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少年マノンと勇剣の英雄譚  作者: キューブ・V
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少年マノンと勇剣の英雄譚 第2章「~魔法~あなたの為に」第四十七話

読んでくださりありがとうございます。

文脈や言葉遣い、構成などの知識を持ち合わせていない素人が書いた作品です。 

よろしければブックマークや感想をコメントしていってください。

前回


秘密結社クリミナル・クローバー最高幹部、嘲弄ノ道化師が姿を現した。


揺れるヴィリジアンの心を嘲り、

罪と過去を突きつけ、再び闇へ引き戻そうとする狡猾な言葉。


だが、その迷いを断ち切ったのは、

マノンのまっすぐな怒りと覚悟だった。


理想を笑われようとも、

罪を背負う未来を否定されようとも、

それでも人はやり直せると信じる剣。


交錯する重力と狂気。舞台は整った。


今、最高幹部同士の凄絶な戦いが幕を開ける。


智ノ議事塔最上階にて

マノンの言葉を聞き覚悟を決めたヴィリジアンと

オチャラケタようにクルクル回る道化師が対峙していました。


ヴィリジアン「こいつは油断ならん相手だ、私でも能力の一端しか知らない。何か隠し弾があるかもしれん、警戒を最大化する!グラビティ・キューブ4th【グラビティ・マーシャルアーツ】」

キューブで自身の動作を制御しながらヴィリジアンが道化師へと迫る!


嘲弄ノ道化師「のほほ!流石ですよォ!ヴァイスさん!ワタクシが接近戦が不得手とお考えになったのですねェ!大正解!な~の~で~♪ 距離を取らせてもらいますよォ!」

道化師が指をパチンッと鳴らす それと同時に、ヴィリジアンの攻撃が叩き込まれる!

しかしその攻撃は無情にも道化師を捉えることはできない!


ヴィリジアン「クッ…厄介なスキルだ!」

道化師を探すためにヴィリジアンが辺りを警戒する、しかし道化師の姿が見当たらない。

その時スカーレットが大声を張り上げる。


スカーレット「先生!下よ!」

すぐに自身の足元を確認するヴィリジアン、そこに寝転んでヴィリジアンを見上げる道化師の姿が!


ヴィリジアン「貴様!舐めているのか!」

ヴィリジアンが道化師の顔を震脚で踏み抜きにかかる! ドゴシャッ!

しかし、そこに道化師の姿はすでにありません。


嘲弄ノ道化師「んっふっふ~♪道化師相手にあまり感情的になってはいけませんネェ…そんなのどうかし『道化師』てますよん♪おっとお寒いようで、【クラウン・ブリザガ】!」

その刹那!道化師が放った魔法がヴィリジアンとスカーレットに即着する!


ヴィリジアン「グッ!?氷魔法か!」 スカーレット「すぐに溶かして…」

氷での行動封じ、狼狽える2人の隙を道化師が逃さない!


嘲弄ノ道化師「のほっほほ!まずは貴女を殺して、ヴァイスさんの幻想を打ち砕きましょう!【スクエア…」

道化師がスカーレットに向けて魔法を放とうとした、その瞬間!


マノン「僕がいるぞ!はぁぁぁ!【シューティングスター・ラッシュ】!」

剣閃が走る!マノンへの対応が一瞬遅れた道化師は防壁を展開する!


嘲弄ノ道化師「おんやぁッ!動きは察知していましたが予想以上にお早い!【スクエア】!」

道化師が半透明の立方体に包まれた。 ガキィン!その立方体にマノンの攻撃が弾かれる!


マノン「くッ!?まるで鋼鉄を切りつけたみたいな手応えだ!」

スメラギが道化師の防壁を見て不思議がる。


スメラギ「ありゃ魔力防壁か…?いや違うな、もっと異質で特異なスキルか魔法だ!油断すんなよマノン!」

マノンの攻撃のおかげでヴィリジアンとスカーレットは氷から脱出し3人が固まる。


嘲弄ノ道化師「のほほほ♪やはり3人同時にお相手するのは少し骨が折れますネェ…すこしばかり本気を出すとしましょう!」そう言いながら道化師は両手で指をパチンッと鳴らします。

すると無数の氷や炎が現れたのです!


