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03.真神尚人の冒険3

18時の予約掲載の設定忘れていたの巻(汗)

翌朝、明るくなると同時に起き野営の片付けをする。

アガルタまであと半日の距離だ。急がなくてもよかったが暑くなる前に移動したかった。


街道を数時間ほど歩いていると先の方から戦闘音が聞こえてきた。急いで近づいてみると馬車がゴブリンに襲われていた。


1台の馬車と護衛の冒険者3人を囲むゴブリン6匹。

冒険者達はゴブリンと戦っているが苦戦しているようだ。

御者台で高齢の男性が、剣を片手に馬をなだめながらゴブリンが近づかないように善戦している。


馬車は、個人用の豪華な装飾が施された馬車だ。乗っているのは恐らく貴族か金持ちだ。

逃亡の身であるため関わりたくない。

貴族とは特に関わりたくない。

正直、面倒。


うん、逃げよう。


冒険者が「助けてくれ」と叫んでいるが、無視して少し街道を戻り戦場を大きく迂回。

無事に迂回成功。

アガルタまでの旅に戻る。



しばらく街道を、のんびり歩いていると背後から馬車が凄い勢いで走ってきた。

ゴブリンに追われてる様子もないし、無事に倒したかのかな。

それにしてもとばし過ぎじゃね?てくらいスピードが出ている。

そんな馬車が僕を通り越すと減速していき少し前方で止まった。


「お嬢様、見つけました!」


先ほど、ゴブリンと戦っていた冒険者が馬車から降りてこちらに走ってくる。


「おい、お前。先刻は何故助けなかった」


「逆に聞くが、何故助けないといけない?」


「冒険者は助け合い、と言うのを冒険者ギルドで習わなかったのか?」


厄介ごとになりそうだから走って逃げるかと思案していたら、草陰からゴブリンが5匹現れた。

ここにきてこの遭遇率。さっきも襲われてたしこいつら呪われてるんじゃね?


「ゴブリンだ!」の声に、他の2人の冒険者も馬車から飛び降りてくる。

ゴブリンは、LV3前後が5匹。

こちらはLV8前後の冒険者3人と御者台の高齢の男性がLV10となんとかなりそうだ。


「希望通り助け合いだ。1人1匹づつな」


返事も聞かず一番近いゴブリンに走りこみながら刀を抜き、体幹を袈裟切りで一閃。

あっさりと両断。


通常なら感じる違和感。人型を殺すことの抵抗感の消失、勇者補正によるLVアップ毎のステータスの異常上昇による異常な身体能力向上。

尚人は、この異常な変化に違和感を感じていなかった。寧ろ当たり前のように受け入れていた。



尚人が、ゴブリンを一刀のもとに斬り伏せたと同時に戦闘が始まった。

周りを警戒すると馬車の反対方面から別働らしき3匹のゴブリンが馬車に近づいていた。


冒険者達は問題なくゴブリンを倒せそうだったので、尚人は別働のゴブリン達に走り寄りながら、防具を身に着けていないゴブリンを一閃両断。

返す刀でもう1匹のゴブリンの右腕を切断。さらに袈裟切りで両断。

出来なかった。

ゴブリン2匹と右腕。

刃こぼれと血油で打刀無銘の切れ味が落ちていた。


大量出血で倒れるゴブリンを視界にとらえながら「もっと刀を扱う技術があればこの程度で切れ味が落ちることはないんだろうなぁ」と暢気なことを考えていたら閃いた。


『万物創造』を打刀無銘の刀身に施す。

イメージは、再生。

刀身は、一瞬にして新品の様になった。

これは刀身再生魔法と言うべきかな。MP消費も僅かで便利だったので愛用することにした。


倒れたゴブリンに止めを刺しつつ、最後の一匹のゴブリンをみる。

LV3で強くないが鉄の長槍と錆びた鉄の鎧を装備している。リーダー格か?

