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【完結済】『魔女狩り』の世で平和に生きる。  作者: あずま微糖


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第一話 色とりどり

初執筆です。

__ある国のある者は言った。


 「__一夜にして街を滅ぼしたのよ!」


__ある国のある者は言った。


 「__彼女が願いを聞いてくださるんですって!」


__ある国のある者は言った。


 「__蔓延る病はあの女共のせいだ!」


__ある国のある者は言った。


 「__彼女達が見せる景色は神秘そのものだ!」


__ある国のある者は言った。


 「__魔に堕ちた女は破滅をもたらす。」


__ある国のある者は言った。


 「__魔に堕ちた女共は終焉をもたらす。」


__ある国のある方は言った。


 「__『魔女』の首を献上した者に生涯豪遊しても余る程の金銀財宝をやろう。」


__ある国のある方は言った。


 「__『魔女』を殺せ。危険分子を排せよ。」


__

______

_______________ 。


__ある国のある方々が口を揃え言った。


 「___『魔女』を狩れ。」


__それが『魔女狩り(ジゴク)』の始まりだった。


= = = = = = = = = = =


 遠い遠い昔。今世を体験し、前世をも体験できる程に遠い昔。世界は『魔女狩り』が流行っていた。

 そんな世の中から関わりを断つように、鬱蒼とした森に守られるように小さな村があった。

 そしてその村からも距離を置く、一つの小さな家があった。


 「__どうして起こしてくれなかったの」


「起こしたら絶対ついてく〜って駄々捏ねるだろ、おまえ。」


 空は目が眩む程の晴天、影を作る木々が囁くような歌うような音を立て気持ちの良い朝を知らせる。

 暖かみのある木造建築の家、ログハウスのような外観をしており側には水の滴る青々とした畑付きだ。

 平和な空間に心地よく眠っていた寝坊助な弟__気の抜ける程おっとりとした平和の象徴のような男が『ツキミ』だ。


「当たり前だよ、ミコトってなんもない所で転ぶんだから僕が見ててあげないと」


 先程から朝起きられないことを他責にし、不満そうに口を尖らせるツキミ。陽が差し込むリビングと言われる所で食事をするため椅子に渋々と腰かけ、4人で食べられる程の大きさの机に頬杖をつき俺__『ミコト』を見ていた。

 

「よく言う、その頭を整えてから言ってくれ」


 絹のような白い髪を枕の摩擦でボサボサにしたツキミを横目で捉え、半ば笑いながら言ってみせる。

 彼の浅く清らかな海のように青い瞳は言い返せないことに無念と言った感情を含んでいた。


「じゃ、帰ったら遊んでやるから母さんといい子にしてろよ」


「言われなくてもいい子にしてるよ…お兄ちゃんも転ばないようにね」


 玄関口…扉の横に立て掛けてある自分の姿を反射する鏡で外行きの服装を確認する。

 そこには13、4とも見れる少年が暗く闇のような黒い髪を跳ねさせており薄い茶色をしたポンチョのようなものを身に纏っていた。

 のようなもの、と言ったのはそれは一つの麻のような生地を切ってロープを首元に合うよう埋め込んだものだからだ。

 

 後は手作りの耐久に不安のある鞄を肩に掛けて外出の用意は整った。

 寝起きの良くないツキミは未だ頭が冴えないままに机に置かれた朝食を口へ運んでいる。それを目で名残惜しそうに見た後扉に手を掛けて押した。

 

 「……っ、行くか。」


 扉から溢れる眩い光から目を守るように手で隠しながら決意を心に持たせ外へ出て扉を閉めるっ。存在を主張する太陽と、歓迎するように囀るどこにいるのかも分からない鳥たちに足取りが重くなる。

