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少年マノンと勇剣の英雄譚  作者: キューブ・V
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少年マノンと勇剣の英雄譚 第2章「~魔法~あなたの為に」第二十八話

読んでくださりありがとうございます。

文脈や言葉遣い、構成などの知識を持ち合わせていない素人が書いた作品です。 

よろしければブックマークや感想をコメントしていってください。

前回 自然公園でプランツと凄絶なバトルを繰り広げるケンシン

そこで明かされるプランツの、数々の能力にケンシンは翻弄されていました。

しかし火傷の重傷を負うも、なんとかプランツに一撃浴びせました。

その一撃でプランツの頭部に彫られた刻印があらわになった事を切っ掛けに、

プランツが激昂してしまったのです。

そんな絶望的な状況で身を隠した木の中からロキが話しかけてきて、協力することになったのでした。



マノンとアランがブリザバンを撃破し黒鉄姫を撤退させたすぐ後の事

智ノ議事塔最上階にて


七賢会の魔法使い達と激闘を繰り広げたキューブ・ヴァイスは

トリス ソロモ ロジェス ラピズを拘束し

目的の『極彩の神杖』の解析をしていました。

その時自身の張った禁忌結界魔法【抑圧の帳】に異変が生じたことを察知しました。


キューブ・ヴァイス「ほう?この短時間で2つ破壊されたか…」

そう呟きつつ自身の前にモニターのようなものを展開させます、

そこには結界で覆ったホルドーマの地図と残存するゴーレムの数と配置

幹部ゴーレムたちの反応が記されていました。


キューブ・ヴァイス「ブリザバンがやられたか、それに黒鉄姫がこちらに撤退してきている。なるほどそれほどの強者がいたということか、だが問題はない ブレイナードとプランツ 奴らがいればこの国を堕とす事は造作もない…特にプランツの能力は凶悪だ。」

そしてまるで何もなかったかのようにまた解析を始めるのでした。


その様子を混乱に満ちた町の建物の屋上から、遠見の魔法で覗いていている者がいました。


嘲弄ノ道化師「のほほほ~♪ 相変わらず冷静冷徹合理的なお方ですネェ!幹部を失い結界の維持装置を2つ失ってもヴァイスさんにとっては何ともない事なんでしょうネェ♪狼狽することもなく落ち着き払っているところはクェルボさんと凄い差を感じますネェ~」

そう笑いながらキューブ・ヴァイスを覗き見している道化師の背後から音がします。


嘲弄ノ道化師「おんやぁ?なんですかねこの音は~」

そう言いながら建物の下を見ると3体の量産型ゴーレムが建物の外壁をよじ登っているのを発見しました


嘲弄ノ道化師「あんらぁ!なんでまたこんな所に登ってくるんですかねぇ?」

疑問の言葉を吐くと同時 ゴーレムが屋上まで上がってきました。


量産型ゴーレム「ごぉぉぉぉ!」激しく両腕を道化師目がけて叩きつけるゴーレム


それを難なく躱す道化師、そして遠見の魔法でまたキューブ・ヴァイスを覗くと

まるで見られている事が分かっているように、キューブ・ヴァイスが親指を下に向けていました。


嘲弄ノ道化師「あんらぁバレちゃってましたか♪だからゴーレムで妨害に来たんですね~♪」


すると道化師は覗くのをやめ指をパチンと鳴らしどこかに消えてしまいました。


嘲弄ノ道化師「さてさてこの混沌はどういう結末を迎えるんですかネェ!楽しみですネェ楽しみですネェ♪」




場面は変わり 自然公園にて


激昂したプランツが辺りを滅多打ちにしている間、

木の中にいるロキとケンシンが話していました。


ケンシン「助けるのは全然ええんやけど自分何が出来るんや?それにえらい元気そうやな、ほかの木に捕らわれてる人たちはキツそうやったけど。」


ロキ「助けてくれたらあのゴーレムを倒すのを手伝わせてもらうよ、あと回復薬もあるから君の傷も回復してあげるよ、全快とまではいかないけどね。」


ケンシン「手助けはあんまりやろうけど回復できんのはありがたいな!てか何ができるか言わんの怪しいな!」


ロキ「まぁまぁ それは置いておこうよ 君の攻撃でこの木に穴でも空けてくれたら出れるからさ。」

すこし不満げながら了承し火傷で痛む体を動かすケンシン


ケンシン「出来るだけ屈んでこっち側から離れるんやで!オラぁ!」

ケンシンが刀の峰で気を思いっきり木をぶっ叩く!


