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少年マノンと勇剣の英雄譚  作者: キューブ・V
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少年マノンと勇剣の英雄譚 第2章「~魔法~あなたの為に」第四十六話

読んでくださりありがとうございます。

文脈や言葉遣い、構成などの知識を持ち合わせていない素人が書いた作品です。 

よろしければブックマークや感想をコメントしていってください。

前回


キューブ・ヴァイスとの死闘を制し、

マノンとスカーレットは魔法国家ホルドーマを救った。


闇は祓われ、命は繋がれ、一つの決着は確かについたかに見えた。


だが、明かされた真実はあまりにも重い。

秘密結社クリミナル・クローバー、その総帥クローバーの命令は

この国を滅ぼすという絶対の宣告だった。


救われたはずの世界に、新たな影が落ちる。


智ノ議事塔最上階にて


ヴィリジアンから明かされた衝撃の目的に、マノンとスカーレットは戦慄した。

さらにヴィリジアンが話を続ける。


ヴィリジアン「君達は昔、この国に女神が降臨した話を知っているかい?」


マノン「女神様?それって…」 スメラギ「…俺をこの世界に連れてきた女神ピース・エレーネだな。」


スカーレット「確かこの世界を脅かす魔王を倒すのに必要な神器をもたらす時に降臨したはずね。」


ヴィリジアン「そう、そしてクローバーは唯一その女神の介入を危惧していたんだ。」


スメラギ「おいおい それじゃあまるでクローバーってのが…」


マノン「魔王みたいに世界を破滅に導こうとしてる?」

その言葉にヴィリジアンが頷く。


ヴィリジアン「クローバーはこの世界を1度滅ぼし、奴が頂点に君臨する新世界を創ろうとしている。」


スカーレット「スケールが大きすぎるわ…」

するとスメラギが納得したようにつぶやく。


スメラギ「なるほどな、そりゃ世界を壊して創ろうとしてるやばい奴だ、蘇生くらい簡単だろうな。」


マノン「つまりその新世界でヴィリジアンさんの大切な人を?」


ヴィリジアン「そういう取引だった、今考えればクローバーが創り出した彼女は…ただの木偶人形に過ぎなかったのかもしれないな。」

少し悲しそうに話すヴィリジアン、するとスカーレットが話を振ります。


スカーレット「今後の為にクリミナル・クローバーがどんな組織か聞きたいわ。」


ヴィリジアン「そうだね、教えよう。まずクェルボや私と戦ってわかると思うが、実質的にクリミナル・クローバーの構成員なのは総帥であるクローバー そして私含めた最高幹部の4人なんだ。」


スカーレット「5人だけってこと?意外と少ないわね。」


マノン「でもクェルボ公爵やヴィリジアンには配下がいましたよね?」


ヴィリジアン「その通り、最高幹部の下には各自が集めた師団がある。クェルボの黒翼師団 私の希壊師団のようにな。」


スカーレット「先生、ほかの最高幹部はどんな奴なの?」


ヴィリジアン「それも伝えておいた方がいいな、まずクェルボ公爵 最高幹部の中で一番うるさい 実力はあるが相手を舐める癖がある。君達に負けたのもそのせいだな 今は療養しているはずだ。」


スメラギ「つまり次戦うときは本気ってことか、気を引き締めねぇとな。」


ヴィリジアン「次に嘲弄ノ道化師、こいつは私も能力の全容は分からない。ワープや多種多様な魔法を使う。基本指令や命令で動いてるわけではない完全な遊撃だ。」


スカーレット「何度か会ってるけど確かに底のしれない相手ね…」


ヴィリジアン「そして最後にコレクター 奴が最も危険だ。 最高幹部の中で一番武闘派、奴の能力は見たことはないがどんな能力かは聞き及んでいる、収集と使役だ。」


マノン「集めた物で戦うってことかな?」

最高幹部の話を聞いたスカーレットがさらに聞く


スカーレット「先生、クリミナル・クローバーの次の計画は知ってるの?」

その言葉を聞き少し驚きながらヴィリジアンが答える。


ヴィリジアン「凄いなスカーレット、君の成長には驚かされる。そうだな私が知ってる限りの情報を…」

そう話そうとした瞬間 部屋の中に間の抜けた声が響きます。


???「のほほほほ~ それはいけませんねェ♪」

声が聞こえた瞬間臨戦態勢を取るマノン達、

そして声がした方向を注視していると柱の陰からひょこっと人影が現れた。


ヴィリジアン「やはり来たか…道化師…!」

そこには水色と黄緑色の道化服を着て白と黒の仮面を付けた嘲弄ノ道化師が立っていました。


嘲弄ノ道化師「のほほほ~ いやはや大変でしたねヴァイスさん。クェルボさんに続き貴方まで敗北してしまうなんて…悲しくて涙がちょちょ切れてしまいますよん。およよ~泣」

