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常連客(予定)

あの後昼飯を食べに行き街をぶらぶらと歩いて

今から夜の営業だ。

酒の仕込みも終わってる。

(酒は全て自分で造っている)

営業開始の木札を付けようと外に出たら…

「お、お昼はありがとうございました!」

ばったり昼の女性に会った。

「おう 今から営業開始だが何か飲むか?」

「は、はい」

怯えてる。

まぁ金を使ってくれればそれでいい

「じゃあ入れ」

女性を店の中に入れた。

「あの…」

「なんだ?」

「ここのお酒は何が美味しいんですか?」

「何でも美味えが…もしかして酒飲まないのか?」

「はい…」

「それなら…ロゼワインとかどうだ?」

「ロゼワイン?」

「辛口だがスッキリして飲みやすいぞ」

ロゼワインは甘いイメージがあるがうちは辛口だ

「じゃあそれで」

「はいよ」

酒の提供は樽からグラスに注ぐだけだ。

「ごゆっくりどうぞ」

師匠が言っていた。

「提供する時は必ず敬語でだ」と

「ありがとうございます」

さぁ気に入ってくれるか

「っ…」

マズったか?

「お…」

お?

「美味しい!」

「そりゃ良かった」

彼女おかわりを繰り返して1時間くらい居座って帰ってった。

わんちゃん常連になってくれるか?

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