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結局、神様のところへはハナコ(ポチオ)、千代子、ハディントンで行くことになった。
ハナコに乗って行くと聞くと、高所恐怖症のアースランは絶対無理と断ったのだ。
「それでは皆様お気をつけて」
まだしとしとと雨の降るなか、2人と1匹は出発した。
「悪いが魔族の都に少しだけ寄らせてもらうぞ」
そういうとハナコはどこかへ向かって飛び出した。
「ちゃんと掴まっておれよ、お前らが老人だとて飛行中はこちらもそうそう気を遣えんからな」
「年寄りに気を遣えよ、ポチ」
ハディントンが笑いながら言う。
2人と1匹は空の上で、離れていた7〜80年ほどの思い出話をした。
途中で魔族の軍勢に出会ったので、ポチオはこちらに戻ってきたこと、天候を安定させるために神様に会いに行くことを伝え、もう少ししたら魔境に戻るから人間にちょっかい出すなと言い渡すと今度は空へと向かっていった。
雲から薄日が差し込み、彼らが天へ上っていくのが王宮からも見えた。
そして、2日ほどすると雨はすっかり止んで晴れ間が広がった。
人間も魔族もそれはそれは喜んだ。
そして、聖女と前国王、魔族の王がいつ戻ってきても良いように、人間の国も魔族の国もとびっきりのおもてなしをするために張り切ったのだった。
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