そう言いながら泣き真似をする道化師 すかさずヴィリジアンが攻撃を仕掛ける


ヴィリジアン「貴様の道楽に付き合う気はない、グラビティ・キューブ 6th【キューブ・ストーム】!」

攻撃の初動を感じさせない完璧な速攻魔法が道化師のいた場所で発動される!

すかさずヴィリジアンがマノンとスカーレットに指示を飛ばす。


ヴィリジアン「今ので仕留めれているわけがない!奴は転移する!急に現れるぞ!」


スカーレット「はい!…どこからくるの?」マノン「気配もない、どこから?」

警戒する一同、すると天井から声が


嘲弄ノ道化師「一体どこから来るんですかネェ?ワタクシも警戒しますよん♪」

いち早く反応したマノンが天井を見上げると、

そこにはまるで普通に床に立つように道化師が天井に立っていました。


マノン「上…!?」 嘲弄ノ道化師「弱めの~ 【クラウン・エクスプロム】ポン♪」

道化師がそう唱えるとマノン達の中心で小爆発が起きる!

皆がバラバラな方向に吹き飛ばされる、そして中心にふわっと道化師が降り立つ。


嘲弄ノ道化師「のほほほ~ まぁまぁそう殺気立たずに!ワタクシはお話をしに来ただけですよォ?」

ニヤニヤしながら道化師が吹き飛ばしたマノン達に視線をやります。


嘲弄ノ道化師「おんやぁ!これはこれは流石はヴァイスさん!すごいですネェ♪」

視線の先にはグラビティ・シールドで守られたスカーレットとマノンの姿がありました。


スカーレット「今の一瞬で私達にシールドを…」


マノン「すごい反応速度だ…ヴィリジアンさん助かりまし…ハッ!?」

マノンが見たものは、爆破に巻き込まれダメージを受けたヴィリジアンでした。


ヴィリジアン「マノン君 スカーレット大丈夫かい?」


スカーレット「先生!大丈夫!?すぐに回復を…」

そう言いながら駆け寄ろうとするスカーレットを大声でヴィリジアンが静止する。


ヴィリジアン「道化師から視線を切るな!奴に隙を見せたら飲まれるぞ!」

その言葉を聞きグッと我慢し全員が道化師に対して臨戦態勢をとりヴィリジアンが問いを投げる。


ヴィリジアン「貴様、先ほど話をしにきたと言ったな?聞かせろ。」

それに対して道化師は3人の殺気を気にも留めずにクルクルと回りながら答える。


嘲弄ノ道化師「のほほほ~♪とても簡単な話ですよォ!一緒にクローバー様の元に戻りましょう!」


ヴィリジアン「ッ!?貴様、先ほどまでの会話を聞いていた筈だ。私はもう罪を犯さない。」


スカーレット「先生…!」マノン「そうだ!ヴィリジアンさんは罪を償うんだ!」

3人の言葉を聞き道化師が口元に手を当て嘲笑交じりに言葉を吐きます。


嘲弄ノ道化師「プププ~ 今更ですかぁ?貴方はこれまで幾らの犠牲を出しました?それに今回の計画でこの国を壊滅寸前まで追い込んだでしょう?それなのに今更~更生?罪を償う?無理無理ッなお話ではあ~りませんかッ!」

その言葉がヴィリジアンに深く突き刺さる、さらに道化師が追撃の言葉を吐く。


嘲弄ノ道化師「賢い貴方ならお分かりでしょう、貴方は善の側にいても息苦しいだけですよん♪貴方が計画を成就させる為に実験している様子や、七賢会の魔法使いを蹂躙している姿はそれはそれは楽しそうでしたよォ!科学者というのは探求心の為なら魔道に落ちる事も厭わない、そんな生き物でしょう?ねぇヴァイスさん♪先ほどまでのお話は聞かなかったことにしてあげましょう!ワタクシと共に帰りましょう…愛する人を蘇らせるんでしょう?」