 その時、横から耳触りの良い、陽だまりのような声が聞こえ顔を向けた。


「おはよう、もう買い出しに行くのか?」


「おはよう、母さん」


 声の主はたった今畑に水を撒き終わり針のような銀髪を乱した華奢で強い女性だ。彼女__母は仕事熱心なミコトを夕立ちの陽のような橙色の瞳で捉え、感心している様子だ。

 否、感心ではないか。愛情ゆえの心配と一抹の不安が睫毛の長い切れ長な目に含まれている。

 だが、そんなこと気づいてもいないと言うように口元を緩ませて笑いかけた。


「いつもありがとう、気をつけて行ってらっしゃい」


 細く長い優しい手、だが毎日の畑仕事で皮膚の厚くなった掌が頭に乗せられる。ミコトはそんな母の掌に安堵を覚えながら、


「__行ってきます」


 そう強く、しっかりと、芯の通った声で必ず帰ってくると約束を交わした。


= = = = = = = = = = =


 町へ行くには高い木々に囲まれ雑多に生えた草を乗り越えていく必要がある。歩いたところが道になる、という言葉が体現されたような道を通っていかなくてはならない。

 何度も往来するにあたり草は根元からへし折れ人一人分の道が出来る。決して広くはないが十分だった。


 鬱蒼とした湿り気の含む空気から一転、乾燥した空気へと徐々に入れ替わっていく。

 町が見える頃、風が吹き抜け癖のある黒髪を靡かせる。森を抜け見えるのは終わりが辛うじて見える土の一本道、それに挟まれる家々。家、というより鍛冶場や出店といった印象が強いだろうか。家と商いが合体している印象を受ける。