ヴィリジアン「物量で押し切る気か!」スカーレット「一気にアレが全部飛んで来たら…」

2人の驚愕の表情を見た道化師は満足そうに笑います。


嘲弄ノ道化師「のほほほ♪いい表情をしてくれますねェ♪道化師冥利に尽きるというものですよん♪さらにここから少しばかりアレンジを加えますよォ!【ドッペル・イリュージョン】!」

道化師が唱えると同時、無数の炎や氷がバラバラの属性へと変化したのです!


マノン「さっきまで炎や氷しかなかったのに、雷や風、土なんかも混ざってる!」


スメラギ「魔法の効果を変更する魔法か!こりゃ対応しきれねぇぞ!」

その光景を見てヴィリジアンが思考を回す。


ヴィリジアン「いくら道化師の底が見えないからと言って全属性の魔法を行使できるか?いや無理なはず、ならばこれはブラフ!恐らくだが中身は炎や氷のままのハズ。私たちの慌てふためく様を見たい奴らしい性根の腐った策だな、しかしあの弾幕で押し切られたら…ハッ!」

凄まじい速度で思考を巡らせたヴィリジアンがあることを思いつく、そしてそれをマノンとスカーレットに伝える。


ヴィリジアン「マノン君 スカーレット 任せられるかい?」


マノン「はい!時間を稼ぐくらいなら!」 スカーレット「私…できるかな?」

マノンはヴィリジアンの策を聞き納得する、しかしスカーレットが心配そうにヴィリジアンの顔を見る。


ヴィリジアン「君なら成功する、なんたって君は私の可愛い教え子なんだからね。」

そう言いながらニコッと笑うヴィリジアン、その笑顔がスカーレットを奮い立たせた!


スカーレット「わかったわ先生!皆であのニヤケピエロをぶっ飛ばしてやりましょう!」

マノンが前衛 スカーレットとヴィリジアンが後ろに下がった陣形を取ります。


嘲弄ノ道化師「さてさてさぁて!作戦会議は終わりましたかァ?ヴァイスさん~ しかし貴方って本当にひどいですネェ!こんな幼気な少年を前衛に置くなんて…やはり貴方に善の世界は似合いませんよォ!今ならまだ間に合いますよ?共にクローバー様のもとに帰りましょう!」


ヴィリジアン「くどいぞ道化師、私はこの子達に未来を見出した。私は今までの罪を償い、今後は彼らに味方する!マノン君!頼んだ!」

その言葉と共にマノンが道化師目がけて走り出す!


マノン「ハァァァ!【コスモ・スラッシュ】!」

マノンの放った技が道化師ではなく地面に直撃し、飛散した瓦礫が道化師を襲う!

飛んでくる瓦礫を前にしても道化師は冷静に盤面を把握する。


嘲弄ノ道化師「んふ~ふ♪なるほど 魔法のブラフは完全にバレているようですねェ!となると狙いは飛散した瓦礫での魔法誘爆!ならば簡単なお話ですねェ!」

瓦礫が届く寸前、道化師は指を鳴らし ポスンッと展開していた魔法を消したのです!


嘲弄ノ道化師「あそれそれそれそれ~♪」そして余裕で瓦礫をすべて避ける道化師


マノン「なんて反応速度だ!」驚くマノン 

そのマノンへのターゲティングを道化師はすでに終えている!


嘲弄ノ道化師「のほほほ♪まだまだ青いですねェ!【クラウン・エクスプロム】!」

パチンッ! その音と共に、爆風がマノンを呑む! 黒煙を上げながらマノンが吹き飛ぶ


嘲弄ノ道化師「これでヴァイスさんに集中できますねェ…!?」

そこで初めて余裕を絶やさなかった道化師の態度が変わる!

