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召喚勇者は世界を救わない  作者: 粉みるくススル
ヨルムンガンド
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22.神人族2

「ほれ、そこの獣人、ワシを殺す気で殴ってみろ」


アグニさんが、戸惑いながらもハカセを殴・・・れない。

アグニさんは、意地になって何度も殴ろうとするが手が出ない。


「ちゃんとプログラムは働いてるな。ということは天使族が異常なのか」


ハカセさんは自己完結しているが、こちらは疑問しかない。


「ハカセさん、まだ色々聞きたいことがあるのですが」


「それは、おいおい説明しよう。この先、時間はたっぷりあるからな」


何を言って


「よし、ダンジョン攻略を続けるのじゃ!」


無理矢理、チャイナドレスを着た豊満な美女、中身はジジイが仲間になった。



神人族と名乗るゴーレムのハカセが仲間になったわけだが、なんというか無茶苦茶だ。

擬態している魔物をわざと刺激して戦闘をしたり、わざとダメージを受けて感動したり、最終的にロケットパンチで倒すという無茶苦茶感。

あっ飛ばした腕は、手動で回収するのですか。


暴走気味のハカセを抑えつつ、二十五階まで降りた。

二十五階のセーフティーゾーンで一泊するわけになったのだが、ハカセが寝てくれない。


「ゴーレムに睡眠は必要ないからな!」


ハカセは、講義を始めるのだが、さすがに眠いのでなんとか説得して静かにさせる。

先が思いやられる。






さて、面白いことになっているの。

ワシは、はるか昔のことを思い出した。

ホムンクルスとて人の遺伝子を使っている限り、人じゃ。長い年月をかければ進化するのはあたりまえなんだがな。だからやめておけと言ったのに奴等ときたら。

奴等が絶対に逆らうことはないと言ったホムンクルス、その天使族がどんな進化を遂げたのか興味深いな。


神人族の時代、ハカセは異端だった。

世の中が、ホムンクルス絶頂期にホムンクルスを否定してゴーレムの素晴らしさを説き追放された科学者であった。

ハカセは、追放された後もゴーレムの研究を続けた。自身の体をゴーレムに変えても研究を続けた。アースガルドから神人族が去っても、ダンジョンに籠って研究を続けた。

そしてこの長い研究でハカセが導き出した結論があった。


話し相手がいないとつまらない。


折角の研究も、解説する相手がいないとつまらない。

一度ゴーレムの話し相手を作ったが、それに話を理解する知能がないと意味がないとすぐに気付いた。


そんなハカセは見つけてしまった。

話し相手を。

さらに地上は楽しいことになっている様だ。

たまらない。


ああ楽しみだ。





二十六階。

朝からハカセがうるさい。

なんでこんなにハイテンションなのだろうか。そもそもゴーレムにテンションがあるのだろうか。


ダンジョン自体は、相変わらず擬態する魔物ばかりで刺激を与えないようにすれば比較的安全だった。

定期的にハカセが「暇だ」と叫びながら魔物に刺激を与えて戦闘を引き起こしていたが。


二十九階。

ボスの階層の手前までやってきた。

ここで一泊することにした。


「ハカセさん、僕のユニークスキルについてなんですが」


前から疑問に思っていたことを聞こうとしたらハカセが暴走を始めた。


「それそれ!それを詳しく調べたいのじゃ。解剖していいか?駄目か!ゴーレムの体を用意しておくから解剖を、駄目か!蘇生実験も並行してやるから解剖を、駄目か!」


まともな会話にならない。


「冗談は置いといて、ユニークスキルについてまだ検証中じゃ。神人族が作った物ではないが、何かの技術を流用しているのは確かじゃから時期にわかるじゃろう。少し待っておれ」


狂っているのか正常なのかよくわからない人だ。








_____________________________

名前 真神尚人 17歳

種族 人間族

職業 勇者


レベル 10

HP 3000/3000

MP 2862/2862 

力  550

体  510

俊  510

魔  600


【スキル】

万物創造 共通言語認識 電脳

狩人 剣術 刀術

投擲 体術 ゴブリン式格闘術

回避 解体 火魔法

水魔法 風魔法 土魔法

回復魔法 重力魔法 生活魔法

状態異常魔法 弱体化魔法

遠見 警戒 索敵

空間認識 料理 農業

状態異常耐性 並行詠唱


【称号】

異世界人 勇者 閃光のマヨネーズ

盗賊スレイヤー 帝国勲章 カレーの王子様


【固有魔法】

ブリットショット

ブリットバースト

リバイブ


【装備】

アダマンタイ(トウ)

皮の鎧

手甲

お洒落なマント

世界樹のペンダント

_____________________________


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新しい連載を始めました。よかったらお暇な時でも目をお通しください。
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干物男は異世界でも引きこもりたい
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