第六十四話『いろいろ話パート008にゃん』
第六十四話『いろいろ話パート008にゃん』
《ほどほどに、にゃん》
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「明日があるもん。なんとかなるのわん」
「にゃといいのにゃけれども」
《まっ。希望や期待を持つのも大切にゃん》
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「さぁ。明日が今日になったのわん。
心機一転。張り切っていってみよう!」
「はてさて。どうにゃることやら」
《にゃあんか希望も期待も、うすれていくようにゃあ……》
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どっがあぁぁん!
「こ、ここまで……やったんだもん。
……悔いなし……なぁのわん」
ばたっ。
「まさに一寸先は闇。
どうにもにゃらにゃかったのにゃあ」
《とどのつまりが、こんにゃもん》
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「にゃあんて未来が見えますのにゃん」
「や、やめてぇ!
とぉってもありそうで、
聴きたくないのわぁん。
アタシの未来なんて、
知りたくないのわぁん」
「にゃら知りたい未来に、
変えればいいじゃにゃあい?」
「えっ。んなことってできるのわん?」
「もちろんにゃよ。
にゃって未来はにゃ。
過去や現在を礎にして、
存在するのにゃもん」
《にゃもんで今この瞬間を大切に、にゃん》
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「踏まれても踏まれても耐え抜く、
この根性。
それが天空の村を支えているのさ」
「——ふぅぅん。
地中ネコの見識って、案外たいしたもん、
にゃのかもしれにゃいのにゃあ——
んにゃ風にいわれて、
地面の『土』にゃんも、
さぞかしや喜んでいるのにゃん」
《ウチにゃって、確かに今も踏んでいるものにゃあ》
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「どうでありますか?
ミムカが自慢とする、
改造の腕前は?」
「たいしたもんにゃあ。
ミムカにゃん。
あんた、美容院を開いたらどうにゃん?」
《まさかトリミングまで改造の一つにゃったにゃんて》
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「んだからぁ。
判らなかったら聴きなさい、って」
「といわれてもにゃあ」
《ネコに教えてもらうようににゃったら、世も末にゃん》
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「ずばりっ!
早口言葉が上手くなると、
どうなるのわん?」
「おしゃべりが、
あぁっという間に終わっちゃってにゃ。
おヒマが、たん、と増えるもんで、
おネム……ふわああぁぁんにゃ。
——にゃあんてタイミングよく、
あくびも出たことにゃし——
にゃら、ミーにゃん。お休みにゃさぁい」
「あっ。待つのわん」
すやすや。すやすや。
「あぁあ。おネムちゃった……。
『お喋り話』まで、
あぁっという間に、
終わってしまったのわん」
《とうの昔に、『いたずら書きにゃん』にゃんよ》




