第四十七話『いろいろ話パート007にゃん』
第四十七話『いろいろ話パート007にゃん』
《ネコの身ににゃって考えてにゃ》
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「きさまぁ! 不服なのかぁ!」
「ウチ、ネコにゃもんで」
《服にゃんて着にゃいのにゃん》
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「身体の傷より、心の傷のほうが」
「にゃもんで手当てをしにゃくてもいいと?
手間が省けてありがたいのにゃん。
にゃあんせ、
今日はご覧の通り、
いっぱいにゃのにゃん。
にゃら、ミーにゃん。次のお方を」
「待て」
《どっちも、にゃあんてぜいたくにゃんよ》
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「ミーナ君。
ぼくの荒れた心を、
君のあったかぁい心でいやしてくれ」
「——こいつったら、
なにキザっぽくいってんのわん。
どうにも、
むしずが走ってならないのわぁん——
アホぉ! ボケナスぅっ!
チンケぇっ! ゴミカスぅっ!
でもって、それからそれからぁ。
その他大勢の使い捨てぇっ!」
「ふっ」
『毒には毒をもって制す』
「か。
考えたね、君も」
《あんたもタフにゃん》
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「誰にも縛られたくないの」
「にゃもんで、
自分で自分を縛ったのにゃん?」
「ええ。とぉっても長ぁい歳月をかけてね。
苦労したわ。
でも今は達成感に満ちあふれているの。
ああ。
わたしってなんて自由なのかしら」
「あのにゃあ。縛られた状態にゃんよ?」
「身体はね。でも心は羽ばたいてるの」
「……いやはや、たいしたもんにゃ」
《いくらにゃんでもそこに生きがいを求めるにゃんて》
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「おそるおそる目を開けてみたら」
「どうしたのにゃん?」
「ミアンがいたのわん」
「……にゃろうにゃあ」
《ミーにゃんの瞳の中にもウチがいたのにゃん》
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「うん?
どうしてなのわん?」
「ミーにゃんったら、
にゃあに考え込んでんのにゃん?」
「それがさぁ。
聞いてよ、ミアン。
あいつったら、
肝心な時に、いっつもいないのわん」
「それってきっと、正義の味方にゃんよ」
《どこぞに隠れて、変身してんのにゃん》




