表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

146/156

第146話 荒野の城 到着

「ジン様、もう一刻程で城につきます。」

馬車の御者のファントムが俺にそう言った。


「わかった。」

俺はそう言ってファントムに頷いた。


「ねぇ、ジンって何者なの?いくらジンがS級冒険者といえど、あれほどの者が君に完全に目上の人に対する態度をとっている。それにこの豪華な馬車や護衛の旅団だってそうだ。明らかなVIP待遇。もともとジンはハシャにとってのなんだったんだ?将軍だったとか?」

アベリオがついに痺れを切らして聞いてしまったここにいる誰もが不思議に思っていたことを。

ただ1人アリルを除いて。


「ア、アベリオ、それは聞かない方がいいんじゃないかなぁ〜。」

アリルがひきつった笑顔でそう言った。

アリルはなんとなく察していた。どうせダンジョン関係なんでしょと。


「同郷のよしみさ!あはは!」

俺はそう言ってアリルを見て笑った。


アリルはやっぱりと今にでも言いそうだ。


まぁ、同郷どころか同一人物なんだがなぁ。


「…アリルはなにを知ってるの?もともとジンはアリルが連れてきた人だ。助っ人として。どこで知り合ってアリルはこの人とはどういう関係なの?」

アベリオの質問の矛先が今度はアリルに向かう。

みんなアリルとジンの関係は気になっているのでだれも止めない。


「えぇ!?どういう関係って言われても…」

アリルはどんどん顔が赤くなりもじもじする。


「紛らわしい態度とるな!別にやましいことなんてなんにもないだろ!」

こいつわざと誤解されるような対応してるんじゃないだろな?


「ジン、ひどい。あんなに濃密な時間を一緒に過ごしていたのに。」

アリルは自分の身体を抱きしめてそう言った。


確かに濃密な時間を死の迷宮最下層で過ごしたが、そんな恋愛ちっくな感じではない。

そして腐ってた俺の体ではそんなことはできないし、アリルは少し距離を取られていたように感じた。

…臭いが酷かったのだろう。


「なぁ、こいつ本当に聖女なのか?」

俺はまだもじもじしているアリルを指さして言った。


「「「一応…」」」

アリル以外の全員の声が揃った。








「これが…荒野の覇者の城。」

ルーカスが巨大な城を見上げて言った。


「ようこそ、ハシャ様の元へご案内致します。こちらへ。」

巨大な城門が開きハイリッチが出迎えた。


「ア、アルモルドと同じハイリッチ!?」

マーミヤが驚いて声を上げる。

いや、驚いているのはマーミヤだけではない、他の3人も目を丸くして驚いている。


「ふふふ、面白い客人ですな。私程度で驚いていただけるなんて。」

そういってハイリッチは笑うと俺たちを玉座へと案内した。


「魔王レベルの者が、私程度だ…と?レベルが違うな…」

マーミヤがそう言って冷や汗をかく。



「この扉の先に我が主人がお待ちです。」

ハイリッチはそういうと、扉の前で止まった。


「いよいよか。」

ルーカスはかなり緊張した面持ちだ。


「ふふ、さぁ、開けるぞ?」

俺は緊張してガチガチの勇者パーティーを少し笑って玉座の扉を開けた。


遂にハシャと勇者がご対面です!


「面白い!」「続き読みたい!」「最後まで見たい!」など思った方は、ぜひブックマーク、下の評価を5つ星よろしくお願いします!一言でも感想お待ちしております!!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