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少年マノンと勇剣の英雄譚  作者: キューブ・V
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少年マノンと勇剣の英雄譚 第2章「~魔法~あなたの為に」第二十七話

読んでくださりありがとうございます。

文脈や言葉遣い、構成などの知識を持ち合わせていない素人が書いた作品です。 

よろしければブックマークや感想をコメントしていってください。

前回マノンが教会で希壊師団幹部

黒鉄ゴーレム 黒鉄姫と激突しました。

すこし傷を負ったものの黒鉄姫の左腕を斬り飛ばし

撤退させることに成功したマノンとスメラギ。

捕らわれている人たちを助け出し撤退した黒鉄姫の後を追うのでした。



自然公園にて

ケンシンと希壊師団幹部 樹木ゴーレムのプランツが自然公園で

熾烈な戦いを繰り広げていました、しかし傷を負っているのはケンシンだけで

プランツはほとんど無傷なうえに余裕な態度を崩しません。

そんな状況でホルドーマの中心を覆っているキューブ・ヴァイスの張った

禁忌結界魔法【抑圧の帳】に変化が起きました

智ノ議事塔に向けて伸びていた光の柱4本のうち2本が消えたのです。

それを見てプランツが悪態をつきます。


プランツ「ウソ?マジかぁ?結界の維持装置が壊されるなんて…」

プランツの姿を見てケンシンが口を開く


ケンシン「多分俺の仲間がお前の仲間を倒して壊したんやろうな!」


プランツ「あぁ!クソクソクソクソォ!これじゃあボクの仕事が増えちゃうじゃないかぁ!」

落胆するような言葉を吐くプランツ しかしそれにケンシンが突っ込みを入れる


ケンシン「なんや悲しんどるみたいな物言いやが、そんなに満面の笑みで言われても説得力ないで?」

ケンシンの言う通り言葉とは裏腹にプランツの顔は満面の笑みで溢れていました。


プランツ「あーーはっはっは!その通りさ!しくじった無能の代わりにボクが始末をつければ序列が上がるはずさ!」


ケンシン「おたく木の癖にえらい立場に執着してるんやな、俗っぽいこった!」

その言葉と共にケンシンが踏み込みプランツに攻撃を浴びせる!

ケンシンの刀が横一閃!プランツの胴を捉えるが、ガキィン!と金属音が響く。プランツの体が硬化し、刀が弾かれる。


プランツ「ウッソォ!斬撃は効かないって言ったじゃん!バカなのかなァ!」

次の瞬間、プランツの腕が鞭のようにしなり、ケンシンを薙ぎ払う。

ドガッ!ケンシンは咄嗟に刀でガードするが、吹き飛ばされ木に激突する。


ケンシン「ッ!硬ぇと思えば柔らかくなる…なんちゅう厄介な奴や…!」

落ち着く暇もなくケンシンが体制を立て直しその場から飛び退く

すると地中から木の根が数本出てきてケンシンのいた場所を貫く!


ケンシン「こら厳しいな…なんとか盤面返せるような攻撃を叩き込まな…」

そう思案を巡らせていると、こちらに向かってくる複数の声が聞こえてきます。


魔法使いA「こんなところにもゴーレムが!しかもそこらにいる奴じゃない!」

3人の魔法使いがプランツとケンシンの前に現れ、そのうちの1人がケンシンに声をかけます。


魔法使いB「君大丈夫か!よくここまで持ちこたえた!あとは我々に任したまえ!」


ケンシン「援軍か!こら助かるわ!どうもあいつに俺の刀は相性が悪くてな!」


プランツ「なんだい急に!折角壊れにくいおもちゃで遊んでたのに邪魔が入るなんてムカついちゃうなぁ。」


魔法使いC「あの姿 トレント?かどうかはわからんが、見た目のおかげで弱点は一目瞭然だな…」

すると魔法使いたちが呪文を詠唱しだします。


魔法使いA 「トレントならこれでこれで一発だ!」


魔法使いB 「我々の魔法なら確実に!」


魔法使いC 「伊達にベテラン魔法使いと冒険者を両立してない!」


魔法使いA B C 「炎魔法!【ファイヤー・ボール】!」

そう唱えると複数の火球が現れプランツに襲い掛かる!


ケンシン「おぉ!あれやったらアイツもひとたまりも…」

ケンシンの言葉が終わる前にすべての火球がプランツに命中し、炎に包まれる。


ケンシン「…なんやこの違和感?あのレベルの相手が自分の弱点に微動だにせず攻撃をもらうか?もしかして!」

ケンシンが凄まじい勢いでバックステップする!と同時

プランツの不気味な声が聞こえてきます。


プランツ「【樹牢】ゥ!」


魔法使いA「うわぁぁぁぁ!」 魔法使いB「なんだこれは!?」

足元から木の根が出てきて魔法使い達に巻き付きそのまま包み込んでしまいました。

そして炎がゴウゴウと燃え盛る中プランツがニヤァと邪悪な笑みをしつつ喋り出します


プランツ「植物系の魔物だから炎に弱いだろうって考えたよねぇ?でも ボクは燃えないんだよねぇ!」

そう話すプランツの傍らで魔法使い3人が完全に木に取り込まれてしまいました。


ケンシン「どういう原理や…効きにくいとかじゃないな 無効化か相当な耐性やな。」


プランツ「ザッツライト!良い線行った君には教えてあげるよ、僕の体内には魔力を循環させるための樹液が流れているんだ、その樹液はね基本温度がとても高くてさ 魔力を込めれば超高温になるんだ。おかげで炎が効かないどころか魔法自体への耐性がすごく高いんだ!」

するとプランツが自身の服の胸元をガバッと開ける。


プランツ「それに加えてぇ!樹液に魔力を込めて撃ち出せばァ!」

プランツの胸元にオレンジ色の樹液で出来た棘のようなものが無数に生え射出される!