 人々の顔はどれも口から上が吸い込まれそうなほどに真っ黒な闇で、見ていると可笑しくなりそうだった。


 客を招く声、武具を作る音、人の話声、子供の喚く音。全てが入り組んだこの町が嫌いだった。


 「えーと…」


 右左と足を動かしながら鞄から変色した紙を取り出し確認する。必要な物が箇条書きされていて一目で分かる物だ。

 左右を目視しながらどの店がどの商品を納めているのかを脳内で把握しながらまずは服屋さんに足を向けた。


 「いらっしゃいま__」


 中は皮靴や布を綺麗に造形した服、ズボンなどがズラっと並んでいる。染色されているものは少数で、薄茶がほとんどだった。


 歓迎する声が途中で止むのはいつもの事で気にも止めずに店員へと向き直る。

 その店員は20半ばだろうか、華奢な身体が際立つ服装を身に纏い、薄桃を枝のように痛めている髪を首上まで伸ばしている。ショートカットという髪形だろう。

 芯のある黒瞳と吸い込まれるような影が交差する。


「これ、いくらになりますか?」


 笑顔は商売道具という言葉を聞いたことがあった。

 店員、または大人に合わせられたカウンターのような机はミコトには高く、背伸びしてやっと顔が出るくらいだった。

 鞄から取り出した羊の毛や、猪の皮。それらを出しながら心情を悟られないように口元を緩ませて屈託のない笑みを向ける。

 対して相手は口元を歪ませて下から上を満遍なく見て、主に上を見てから手に取り、品定めする商売人のような目付きで判断する。


 判断を終えたのか品を横に退け、カウンターのような机の下から金銭を手に取りミコトの前に置く。


「10トフミ…」


 背伸びしながら机に置かれた金を目を見開いて見る。ちら、と店員を窺うような目で見ながら


「あの、」


 そう一言声を掛けただけ。店員はおぞましいものを見たかのような態度をこちらへ向ければ背を向けて裏方に入っていってしまった。

 店の空気が揺れていない、嫌な静寂に息を吐いて10トフミをかき寄せ鞄に入れる。


「まあ、いいか」


 そのままカウンターに背を向けて店から出て行った。


 __10トフミというのは現代日本においての1000円であり、1フルコを25集めると1トフミとなる。


 怒号が聞こえた。

 争うような音、平和とは程遠い音。否、争っている訳では無い、怒鳴りつけているのだ。

 人の性というものか、そういった争い事には妙な好奇心が抱かれる。本能の赴くままその声の正体を確かめたいと足を動かしていた。


 なにせ、この町でそういった声が聞こえるのは珍しい。腹が立つほど身内贔屓なこの町で一方的な怒りは聞かなかった。俺が町にいない間には起きていたかもしれないけど。


 ある店の前、果物屋の前に人集りができていた。その人々は皆淡色の髪をしており、水色、桜色、薄緑、薄黄色などパステルカラーとでも言おうか。一緒くたになり上から見れば綺麗な模様だろうと場違いに思った。


「この盗人めが!!」


 空気の震える音がする。

 人々の隙間を遠目から見て、果物屋の店主だろうか、薄黄色髪をした50半ばほどの体格のしっかりした人が声を荒らげて怒っている。

 なんだ、ただの盗みか。そう落胆した思いをしながらふと誰か怒鳴りつけられているのだろうと目を向けた。


「血…?」


 思わず声が漏れた。血のような赤黒い色。ここでは珍しい淡色では無い髪の色だ。

 そう思ったのと同時に人を掻き分けていた。触れる人々が化け物にでも触れたかのように顔を顰め、拭い、払う者もいる。

 初めて見た。ただの髪色、されど髪色。この町では色は重要な意味を持つ。この町で育って思考までも染められてしまったのだろうか。だからだろうか、その者の手を取り走り出していたのは。


 何故手を取った?俺らしくもない。


 あぁ、そうだ

 珍しかった、それだけだ。

 奇妙だった、それだけだ。


 仲間意識?そうかもしれない。


 だけど、それでも、ただ、手を取りたいと思ったんだ。


= = = = = = = = = = = =


 ぴ〜、ぴよぴよ…

 

 気の抜けた音が鼓膜を揺らす。

 眠気の誘う陽気、木々の葉が擦れる音、川のせせらぎ、動物や虫の声。

 すべてが平和を象徴しているような気がする。


 食事が終わりボウルを片付けた後机に頬杖をついてただ窓の外をぼんやりと眺めていた。

 すると扉がきぃ、と軋む音を立てて開かれる。そこから現れるのは銀色の髪を畑仕事で乱れさせた母だ。橙瞳を欠伸から潤ませては


「ツキミ、やっと起きたのか。ミコトはもう出たぞ」


「知ってるよ、その時はもう起きてたから」


 嘲笑めいた笑いかけにバツが悪そうに返す。

 眠そうな母の様子を見てもうそんな時間かと椅子を引いて立ち上がった。


「ああそうだツキミ、肥料を買ってきてくれないか?」


「わかった」


 買い出しは普段ミコトが行ってしまい、僕が行くことはあまりないので喜んで即答した。

 肥料、と言うと植物屋にあるだろうか。脳内で地図を描きながら嬉々として準備をする。紐のボロボロになった肩掛け鞄を掛けていざ出動、という心意気で扉に手をかける。

 後ろをさりげなく振り向くとそこにはもう誰もおらず、閑散とした室内だった。既に眠ってしまったようだ。


「行ってきます」


 起こさないように小声で伝えれば軋む音を立てて扉を開ける。清涼感溢れる空気が肌を撫でて森が、天まで昇りそうな木々が出迎えてくれるようだった。


= = = = = = = = = = = =


 人々の殆どが中央の通りに出ており騒然とした村、以前来た時はもっとわいわいしていたようなと思いながら声に耳を澄ませる。


「ありゃ大丈夫かよ」

「『魔女』?怖いわあ」

「何があった?」


 等々…数十、もしくは数百人の様々な声が脳を刺激する。

 心配する声、恐怖の声、疑念の声。どれも淀みのかかった声で黄色い声や桃色の声は聞こえてこなかった。


「何かあったんですか?」


 森から出て近くに位置する鍛冶屋、そこで働いている短く刈り上げた薄緑の頭にタオルのようなものを巻いている店主。力仕事をしているだけあって目の前に立つと圧を感じられるが、根は優しい人だと知っている。

