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クロッキー帳の夜
不自由な直線で描かれた雨に
うたれている
肉体
つまりきみは
一歩も動かないまま
ふるえてある
姿という姿はめくられ
白紙というには色褪せたページが
きみの瞳のなかで輪廻する
円をえがいてまわること
まわりながらまわすこと
まわしながらにげたこと
つまりきみは
一歩も動かないまま
ふるえてあった
ふるえてあったから
ぼくらは夜をかなでて
きみのしらんだ指にわらった
落日が表紙のようにとざされ
ぼくは手のひらのうえに
きみという地図をたしかめる
不自由な直線で描かれた雨に
うたれている
肉体
つまりきみは
一歩も動かないまま
ふるえてある
姿という姿はめくられ
白紙というには色褪せたページが
きみの瞳のなかで輪廻する
円をえがいてまわること
まわりながらまわすこと
まわしながらにげたこと
つまりきみは
一歩も動かないまま
ふるえてあった
ふるえてあったから
ぼくらは夜をかなでて
きみのしらんだ指にわらった
落日が表紙のようにとざされ
ぼくは手のひらのうえに
きみという地図をたしかめる