視線の先にはスカーレットとヴィリジアンが何かを詠唱している姿がありました。


嘲弄ノ道化師「何を…なるほどですね ハイ スカーレットの莫大な魔力をヴァイスさんの持前の魔法制御で抑えてなにがしかの魔法を放とうとしているんですねェ!でしたら火力勝負と洒落こみましょう!」

道化師が指をパチンッと鳴らすと先ほどより多い無数の弾幕が現れる!


嘲弄ノ道化師「のほほほ!さぁさぁこれにて大団円!ヴァイスさん!貴方は大切な者をまた失い、闇の世界に戻るのですよォ!」 邪悪な叫びと共に無数の魔法が放たれる!

しかし迫りくる無数の魔法の前に ヴィリジアンもスカーレットも冷静です。


ヴィリジアン「フッ……隠し札は貴様だけの特権ではない。」


嘲弄ノ道化師「はてさて何のお話ですかね?」


ヴィリジアン「気づかなかったか?医療魔法も、重力魔法もこの世界に元から在ったものではない。」

ヴィリジアンが言葉を続けながら魔力を巡らせる。


ヴィリジアン「私の真の力【マギア・クリエイト】!創るのだよ。魔法そのものを。」

ヴィリジアンが巡らせた魔力がスカーレットへと流れ込む


スカーレット「感じるわ、先生の魔力!それに術式が!」

そしてスカーレットが杖を構える。


ヴィリジアン「いけるねスカーレット!」 スカーレット「勿論よ!完全に理解したわ!」

無数の魔法が迫る中、ヴィリジアンとスカーレットが2人で1つの魔法を放つ!


ヴィリジアン&スカーレット「炎滅魔法!【コラプス・ボルガノン】!」

2人が放った魔法が道化師の弾幕をすべて飲み込み消し去る!


嘲弄ノ道化師「なんとなんとなんとぉ!?ワタクシの魔法がすべてかき消されるなんて!?」

素っ頓狂な声を上げる道化師、そこに勢いが衰えないコラプス・ボルガノンが迫る!


嘲弄ノ道化師「触ってみたさ半分はありますが流石に危険ですねェ!」

道化師が指をパチンッと鳴らし 魔法が届かない範囲に転移する。


嘲弄ノ道化師「のほほほ♪範囲外に出てしまえばこちらのもの…ぎょぇぷっ!?」

魔法を避けたことで油断が生じた、道化師の背にマノンの蹴りがクリーンヒットする!


