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第五十話『皮肉たぁっぷりのぷりにゃん』

 第五十話『皮肉たぁっぷりのぷりにゃん』


《『肥満』とか『お料理』とかそういう話じゃにゃいんよ》


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「にゃあんにゃ」


 のっしのっし。のっしのっし。


「こらこら。

 お話のつづきを始める矢先だっていうのに、

 なぁにがっかりした姿で、

 とんずらしようとしてるのわん?」


《んにゃら、しょうがにゃいもんで始めるのにゃん》


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「にゃあんせ、

 天空の村の守護神さまにゃもん。

 さしものミムカにゃんも、

 折れにゃいわけにはいくまい、

 と踏んでにゃ」

「さっすがはミアン」


『守護神さま』


「を」


『使いっ走り』


「に昇格させちゃうなんて」


《ミーにゃんったら、皮肉たぁっぷりのぷり、にゃん》


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「——相も変わらず、

 お口の悪いことにゃん——

 んにゃらミーにゃんは、ご自分を」


『使いっ走りの造り子』


「にしたいのにゃん?」

「うわん!

 ——あっちゃあ。

 いわれてみれば、確かに。

 まったくぅ。

 自分ながら困ったものわん。

 イオラの墓穴を掘るつもりが、

 おのれ自身の墓穴を掘っちゃうなんてぇ。

 しょうがない。

 ここは四の五のいわずに、

 あっさりと白旗を上げたほうが、

 無難なのわん——

 ……ううん」


 ぷいっ。


『偉大なる守護神さまの造り子』


「なのわん」


《にゃにも、そっぽを向いて認めにゃくっても》


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「イオラにゃんにゃら、と、

 大いに期待したことは、

 期待したのにゃけれども。

 まさかにゃ。

 あぁんにゃにもすぐに、

 ウチの願いをかにゃえてくれるにゃんて。

 思いもよらにゃかったのにゃん」

「ふぅぅん」

「いやあ、ミーにゃん。

 イオラにゃんてホント、

 ネコの気持ちがとぉっても判る、

 やさしい精霊にゃんにゃのにゃにゃあ」

「——今のを耳にしたとたん、

 なぁんか心に、

 もやもやぁっ、としたもんが、

 湧き上がってきたのわん。

 これは一体……そっかぁ。

 イオラを大絶賛、

 なのが無性に気にさわるのわん。

 だったら、ここは一つ、

 皮肉たぁっぷりのぷり、に、って、

 今日のアタシってなぜか、

 皮肉たぁっぷりのぷり、が多いのわん。

 ひょっとして、

 反抗期? 幼児なのに?

 まっいっか。たまには——

 その分、

 造り子の気持ちにはイマイチだけどね」

「んにゃこともにゃいのにゃん」

「へぇ。

 してその根拠は?」


《モチ、つづくのにゃん》


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