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聖地巡礼

聖地巡礼

新暦1年3S3白樺1月16日朝

チハヤ領でも有数の経済都市で3千ディルスのお守りを買ったガゼルだ。

それを見ていた貧乏そうな女の子が羨ましそうにガゼルを見る。

「すまん。俺も仕事だからな。売れないけど高価な品買うのも仕事だ」

それによって景気が良くなり税収も確保できるんだからな。

そして巡遊の噂を聞きつけたのかあの憎きカマモトがダラホミンに従い。

やって来たかと思うと土下座で謝ったのだ。

「済まない。俺の行動が周囲の迷惑になってるとは思わなかった」

「徹夜で諭したらやっと分かってくれた」悪役令嬢物でもさぁ・・・。

これだけ前世で悪行やってて周囲の人間も悪行を知ってる設定だと。

心いれかえても断頭台送りにされ自業自得だと言われないだろうか?

「芝居か?俺の妻になって皇后の座を狙うと言ったらしいじゃないか」

「そうなれば良いがまさかお前に媚びへつらい許しを請うことになると」

「今更俺に媚びでも無駄だぞ。屋敷と5万石の支配権を与えるから」

せいぜいブルマの里で覇権を楽しんでおけと言っておいたが。

「それと俺以後は渚と名乗ろうと思ってるんだ。流石に石投げられる」

まあこいつのことは後で考えるとしてこの女の子何とかしないとなぁ。

「この街限定で奢ってやる」希望者は列に並べと言ったら3千人が応募。

「狼煙が上がったら街に集結するように」

「お兄さん。何者なの?」奢ってくれたガゼルに女の子は聞く。

「民衆の金で贅沢三昧の大泥棒だよ。この金は給料が元手だけどな」

「泥棒さんなんだ?何で捕まらないのよ?」

「合法の泥棒だからな。俺公務員なんだよ」流石に皇帝とは言えない。

「公務員?公務員が泥棒なら世界の公務員を全否定することになるよ」

金持ちがそれなりの体面を保ちながら生活できる資金は余財ではない。

金持ちが買い物しなければ税収は落ちるから公務員の贅沢を禁止できん。

「公務員が民衆の金で贅沢三昧って抗議する奴が多くて困るんだよねぇ。

「貧乏人に食料を与え仕事と家を与え生活を保証する見返りに」

公務員が贅沢をするのが資本主義の理である。

資本主義で緊縮財政などやったら経済は停滞するだろう。

贅沢させて所得税を取るか緊縮財政で倹約に励むか迷うところだな。

「神聖チハヤ帝国で緊縮財政などやったら税収ガタ落ちだぞ」

だからお前達に金をやってでも景気を維持しないといけないのだ。

「この店根切りOK?そのお守り転売して儲けようぜ」

ガゼルから貰った金でお守りを買うのだが早速転売するのである。

「帝都に持っていけば5千ディルスで売れる」

「転売目的は勘弁してほしいな」

「何言ってる?俺等がぼったくれば安いお前の店に客は来ると思うぞ」

ミリオン・アタックに所属する下呂内々とドロドロ将軍が買いに来る。

「帝都に持ってけば3倍で売れるのは分かっているんだがなぁ」

でも都市のお得意様裏切るとギルドから営業停止言い渡されて商売が。

帝都にもギルドあるから裏切り行為のリスクがでかすぎて売る気には。

「頼みがある。矢を500万本手に入れてきてくれんか?」

「良いですけどお金支払ってもらえるんでしょうね?」

「俺には剣と鎧売ってくれんか?」

「渚。お前ソーズイ様に逆らうつもりなのか?散々無駄だと言っただろ」

「分かってる。自衛のためだ。自衛には武力が必要なんだよ」

「悪役令嬢殿。ソナタにはブルマの里の領有を認める。議会に報告する」

議会からの返事がOKであったが徐々にガゼル派の権力を回復しよう。

「儲けてきたよ。12000ディルスで売れた」

女の子達はどうせ親バレしたら金を管理する名目で私財に流用されるか?

そう思ったので銀行に預けることにしたのだ。

共同管理の形式にしておけば親も親戚も俺等の財産に手を出せなくなる。

やったら横領で親が逮捕されるのだ。

「貸してくれんか?日々の料理を一汁7菜にしても良いから」

などと生活水準の向上を条件に子供に金借りたがる親が増えたのだ。

取り敢えず全国規模で組織化した子供人権委員会は子供の小遣いを徴収。

これを運用して60億ディルス蓄えてるらしいが会費高いのだ。

取り敢えずチハヤ領の子供の人権向上をさせなければ虐待は増える。

虐待の原因って生活苦とか何らかの原因で精神的に追い詰められた人。

がする者であって虐めるの趣味にしてる奴は滅多にいないのだ。

嫌いるにしても虐めてる自覚はないので反抗すると何故なのか分からぬ。

我々はディスってるだけなのにコイツラまた暴れ出した。なんでだろ?

となり教師でも鵜呑みにする奴がたまにるから虐待は厄介なんだ。

まあ子供に食事を作らせるとまさか食材親が用意してこれでカレー作れ。

とかならないから食費は預かることになる筈だ。

親父の酒代も含むから交渉して生活費の残りの10%を小遣いに。

議会も承認したので子供は料理の材料を安い時に買うようにしたのだ。

「だから小さい頃から預かった生活費運用して私腹肥やす時代なんだ」

それでも大きな商いが出来るほど裕福でもないので株とか買っておく。

「普通に家事労働したら3万円くらいしか儲からないよ」

しかもへそくりは家計に供出べきだと言われるんだよなぁ。

「頼む。ゴルフ用品買い替えたいんだ。お前らは趣味と思ってるが」

お茶くみと同様。

出世のためにゴルフで派閥作りに接待ゴルフと色々あるんだ。

接待ゴルフで要人に気にられれば係長に昇進できるかもしれない。

「それと会社には酒の付き合いもあるんだ。断ったら出世のチャンスが」

とガゼルの見ている前で子供と交渉する父親だがゴルフで財政難に?

「レンタルゴルフ用具とか開店したら借りるか?」

有り難い。

「俺の出世が早まるかもだ。ゴルフと酒は家計を逼迫させるからな」

「有り難い。アイドル事務所にはいってエキストラで儲けるぞ・・・」

これは未来への投資であるが倹約して物資を蓄え物々交換である。

だが藁だけは嫌だと思う子供人権委員会のメンバーたちであったのだ。

藁などで物々交換に応じる奇特な人は少ないのだ。

「公務員のお兄さん。皇帝陛下に子供人権委員会の苦境を伝えて」

「分かった。でも内政はフォートレスさんの仕事だぞ」

俺は承認するだけだからなと思うがそれだと納得しないんだよねぇ。

「伝えてくだされば良いですから。大体世情を報告するための視察」

分かった。

必ず伝えると約束して別の場所に移動することにするガゼルだった。

巡遊の予定です。

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