ドガッ! パラパラ… 木の幹に大きな穴が開き木屑が舞う。

その中からヨタヨタとロキが姿を現す。


ロキ「ケホッケホッ…すごいな 結構頑丈な木だったけど一撃で穴をあけるなんて。」

そう感嘆の言葉をケンシンに投げかけるロキ するとすこし落ち着きを取り戻したプランツが

ケンシンとロキを発見しました。



プランツ「こんなところに隠れていたなんてね!ボクの汚点を見た君は生かしておかな…んん?なんだお前?」

ロキを見て不可解な顔をするプランツ


プランツ「なんでボクの【樹牢】に入ってたのにそんな元気なんだ!外に出られたとしても魔力や生命力は吸い尽くしてすっからかんのハズ!」

その問いにロキは飄々と答える。


ロキ「それはひみつさ 僕は吟遊詩人兼情報屋だからね、それなりの対価がないと答えないよ。」

そう言いながらケンシンに回復薬を渡すロキ、しかしプランツがそれを許さない


プランツ「回復なんてさせるわけないよねぇ!」

凄まじい突進でケンシンとロキへの距離を潰しにかかる


ロキ「そうだね でも僕も対抗させてもらうよ。」

ロキがリュートを持ちケンシンと離れる、そして不思議な音色を奏でる。


ロキ「さぁ 僕に注目!【囮行進曲】。」

その音色を聞いたプランツが突進の方向をロキに変え、拳を叩き込む。

間一髪避けるロキ そしてその間にケンシンが回復薬を飲む


ロキ「ふぅ…あんな攻撃僕が喰らったらひとたまりもないね。」

そしてプランツが正気に戻る


プランツ「ギッ!?なんでボクはこっちを!?」

腕を地面にめり込ませながら焦るプランツ、その隙をケンシンは逃さない!

完全に死角から最大の溜で抜刀する!


ケンシン「ロキ!感謝するで!背中がら空きやぞ!【居合・寒桜】!」

プランツが振り向く暇もなくケンシンが放った一閃が胴体を横に両断する


プランツ「ギャァァァァァ!?」 ドサッ…崩れ落ちるプランツ


ケンシン「凄いわロキ!おかげでこの害樹切り倒せたわ!」


ロキ「いや僕だけだと致命傷も与えられないし、ましてや倒すなんて夢のまた夢だったよ。でもこれで幹部ゴーレムを撃破できたね。」


そう話す2人の周りの木々がザワザワと揺らめく、そして辺りに不気味な声が響く


プランツ「ウッソォ!これでボクを倒した気になってんのォ?ボクは無敵 不死身なんだよォ!【樹魂増華】!」

するとあたりの木々にプランツの顔が現れ動き出す。


ケンシン「なんやこれ!?」 ロキ「なるほどね、植物があれば自分を増やせるって感じかな…」

驚くケンシンとすこし冷静なロキ 先ほどケンシンが斬り伏せたプランツの体が木々を取り込み復活する


プランツ「バァ!ボク復活ゥ!君達は絶対勝てないんだよ、ボクはね植物があれば株分けが出来るんだ!だからこの自然公園に陣取ってるってわけ!だから何度ボクを倒そうと分体がいれば復活できる!無駄なんだよ!あーっはっは!」

高笑いするプランツ そしてプランツの分体がケンシン達を取り囲む。


ケンシン「これを全部斬らなあかんのか…ほんまに骨が折れるな!」

絶望的状況でも剣を握りしめニヤッと笑うケンシン。


プランツ「バカだなぁ!全部斬っても無駄なの!ここから一切の植物を無くさないと僕には勝てないんだよォ!」


ケンシン「やったらァ!全部ブッタ斬…」

ロキが急にケンシンを制止する、そして地面の土を掘る


プランツ「何してんのォ!自分の墓でも掘ってるのかなぁ!ならしっかり殺してあげるよ!かかれェ!」

その号令と共にプランツ以外の木々がケンシン達に突撃する!


ケンシン「ウォォォォ!」 ロキ「あった…コレだ!」

ロキが何かを地面から引き上げる、それは木の根でした。


プランツ「へぇ!ボクの根を掘り当てるなんてね!でも無駄さ!斬って止めようとか考えてるんだろうけどボクの根は無数!全部の植物と接続できるくらいあるんだよ!」

眼前までプランツの分体が迫る、そしてロキが根を強く握り唱える。


ロキ「ケンシン さっきはひみつにしてたけどこれが僕のスキルさ 【ゼロ・ステラ】」

するとプランツの根をつかんだロキの腕が青白く光る!

