表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/100

第十四話『変身は失敗にゃん』

 第十四話『変身は失敗にゃん』


《元々、できにゃい、というのが最大の悩みにゃんよ》


 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽


「にゃにはともあれ、にゃ。

 んにゃにも強力にゃ手立てが、

 あったとはにゃあ。

 にゃあんとも好都合にゃお話にゃん。

 にゃら、ミーにゃん。

 四の五のいわずに、

 さっさと始めてにゃん」

「よっしゃあ!

 お任せなさいのわぁん!」


 ぱたぱたぱた、すたっ。


「地面に降りてどうするのにゃん?」

「きゃはっ。ご覧に入れるのわん」


『変身』


 きぃきぃっ!


「ええとぉ、

 半円を描くように両腕を、

 ぐるっ、と回して」


 ぐるりんぐるぐるぅっ。


「——にゃあんか予想外の展開に、

 にゃってきたのにゃけれどもぉ。

 よりにもよって、

『変身』とはにゃあ——

 んにゃの、できるのにゃん?」

「——んもう。ミアンったらぁ。

 せぇっかく、

 真上に両腕を伸ばすとこまで、

 きてたっていうのにぃ。

『雰囲気大絶好調』ってとこで、

 なぁんもかんも、

 ぶちこわしやがったのわぁん。

 しょうがない。

 こうなったら、

 本音をさらすしかぁ——

 ううん。

 やってみたかっただけ」

「あのにゃあ」


《カッコつけたい気持ちは判るのにゃけれども》


 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽


「ミアン!

 覚悟を決めるがいいわん!」

「どんにゃ風に?」

「へっ?

 ——アタシに問われてもなぁ。

 ええと、ええとぉ……ああんもう——

 んなの、自分で考えるのわん!」


《考えられにゃいもんで質問してるのにゃよ?》


 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽


「ミアンに考えられないもん、

 アタシに考えられるはずがないのわん!

 この確信は誰にもとめられないのわん!

 ……ってことで、

 さっさと始めちゃうのわぁん!

 ——『変身』が、

 おじゃん、になったもんで、

 すべてが、

 おじゃん、ってわけでもないのわん。

 かの聖書、

『わらしべ長者』にもある通り、

 倒れたって、

『わら』くらいはつかまなきゃ。

 なもんでそのまま、

 両腕を下に降ろしてぇ、

 ひざも一緒に曲げてぇ、

 でもって再び、

 両腕とひざを、

 上に伸ばす力を利用してぇ——

 とぉっ!

 ——ちょおっと、

 無理があるかもしれないけどぉ。

 ミアンの『アホ頭』めがけて、

 最新奥義さいしんおいぎを、

 かますのわぁん——」


《もしもし。にゃあんで『アホ頭』にゃの、と、つづくのにゃん》


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