにくい床と壁・天井 1階の
改造前と同じだな、奥へ進んで見よう。
走り出そうとするリトを宥めて慎重に進んで行った。 特に何も起きない
何も居ない、無人(無魔族)なのか? 緩い傾斜の下り坂が続く通路を
100メートル程進んだ所から 一旦入口まで戻って 通路の左右に客室を作り
通路の床・壁・天井を滑らかにする作業を行いながら進んだ。
直線的に進んで来たが、500メートル位の地点に壁に囲われた円形のホール
が現れた (この空間はお風呂か宴会場かゲームセンターかお土産屋だな)
その円形空間は直径で50メートル位有り、どの施設にも改造可能と思われる
さて、何の施設にしようかなぁ。
{告 マスター、時期尚早です 多分未だ階下が存在すると思われます、全ての
階層を踏破してから 何処に何を設置するかを検討するのが好ましいと
思われます}
そうだね 基本的な(床・壁・天井の)改造で治めて 次行って見よう。
今迄直線で来ていた1本の通路が円形ホールによって左右に分岐して又
奥へ緩やかな下り坂のまま 奥へと続いている。 (さて 何方に行こう?)
暫し考えていたが 何方も後で確認しなければならない事に気が付いたら
足は右側の通路へ 向かっていた。
右側の通路を改造しながら進んで行ったら 突き当りだった。 行き止まりだ
通路を戻って円形ホールから左側に進んだ、同じ様に改造を進め乍ら、進んだ
その奥で B1(地下1階)住民が大挙して待ち受けていた。
見た目に完全に怯えている。 種族的に スライム・ゴブリン・オーク
ミノタウロス・リザードマン等 代表的な魔族が存在している。 只、
皆 震えて居る。(何か怖いことあったの?)こちらも一抹の不安を覚える。
アマに聞いて見た所、ダンジョン産の魔族は討伐されたら ダンジョンに吸収
されて 又新たに生産されるとの事だから、感情とかは存在しないので
会話は覚束ないとの事だった、(この魔族達は勝手に改造しちゃ拙いよね)
「太一さん、ビッチさんが気が付かれましたので此方へよびました。」*
ヴィーヴォ 有難うヴィーヴォさん では暫く待ちましょう
カッチャ・カッチャ・カッチャ、 軽快な音で近ずく足音 (骨だとこんな
感じになるんだなぁ)なんて思っていたらビッチさんが到着した。
「ああ 先程は助かった、有難う。 しかし勝手にダンジョンの扉を開けては
いかんな、ダンジョン用の魔物が居るから危険なのじゃ。」*ビッチ
『すみません、勝手に開けてしまって それで魔物何ですが あそこで震えてる
のですが あれ何ででしょうね。』
「ぬぬっ? おぬし等如何したのじゃ。」*ビッチ
「ヴォ~、ブッブブゥ、ギャァ~ス、・・・(プルプル)」*魔物たち
ダメだ、これは解らない。
「フムフム、ほうほう、そうかそうか」*ビッチ (解るんだ)
『何だか判りましたか?』
「どうやら 燃料が豊富になったので、最深部の魔物がパワーアップして
儂の分まで燃料を必要に成ったようじゃ、これは何とかせねばのぅ。」*ビッチ
『それは如何すれば良いのですか?』
「そうじゃのぅ、儂が元気なら何とかなるんじゃが 今はのぅ。」*ビッチ
{告 マスター、先日迄弱体化していたダンジョンです 地下階層は
5階層しか有りません。後4階層進めばラスボスです 私達で退治しましょう。}
ラスボスって退治しちゃって良いのかな? ビッチさんに怒られない?
{肯定 マスター、管理者が管理出来ないのが悪いんです、後は強制的に排除
するしか有りません。} でも一応ビッチさんに確認しよう
『あの~ビッチさん、最深部のラスボス倒しちゃて良いんですか?』
「ぬっ? ああ 倒せるものなら倒してしまっての良いぞよ。」*ビッチ
『では 我々で対処して見ますね。』
ビッチさんの確認も取れたので それではダンジョン攻略スタート。
震えてる魔物の横を通過して階下に降りる階段を降りる、
この階段 通路から階段の入口を入って右手からスタートして左に円を描きながら
降下して行く構造の様だ、アマによると階段を下りきった部分が丁度階上の
階段入口の直下に出る構造の様だ。
降りきった部分から見える景色は階上と同じだが 階上と違って通路は傾斜して
居ない (平坦だ)。 左右に客室のベースを作り乍ら進んんでいるとやはり
構造は階上と同じ様だ。構造自体はほゞ同じで円形ホールから左右に伸びる通路が
行き止まりと 階段に続く位置が左右反対であった。
その後もB3・B4と改造しながら進んで行ったが 罠も魔物も登場しない。
何だか肩透しだね、ダンジョンってこんなの?
{否定 マスター、やはりダンジョンが弱体化した為でしょう、こんな平穏に
ダンジョンを歩く事は通常出来ません。 そしてラスボスが燃料の殆どを吸収
していると思われます、 どんな強いラスボスが現れるか楽しみです。}
俺はあんまり楽しみじゃアリマセン。




