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詩集<独白>  作者: インジュン
詩編(1)
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73/95

空になる


空に深くみなぎっている

底なしの蒼に、

人が、街が、歴史が、

呑みこまれていく

わたしたちの瞳と光のように

せばまることのない空、

高く、一面に蒼く澄んだ

空にわたしはみられている

わたしの瞳孔はいつか

体をのみほし星を覆うほど

拡がってしまうだろう

わたしは空っぽの空になる

わたしのなかに積もった

時間のすべてを吐き出して



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