次の瞬間 ドサドサッ!プランツの分体が力なく倒れ、プランツだけが残ったのでした。


プランツ「は?え?なんで?なんで動かないんだァ!何をしたァ!」

狼狽するプランツが叫ぶ、するとロキが口を開く


ロキ「見せたからには黙っている必要もないね、僕のスキル【ゼロ・ステラ】は相手のスキルを無効化できるんだ。まぁ魔法や特技なんかは無理だけどね。」


ケンシン「そらごっついスキルやな、初めて聞いたで…」

     ズガンッ! ケンシンの感想が終わる前にプランツが地面を踏み壊す。


プランツ「ふざけるな…どんなイカサマか知らないけど、ようは君達を殺せばいいんだ!ボクの繁栄と出世の邪魔をする君達をォ!【吸気樹界】!」

プランツが声を張り上げる すると樹牢に捕らわれている人達が苦しそうにもがく、そして魔力や生命エネルギーがプランツへと流れ込み、表皮がドス黒く硬化します。


プランツ「スキルなんか関係ない!圧倒的な暴で叩き潰してやるゥ!」

次の瞬間凄まじい踏み込みでケンシンに突撃するプランツ


ケンシン「しゃあ!最後の勝負や!」ケンシンも刀を構え迎撃態勢を取る


ロキ「サポートは任せてくれ 【戦闘嬉遊曲】」

ロキがリュートを弾き鳴らす!


ケンシン「バフか!助かるでロキ!【桜華乱舞】!」


プランツ「ギィ!滅多打ちだァ!【樹塊惨打】ァ!」

ケンシンの剣劇とプランツの硬拳がぶつかり合う!


ドガッ!キン!ガキィン!ドゴッ!


プランツ「潰れろ潰れろ潰れろ潰れろ潰れろォ!」


ケンシン「ダァァァァァ!腕が限界突破しそうやァ!」


嵐のような攻防の流れを変えたのはケンシンでした。

乱打を搔い潜り大きくジャンプするケンシン


ケンシン「これで終いやァ!竜桜刀術!【桜竜一刀・落華】!」

落雷のような一刀がプランツ目がけて落ちる!


プランツ「ガァァァ!そんな一撃でボクの表皮が負けるかァ!」

ガチガチに硬めた両腕を交差しガードするプランツ

ガキィン!ギギギ! ケンシンの刀とプランツの両腕が激しくぶつかり合う


バキッ! ミシッ! プランツの腕から嫌な音がする


プランツ「なッ!?」


ケンシン「さっきの打ち合いでおんなじ場所ばっかり狙ってたの気づかんかったやろ!これで終わりや!」


バキャァァァ! プランツの両腕が砕かれ激しい一刀がプランツを縦に両断した!


プランツ「バカなァ!?このボクがァ!!!!」


ドサッ…プランツが両断され地に伏す、すると辺りに転がっていた分体や人々を閉じ込めていた樹牢がボロボロと崩れる。


ケンシン「はぁはぁ…ッグ 俺達の勝ちや!」


こうして激しいプランツとケンシン&ロキの戦いは決着したのでした!



次回 暴虐なる邪炎


では今回のお話はここまでです。また次回お会いいたしましょう。

キャラ紹介


ロキ

年齢??? 身長178㎝ 黒髪赤目 

見た目 動きやすい服に茶色のタープを身に着けている

ジョブ 吟遊詩人兼情報屋 スキル ゼロ・ステラ 演奏支援

技【戦闘嬉遊曲】【囮行進曲】

流浪の吟遊詩人兼情報屋の謎多き青年

いろいろな情報をなぜか知っていて教えてくれる

スキル【ゼロ・ステラ】は相手のスキルを完全に無効化する

但し技や魔法などは無効化できない

そして基本戦闘力が低すぎるので戦いは避けているようだ

今回はケンシンがいたおかげで何とかなったと思っている。



希壊師団幹部


プランツ


年齢??? 身長 自在 

見た目 頭は葉が生い茂っている 軍服のような服を着ている

ジョブ なし スキル 支配樹界 樹魂増華

技 【樹塊惨打】【樹鞭惨打】【樹牢】【吸気樹界】【高魔樹液】【樹液弾】

樹木が纏まり人型の形を構成しているゴーレム

人間ををいたぶる事を楽しむ外道 出世欲や自己顕示欲が異常に強い

奥の手である【樹魂増華】を発動し無敵不死身な存在になったプランツ

が、ロキのスキルにより完全封殺され卑怯な戦法や無敵特攻が出来なくなり

柄にもなく自身の身一つでケンシンとぶつかり合い敗北した。

ヴァイスへの忠誠心は少しはあるが命令無視をすることがしばしば 一人称はボク

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