周りを確認すると幾程戦闘は終わっているようだ。


ゴブリンは吠えながらこちらを威嚇している。

尚人は、自分の腕では鉄を両断するのは無理だと諦め一気に間合いを詰める。

ゴブリンは、槍で尚人は突いてくるがそれをギリギリで躱しながらゴブリンの首を一閃両断。


刀身再生で刀の血糊を取り除き納刀しながらほっと一息。

冷静になり、自身の戦闘能力と殺すことへの抵抗感の消失にぞっとする。


「高名な冒険者の方とお見受けします。助力ありがとうございました」


最初に接触してきた冒険者さん、アランと名乗っていたが、戦闘前後で態度が違うんですけど。


アランさんに断りを入れ、自分が倒したゴブリン4匹をスキルで解体した。

魔石4つとゴブリンの耳4つが手元に残った。

食用、素材にならない部分は消滅したけどこれどんな仕組みなんだ?深く考えないことにした。


「その若さで解体スキルが使えるとは、腕の良い狩人なんですね」


コモンスキルは、関連した技術や動作を長年繰り返し修練することによって身につく。

解体は、熟練の狩人がよく習得している。


「それ刀って奴ですよね。すげー。かっこいいー」

「ゴブリンを一刀両断とかしびれたっす」

「一瞬でゴブリンを両断、二つ名は『閃光』とかどうですかね」

「『閃光のマヨネーズ』!」


アランさん以外の冒険者、ロビン、マニと名乗っていた2人がうざい。

二つ名とかいいからやめてください。

というか何処からマヨネーズ?

はい、そう言えばマントにマヨネーズと刺繍されてましたね。目立っていたようです・・・。


それから御者さん、スチュワートと名乗っていたが、馬車のオーナーの執事さんでその方の頼みでアガルタまで同行することになった。報酬に残り4匹分のゴブリンの魔石を希望したらあっさり貰えた。

ゴブリンの魔石が8個。全部でMP80。これを元に、生活魔法スキルか料理スキルか何か作りましょう。


同行しながらステータスを確認。

レベルは上がってなかったが『刀術』レベルが上がり、新たに『回避』スキルを習得していた。

ゴブリンの攻撃をギリギリで躱したからかな?相変わらず勇者補正がチート。


戦闘中に閃いた『刀身再生』

刀だけでなく装備品にも有効だった。

鎧とかマントピカピカですよ。

マヨネーズの刺繍もピカピカですよ。

これは『装備再生』ですね。

ゴブリンの返り血で汚れた装備は綺麗になったけど、体は無理でした。はい。旅の汚れと返り血で臭いです。

1人旅では気にならなかったけど周りに人いるとね。

この辺の感覚はまだ麻痺してないみたいだ。

馬車には、美人も乗ってから余計ですよ。

気まずい。



馬車は、アガルタを治める子爵、ビスマルク=ローレックアガルタの持ち物で、乗っていたのはその一人娘のアントワネット=ローレックアガルタさん。それと執事のスチュワートさん。

あと、護衛のおまけ3人。

アントワネットさんは、18歳の美人でスタイル良くて妖艶でした。目つきが凄く悪くて何か怖いけど。

あれだ、よくあるテンプレの悪徳令嬢ぽい。

でも気さくに話しかけてくれたりして、臭いのニコニコしてくれて良い人だった。

僕のことを『マヨネーズ様』って呼ぶけど。

やめてください・・・。死んでしまいます・・・。








あと『マヨネーズ』の称号が、『閃光のマヨネーズ』に変わっていた。

ステータスそっ閉じ。




_____________________________

名前 真神尚人 17歳

種族 人間族

職業 勇者


レベル 3

HP 850/900

MP 1011/1021

力  200

体  180

俊  180

魔  250


【スキル】

万物創造 共通言語認識 電脳

剣術 刀術 体術

回避 解体


【称号】

異世界人 勇者 閃光のマヨネーズ


【装備】

打刀無銘

皮の鎧

お洒落なマント

_____________________________


_____________________________

刀術 2/10(コモン)


刀を扱う技量に補正がかかる

初手の切れ味が増す

___________________________


_____________________________

回避 1/10(コモン)


回避行動の成功率に補正がかかる

___________________________


異世界ではマヨネーズは名誉ある名称なのです。

なのです。

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