道化師はヴィリジアンが堕ちると確信していた、享楽的で邪悪な道化師の思考は戻れない罪と絶対な目的、それをちらつかせれば思い通りに操れると踏んでいたからです。現にヴィリジアンは言葉を詰まらせ立ち尽くしていました、最後の一手と言わんばかりに道化師が悪意と嘲笑に満ちた言葉を放つ。


嘲弄ノ道化師「さぁさぁ♪今ならそこにいる御二人も見逃して差し上げましょう!ここまで譲歩した破格な提案はワタクシだからこそですよん♪それに…」

ヒュッパッ! 饒舌に回る道化師の口が止まり、空間を裂く音が響きます。


ヴィリジアン「…!?」 スカーレット「マ…マノン!」

そこには命中させられなかったが道化師の虚を突き攻撃を放ったマノンの姿がありました。


嘲弄ノ道化師「んっふっふっふ!危ないお子ちゃまですネェ♪今ワタクシ結構大事なお話してたんですけどねェ!」

怒るでもなく、ただひたすらに面白いといった様子の道化師にマノンが怒りの咆哮をぶつける。


マノン「ふざけるな!ヴィリジアンさんは今!罪と向き合ってこれから正しい道を生きるんだ!それをさっきから聞いていれば好き勝手に!ヴィリジアンさんは罪を償って、スカーレットさんやこの国の人達と一緒に!平和に!幸せに!暮らすんだ!なのにまた闇に墜とそうとするなんて…そんなことは僕が許さない!」


その言葉を聞きヴィリジアンがハッとする


嘲弄ノ道化師「のほほほ♪なんと夢見がちな言葉でしょう!この国の人々が許してくれるとでも?罪を犯した者に平和?幸せ?そんなものは訪れませんネェ!」

そう言いながら道化師はマノンに狙いを定め魔法を放とうとする、マノンは避けるために集中力を最高レベルに引き上げる!しかし


嘲弄ノ道化師「あんらッ!?」 ズドンッ!ゴシャッ!ドンッ!

3つのキューブが道化師のいた場所に突き刺さる!


嘲弄ノ道化師「んふふふ…いやはや危ない危ない♪魔法を放ってからでは避けきれませんでしたね、ここに来てさらに精度が上がるとは…」

すこしヒヤッとし余裕な態度が崩れた道化師の前にヴィリジアンが立ちはだかる。


ヴィリジアン「すまないなマノン君、それにスカーレット。こんな道化師の言葉に覚悟を揺すられた私を許してくれ…そして道化師、先ほどの提案の答えだが…断る。誰が貴様の言う事を聞くか!ここで戦闘不能にしてやる!」


嘲弄ノ道化師「のほほほ~♪しかたあ~りませんね!ではでは!イッツァショ~タイム♪」


クリミナル・クローバー最高幹部 嘲弄ノ道化師とヴィリジアンの凄絶な戦いが

今繰り広げられるのでした、まさかあんな結果に終わるとはだれも予想だにしなかった…


次回 闇、出づる。


では今回のお話はここまでです。また次回お会いいたしましょう。

キャラ紹介


クリミナル・クローバー最高幹部

嘲弄「ちょうろう」ノ道化師

年齢:??歳 身長:174㎝ 見た目:現れるたびに色の違う道化服を着ている

頭には道化帽 顔には表情と同期して模様が変わる奇妙な白黒の仮面をつけている。

ジョブ:??? スキル:??? 

技:【テレポート】 【クラウン・ブリザガ】 【クラウン・エクスプロム】【スクエア】

性格は他者を小馬鹿にする享楽主義者 秘密結社クリミナル・クローバーの最高幹部

空間転移や多数の魔法を難なく行使することができる実力者。

過去に二度マノンやスカーレット達と対峙しておりその際は圧倒的な力を見せつけている。

クローバーからの命令を面白おかしく忠実にこなす、クェルボ公爵やヴィリジアンのように

1つの国で事を起こすのではなく各国を渡り歩き暗躍する

人をおちょくるのが好き。呼び方で相手をランク付けしている。

格上 同格相手にはさん 格下相手にはちゃん



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