第十九話『いろいろ話パート002にゃん』
第十九話『いろいろ話パート002にゃん』
《冷たくても熱くても思いは思いにゃん》
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「ミーにゃん、ほら見て」
「ふぅん?
——ミアンったら、
精霊の間の出入り口から、
『おんも』の様子をうかがっているのわん。
なぁんか『出た』のかなぁ。
どれどれ。アタシもぉ——」
こそこそ。こそこそ。
じろじろっ。
「……あぁあ」
「今日は雨にゃんよ」
「しとしと雨かぁ。
ミアン。
アタシ、つくづく思うんだけどさぁ。
こうやって眺めているとね」
『動いてはいけないのわん』
「って、
雨にいわれているような気がするの。
……いや、もっとかも。
ううん、なんていうかぁ」
『自由を奪われ、
にっちもさっちもいかなくなってる』
「ってとこかなぁ。
んな状況に追い込まれてる、っていう、
『錯覚』におちいるのわん。
なもんで降れば降るほど、
ざぁざぁ降りになればなるほど、
ゆううつになって、
気分が落ち込んでいってしまうのわぁん」
「まぁまぁ。
そういえにゃいことも、
にゃいのにゃけれども。
要は考え方一つにゃんよ」
「へぇ。
ミアンは、どう考えるのわん?」
『一か所に集まってにゃ。
たまには、ゆぅっくりのくり、と、
語らい合うのも楽しいんじゃにゃあい?』
「にゃあんて提案をされてる、
というのはどうにゃん?」
「うわん。いいかもっ。
——思わず、
目をきらりと輝かせてしまったのわん——
なら早速、
ミーにゃん同盟のみんなを呼ぼうよ」
「うんにゃ」
《ともあれ雨の日は雨の日で楽しもうにゃん》
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「ネコに、にゃ」
『問題の先送り』
「はアウトにゃんよ」
「あきっぽいから、なのわん?」
「それと、も一つ。
忘れっぽいのにゃん」
《決めたいことがあるのにゃら、この場でもって決めてにゃん》
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「ここにいたたまれないのわん」
「にゃらば寝たらいいのにゃん」
《原因は寝不足かもしれにゃいしにゃ》