ドドドドドドドドドッ!


ケンシン「マジかい!」なんとか刀で弾き飛ばすケンシン、しかし


ケンシン「さばききれねぇ!」 バァァンッ!

プランツの樹液弾がケンシンに命中しケンシンの体が炎に包まれる。


プランツ「あはははは!完全勝利!オーバーキルゥ!最高に気持ちいいいねぇ!さてあの男も木に閉じ込めておかないとねぇ。」

そう言いながらプランツが先ほどの魔法使い達を閉じ込めた木に繋がっているであろう自身の足の根をバキッ!と折り炎に包まれたケンシンのもとに歩み寄る。


プランツ「キャペペペ!まぁまぁ良いおもちゃだったよ!でもボクの出世の足掛かりになってもらわないとね!んんん~またキューブ・ヴァイス様に褒められちゃうよ!」

勝ちを確信したプランツが恍惚な笑みをしながら自身の肩を抱き喜ぶ、

しかし、炎の中からケンシンの低く響く声が聞こえる。


ケンシン「まだ負けてへんわ…舐めんなや害樹が!」

その言葉と共にケンシンの刀の一閃が油断しているプランツに飛ぶ!


プランツ「なッ!?なんで動けるんだァ!?」


ケンシン「捉えたで!竜桜刀術【桜竜一文字】!」

ケンシンが燃える体を無理やり動かし技を放つ!


      ザシュッ!

ケンシンの放った渾身の一閃はプランツの右顔面を大きく削ぎ、

頭の生い茂った葉っぱもバッサリと斬っていました。



ケンシン「ギリギリで逸らされた!…ん?なんやあれ?」

ケンシンの視線の先には葉っぱがなくなり、露出している頭部に

1と彫られた刻印にバツ印が付いていました。

バツ印は焦げたように黒ずみその隣に、2の刻印が新しく彫られていました。


ケンシン「2?なんの数字なんや?」

その発言を聞いたプランツが葉っぱを巻き上げケンシンの視界を遮る!

ケンシンの視界が開けるころには、プランツは少し距離を取っていました。

そして誰がどう見てもわかるくらいに怒りに満ち体を震わせる


プランツ「ボ…ボクの汚点を見たなァ!キミは絶対に生かして帰さない!命令無視だろうが知ったこっちゃない!ここで殺すよ!」

そう言い放つとプランツの腕が数本に分かれ、伸び鞭のようにしなる!


プランツ「ガァァァァ!【樹鞭惨打】ァ!」

プランツが怒りに任せ辺りを滅多打ちに攻撃しまくる!


何とか回避するためにケンシンは近く生えている木の裏に飛び込む。


ケンシン「なんやあの怒り様は、地雷踏み抜いたらしいな…しかし困った。」

すると隠れている木の中から声が聞こえてくる。


???「おーい 誰かそこにいるのかい?」

ケンシンが驚きながら返答する。


ケンシン「だ…だれや!」


ロキ「その声はマノン君の仲間のケンシン君だね、僕の名前はロキ、いやぁ少し前にあのゴーレムに捕まっちゃってね。」


ケンシン「あ!剣闘場で会ったあのうさん臭い奴か!」


ロキ「そうそう なんか変なおぼえられ方してるけど話が早くて助かるよ どう?助けてくれたら僕も君を助けるよ。」

怒り狂うプランツ相手をケンシンはどうやって攻略するのか?

そしてロキはなぜそんな状況になっているのか?


次回 ロキの能力とプランツVSケンシン決着!



では今回のお話はここまでです。また次回お会いいたしましょう。

キャラ紹介


ケンシン・クサナギ

年齢18歳 身長180㎝ 黒髪黒目 和服を着ている

ジョブ 侍 スキル 刀術 心眼 竜桜刀術 

技【桜華乱舞】 【連撃・桜吹雪】【霞桜】【居合・寒桜】【桜竜一刀・割】【桜竜一文字】

シャングリヤ王国よりも西に位置する島国「クサナギ桜国」の王子

大阪弁のような訛りで喋る 無鉄砲な男気溢れる性格

とある事件をきっかけに国を飛び出し流浪の身となっている。

見えない邪気や悪意を感じ取る心眼を駆使した戦いが得意で

そこに抜群の戦闘勘がケンシンの強さの秘訣



希壊師団幹部


プランツ

年齢??? 身長 自在 

見た目 頭は葉が生い茂っている 軍服のような服を着ている

ジョブ なし スキル 支配樹界 

技 【樹鞭惨打】【樹牢】【高魔樹液】【樹液弾】

樹木が纏まり人型の形を構成しているゴーレム

人間ををいたぶる事を楽しむ外道 出世欲や自己顕示欲が異常に強い

圧倒的な自信とそれに見合った高い実力を持つ

その為他者を完全に見下しており人間の事はおもちゃ程度にしか考えていない

ヴァイスへの忠誠心は少しはある 一人称はボク

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