少年マノンと勇剣の英雄譚 プロローグ
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文脈や言葉遣い、構成などの知識を持ち合わせていない素人が書いた作品です。
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この物語はお伽話に出てくる英雄に憧れる少年「マノン」と勇者の魂を持つ勇剣「スメラギ」の物語です…
プロローグ
少年「マノン」
ここは剣と魔法の世界 この世界の住人は皆生まれると同時に「スキル」を取得することができます。
そんな世界の一国「シャングリヤ王国」の都市「マッシモ」で生活する1人の少年がいました。
少年の名は「マノン」15歳 職業は冒険者見習い 彼にはみんなが生まれながらに持つスキルがありませんでした。
スキルが人の強さに直結するこの世界では、彼は異質でありスキルが無い事を嘲笑されていました。
そんなマノンは都市有数の冒険者パーティ 太陽の炎「サンライトフレア」に所属していた。
スキルの無い彼の役割は、パーティの荷物持ちと雑用でした。
パーティリーダーから馬鹿にされこき使われてもマノンは健気に荷物持ちと雑用をこなしました。
マノンには夢があったのです。マノンの両親は彼が子供の頃に魔物の被害に遭い亡くなりました。
その両親が子供のころにくれたお伽話の本に出てくる英雄に憧れてました。
いつかお伽話に出てくるような英雄になる事を夢見て今日も今日とて努力するのです。
勇剣「スメラギ」
シャングリヤ王国の何処かに昔魔王を倒した剣が封印されていました。
その剣には自我があったのです。
自我の中身はその剣を握り、魔王を討ち取った英雄であり勇者「スメラギ リュウセイ」でした。
スメラギはこの世界とは異なる世界「異世界」から、女神によって召喚された異世界人でした。
召喚された彼は仲間を作り苦難を乗り越え、魔王を討ち倒したのです。
魔王を倒した後スメラギは世界中から英雄として崇めれました。
最初は周りの態度に戸惑っていたスメラギでしたが、徐々にそれが当たり前という認識を持ち、異世界の知識をひけらかし堕落していきました。
それを見た女神様がこのままではスメラギ自身が魔王に変わる悪になり得ないと危惧し、スメラギを諭しました。
しかしスメラギはそれを無視しあまつさえ女神すらも打倒しようとしました。
その態度を見た女神は、スメラギが使っていた剣にスメラギ自身の意識を封じ、シャングリヤ王国の何処かに封印したのでした。
そしてスメラギは、自分を使用できる者を延々と待ち続けるのでした。
この物語はそんな1人の英雄にあこがれる無力な少年と英雄になりながら堕落してしまった1振りの剣がともに歩み成長し英雄になる物語です…