 目付きは悪いが瞳に温かさを交わせた灰色の瞳をこちらへ向けながら


「ん?ああ、俺ゃあんまし知らねえんだが『魔女』が出たらしいんだよ」


「まじょ?」


「坊主ゃ知らねえか?」


 初めて聞く単語に首を傾げていると、がしがしと大きく厚い掌で頭をくしゃくしゃにされる。

 歯を見せて気持ちの良い笑い方を、一転口端を結びながら頭を搔いて


「知らねえ方がいいと思うぜ、特に坊主ゃな」


 含みの籠った言い方に更に頭を捻る、その様子にかかっ!と気味の良い笑いを飛ばせば白髪の髪を雑に直して


「買い出しに来たんだろ?場所は分かるか」


「うん、植物屋さんだからすぐそこだよ」


「偉いな、気をつけろよ」


 視線を合わしながらそう言い終われば立ち上がり、仕事の準備へと向かっていく。

 雑に直された頭を整えながら大通りの方を見る。


「ミコト…」


 この妙な不快感に胸元を握りながら買い出しは後に、大通りの向こう側へと走っていた。


「ツキミ!」


 キキーッと土に跡を残しながら立ち止まれば声のかかった方へと向き直る。

 相手は桃色の髪に翠色の瞳をした華奢な女性。服屋の店員さんだ。

 その女性が走っていく後を追って呼び止めていたのだ。走って来たのだろう、息の乱れる呼吸を胸を押えて整えながら


「お兄さんを探しているの?」

 「どこにいるか知ってるの?」


 眉尻を下げて懸念しているような瞳がこちらを向く。

 兄、という発言に咄嗟にそう問い返して気の焦るままに半歩詰め寄った。


「ごめんなさい、詳しくは知らないんだけれど道の奥へ入っていくのは見たわ」


「ありがとう!」


 大通りの奥、森に封じられた奥を見詰めながらそう話す。目は口ほどに物を言うという言葉があるが、この場合口も目も言っているのだから本当なのだろう。

 気が逸る思いのままにそのまま180°回って行こうと


「待って!…気をつけてね」


 一瞬振り返り、大丈夫というように笑いかければそのまま道の奥底へと今度こそ走り出して行った。


= = = = = = = = = = = =


 深く深い森の奥。

 くり抜かれたような小さな湖の傍

 夜でもないに関わらず辺りは黒く静かで、既に蛍が光を持っていた。

 水面は一点の濁りもなく揺れず、布を張ったように静かだった。


「そろそろ名前、教えてくれない?」


 水面が小さな波を立てる。走ると汗をかく気候な為、湖で顔の汗を流しておく。

 反射する顔は左目が見えるようサイドパートになっていて、右目にはかかる程度の長さだ。

 