マノン「やっと完全に捉えられた!」


スメラギ「しゃあ!よくやったぜマノン!」

地面を滑りながら道化師が、ヴィリジアン、スカーレット、マノンの3人に囲まれる。


嘲弄ノ道化師「のほほほ…まさかこのワタクシが嵌められるとは。やはり人生は面白い♪」

そう言いながら服や帽子についた土ぼこりを払う道化師。


マノン「もう勝手な真似はできないぞ!」


スカーレット「残念だったわね、先生は渡さないしアンタも一緒に来てもらうわ!」


ヴィリジアン「いくら貴様が規格外だからといってもこの状況で逃げ切れんだろ。」

完全な窮地の中 道化師が不敵に笑う。


嘲弄ノ道化師「のほほほ♪ いやはやワタクシは道化師ですよ?どんな状況でも笑顔を絶やさず、盤面を返す!そんなジョーカー的存在なのですよん♪」


マノン「ま…まだ何か策が?」


嘲弄ノ道化師「マノン君でしたっけ?そのと~り!ワタクシにはまだまだ手札がいっぱいありますよォ!ざっと思いつくだけで6つも!」


スカーレット「なッ!?」 マノン「そんなにいっぱい!?」

道化師の言葉を聞き驚く2人、しかしヴィリジアンは冷静です。


ヴィリジアン「フッ、ならなぜ実行しない?見え透いたブラフだな。」

その言葉にわざとらしく狼狽する道化師


嘲弄ノ道化師「あっ いえそのですネェ!あっ!ほら後ろ後ろ!ワタクシばかり見てては危ないですよ!」今までの余裕ぶりが嘘のようにチープなブラフを仕掛ける道化師


スカーレット「なによ、最後の最後でほら吹きなんて!」

呆れた顔をするスカーレット 道化師がそれでもなお言葉を続けます。


嘲弄ノ道化師「本当ですって!ワタクシばかり見ててはいけませんネェ!危ないですよ!」

捲し立てる道化師を無視してヴィリジアンが魔法を放とうとする。


ヴィリジアン「道化師の事だ、時間を与えれば本当に何かしでかす。その前に拘束する!グラビティ・キューブ5th 【グラビティ・エリ…」

ドシュッ!!! 何かを貫く鈍い音が部屋に響く、そして道化師が笑う。


嘲弄ノ道化師「のほほほ♪だから言ったでしょう?ワタクシばかり見てては危ないと!」

音がした方をスカーレットとマノンが見る、そこには何かに腹を貫かれたヴィリジアンの姿がありました。


スカーレット「せ…先生!!!」


次回 闇の暴走


では今回のお話はここまでです。また次回お会いいたしましょう。

キャラ紹介



紅炎の魔術師 スカーレット・コルニア

年齢:17歳 身長:157cm 見た目:紅い髪に紅の瞳

赤と黒の模様が入ったマントと、黒を基調としたローブを纏う美貌の魔術師

ジョブ:炎系魔術師

スキル・魔法:上級炎魔術 飛翔魔法【フライ】魔力防壁

攻撃魔法:【ボルガノン・アロー】【ボルガノン・マルチアロー】

【ボルガノン・インパクト】【ボルガノン・メテオ】【チェイン・ボルガノン】

強化魔法【エンチャント・ボルガノン】NEW合体炎滅魔法【コラプス・ボルガノン】

少し(?)ツンデレ気質な紅炎の魔術師。

魔術師らしく知識量は豊富で頭の回転も速く、

さらには杖を用いた近接戦闘も「まぁまぁ得意」という器用さを持つ

信頼する先生と共に放った合体魔法【コラプス・ボルガノン】

紅炎と消滅がすべてを灰燼に帰す最強の魔法


ヴィリジアン・コルニア

年齢:28歳 身長:177㎝ 見た目:頭のキューブが割れ素顔が出ており黒い研究服を身に纏っている

ジョブ:魔導錬金術者 スキル:グラビティ・キューブ→マギア・クリエイト

技:1st【キューブスラスト】2nd 【キューブ・フローティング】【グラビティ・ブラックホール】

3th 【グラビティ・シールド】4th 【グラビティ・マーシャルアーツ】【重極拳】

5th 【グラビティ・エリア】 6th【キューブ・ストーム】10th【ダーク・ネビュラ】

NEW合体炎滅魔法【コラプス・ボルガノン】

性格は冷静冷酷合理的 異世界からの転移者

圧倒的な力を有する魔法使い スキルは存在しない魔法を創るスキル 解析魔法や医療魔法などを千差万別の魔法を創り活用する彼は天才なのであった



クリミナル・クローバー最高幹部


嘲弄「ちょうろう」ノ道化師

年齢:??歳 身長:174㎝ 見た目:現れるたびに色の違う道化服を着ている

頭には道化帽 顔には表情と同期して模様が変わる奇妙な白黒の仮面をつけている。

ジョブ:??? スキル:??? 

技:【テレポート】 【クラウン・ブリザガ】 【クラウン・エクスプロム】【スクエア】NEW【ドッペル・イリュージョン】

性格は他者を小馬鹿にする享楽主義者 秘密結社クリミナル・クローバーの最高幹部

空間転移や多数の魔法を難なく行使することができる実力者。

過去に二度マノンやスカーレット達と対峙しておりその際は圧倒的な力を見せつけている。

クェルボ公爵やキューブ・ヴァイスと同様配下の師団を持つが自身の周りに配置せず暗躍する国々や組織に潜入させている抜け目のなさを持ち合わせる。

戦場では魔法や戦術、ブラフや狂言で盤面を荒らすまさにトリックスター

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