第七十九話『ウチはどこにいるのにゃん』
第七十九話『ウチはどこにいるのにゃん』
《このネコ捜していますのにゃん、にゃあんて》
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「ミーにゃん。
これって、たにゃの」
『ネコ捜し』
「と思ったら、大間違いにゃんよ」
「へぇ。
どこがどう違うのわん?」
「よくぞ聴いてくれましたのにゃん」
『絶世の美少女ネコは、今どこにゃあん?』
「『天空の村』に棲む、
生きとし生けるもんすべてが、
かたずをのんで見守る、
壮大にゃスケールでもって描かれた、
深層心理に迫らんとする、
奇想天外にゃるミステリーの行方はぁ!
……って、とこかにゃん」
「はいはい。
アホいっていないで、
七十七話で、とまりっ放しな、お話を、
さっさ、と始めるのわぁん!」
《七十八話目は完全に脱線してたもんにゃあ》
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「どぉ? そっちは?」
「ぜぇんぜぇん。イオラのほうは?」
「こっちも、よ。
さぁっぱりのぱり、なの。
ホント、おかしいわね。
ワタシの」
『命のかけら』
「をあげているのだから、
どんなに離れていたって、
ワタシやミーナちゃんとは、
つながっている。
だから、どこにいるのかなんて、
すぐに探知できて当たり前なのに」
「んれって、アタシが」
『イオラ反応』
「って呼んでいるやつよね?
困ったなぁ。
正直いって、
あれで判らないなら、お手上げなのわん。
でもなぁんで反応が、
まるっきし、なのかなぁ。
……まさか。
まさかミアンの身に、
なにかよくないことでも?
とぉんでもなく、
怖ろしいもんに出くわして、
あぁっという間に滅ぼされちゃった、
なぁんて」
《ウチもウチが心配ににゃってきたのにゃあ》
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「それは大丈夫だと思うわ。
もし、万が一のことがあったとしたら、
あげた命のかけらは、
ミアンちゃんの記憶を残したまま、
ワタシの元へと戻ってくるはずだもの」
「じゃあ、なぁんでイオラ反応が、
なにもないのわん?」
「ミアンちゃんには」
『リンク(=つながり)を切る方法』
なんて教えていないから、
可能性として考えられるのは……、
そうねぇ」
《謎は深まるばかり、にゃもんで、つづくのにゃん》