 先程から無言を貫いている血色の髪の少女は年齢は6…8歳程度か、髪の毛は腰まで長く伸ばしており座れば地面につく長さだ。

 前髪を真ん中だけ長く伸ばし林檎のような赤い双眸は良く見える。

目を伏せており長い睫毛が蛍の光によってキラキラと際立たせており、神妙と言う他ない。


「わかった、名前を言わないんなら…そうだな……」


 助けてやったのに無視をするのなら名前をつけてやる。そう意気込んで話し始めたのはいいものの思いつかない。

 赤…朱…紅…。血、林檎、トマト…。

 うーんうーんと首を捻って


「赤…とまと…と…トマ子!どう?トマ子」


 非常に安直な名前だが致し方ない。相手が話さないのが悪いのだ、とネーミングセンスの無さを自覚しながら真っ直ぐにトマ子を指差す。


「……」


 相変わらずこちらは見ないものの、可愛らしく整った眉を僅かに顰め、嫌そうだ。


「なあ、トマ子。お前って街から来たの?俺町…こっから出たこと無くてさ、街ってすげぇ広いんだろ?走っても走っても1周できないくらい」


 図々しくトマ子の横に胡座を掻いて座ればそこら辺にあった木の枝で地面に丸を描く。

 この町も走って1周したことはないが、イメージだ。


「動物がいてさ、確か馬って言うのが運んでくれんだろ?あとは…色んな宝石とか、星の絵本とか、キラキラした物がたくさんあるって」


 『馬』を想像上で描けば、猪の体と口を伸ばしたような絵になってしまった。宝石はよくあるダイヤモンドのような形にひし形の装飾をつけ、星の絵本は四角に星を描いた単純なものだった。


 すると、横から漏れ出た笑いが聞こえてくる。

 可愛らしい鈴のような声、そんな笑い声が聞こえてきて思わず横を目を見開いて見た。

 

「お前…声でるんじゃねぇかよ」


 すぐ前を向いて口を尖らせながら気紛らわしに星を描く。

 長く先を土に汚した後ろ髪がふわりと揺れて、元々小さいが蹲りもっと小さくなった肩を揺らして笑っている。


「ふふ…ふっ…そ、それ…それ、馬?」


 小さく細い指を差し、鈴を転がす声が聞こえて自身が描いた『馬』を見る。


「な…何がおかしいんだよ」


「だって…だって、変。ふっ、あはは」


 どこか照れ臭く、少女の方を見れないままぶつぶつと言い返す。

 だってこれは『馬』なのだ、こちらからすれば、紛れもない。

 それなのに少女はツボに入ったかのようにお腹を押さえて笑っている。頬を紅潮させて笑っている。


「あ…あぁもう!なんだよ!そんなにおかしいっつーならお前も描いてみろよ!」


 勢いよく髪の毛を両手で掻いて片手で少女に枝を押し付ける。

 それを笑いによって潤ませた赤瞳が捉えれば、そっと手に取られる。

 

 丁寧に、ゆっくりと『馬』が描かれていく。

 耳から描き、項、首と型取られていく。鬣が生え、馬が出来ていく。

 その動作に魅入られるように、目が離せなかった。仄かに光って見える馬は、それはそれは神秘的だった。


「どう?これが馬。馬に乗るじゃない、…釜?みたいなところ、乗る」


「か、釜?熱くないの?」


「比喩、知ってる?」


 描き終えて枝を絵の横にそっと置けば、三角座りの膝に腕を、頭を置いてこちらを見る。紅い髪が流れに沿ってはらりと落ちていく。

 拙い言葉で揶揄うようにこちらを見て薄い桃の口元を緩ませている。


「…てか、名前、教えてよ」


 目線を馬に向けながら都合の悪くなった話を転換させる。

 ずっと見ていたら惹き込まれてしまいそうな、幼いながらに魔性を感じられたそれは、将来は化けそうだと頭の端で思った。


「…聞いてばっかり。あなた、名前しらない」


「あ…ごめん、俺はミコト。好きに呼んでくれたらいい」


 後に続く言葉が無くふと少女の方を見る。

 長い睫毛に縁取られた瞳は伏せていて、今にも消えてしまいそうだと思わせた。

 そして口元を躊躇うように開かせれば


「…てん、って…呼んで」


「てん?変な名前」


 率直な感想を言うと少女は__『てん』はそっぽを向いて柔らかそうな頬を膨らませていた。

 その反応にごめん、と反射的に謝ると彼女は薄着の、ほぼ下着の服と髪の先を払いながら立ち上がり


「ここ、どこなの?」


 見下すような形で、そう『記憶喪失』を告げるのだった。

次回、てん達とツキミが出会います。

一体少女は何者なのか、村は少女をどう扱うのか。


今シリーズは3話構成です。

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