第三十二話『いろいろ話パート003にゃん』
第三十二話『いろいろ話パート003にゃん』
《恋の病にゃん》
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「ミアン君。
最近どうにもうまくいかなくてね」
「にゃあにがにゃ? ミクリにゃん」
「いろいろ、だよ。
毎年恒例の」
『ナワバリ一斉の大掃除』
「でもさ。
力ずくで、いうことを聴かせようとしても、
これがてんでダメでね」
『これこれこうだから、
こうしないといけないんだよ』
「なぁんて、
ちゃんと論理立てて説明しないと、
納得してくれないんだ。
まどろっこしいったら、ありゃしない。
世知辛い世の中になったもんだよ」
「んにゃ立場に、
身を置いたことがにゃいもんで、
イマイチ、
ぴぃぃん、とこにゃいのにゃけれどもぉ。
上に立つもんって大変にゃのにゃあ」
「うん。
そこでね。
リーダーをふたりにすることにしたんだ。
ひとりは説明係。
もうひとりは暴力係さ。
説明係がいくら説明しても、
てぇんでいうことを聴かなかったら、
暴力係に回すってわけ。
どぉ? ナイスな考えだろ?
ボクとしちゃあ、
これで万事うまくいく、
って思ったんだけどなぁ」
「ってことはにゃ。ダメにゃったの?」
「まぁ早い話が」
「遅い話でも、
おんにゃじと思うのにゃけれどもぉ。
にゃあんで?
どうしてダメにゃったの?」
「はははっ。
これが大笑い。
ボクも含めてみぃんな、
暴力係のほうにばっか手をあげてさ。
説明係のほうは、さぁっぱりのぱり。
誰もなりたがらないんだ。
理由を聴けば、判で押したように」
『めんどい(=めんどくさい)もん』
「おかげで計画はモノの見事におじゃん。
みんな考えることは同じなんだなぁ。
さっきもいったけどさ。
いやはや、
世知辛い世の中になったもんだよ。
はははっ」
《めんどいのを好まにゃいのは誰しもおんにゃじみたいにゃん》
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「ミーにゃん!
最近にゃあ。
キレイにゃ妖精にゃんらが」
『恋の病』
「にゃるもんに、
ばたばたばた、と、
連鎖反応的にゃ勢いで、
続けざまに倒れていくのにゃって」
「うわわん!
大変じゃない。
んなら、アタシも気をつけなきゃあ」
「いんにゃ。
あんたは大丈夫にゃん。
ウチが自信を持っていえるのにゃん」
「こらあっ!
ミアンったら、
いうに事欠いて……じゃなくって、
考えるに事欠いて」
『キレイも恋も縁遠いのにゃん』
「とは何事なのわぁん!」
《はて? にゃあんで判るのにゃん?》




