アイテム製作の話
本当に長いこと筆を止めてしまいました....
スマホで執筆してたのですが、階段から転倒時にズボンのポケットに入れておりスマホが破損。
全てデータがなくなり、設定記載も全てなくなり一から作り直し...
やる気が出るまで時間かかりました...
少し設定を変えるとは思いますが、修正はちょっとずつしていきます。
カンッ!!カンッ!カンッ!
ジュゥ.....
規則正しくそれでいて力強い音が鳴り響く。
皇国内における生産に重きを置いた区画。
剣、槍や鎧などの軍事物資のほか、一般家庭向けの包丁や農具までを生産する一大区画である。
数多くの鍛治師達憧れであり、名のある鍛治師の集まる場所がここである。
そんな情熱と熱意が多い場所に異彩を放ちながら作業をする1人の少女の姿。
生産活動に勤しむテレーゼです。
スキル授与の関係で色々ありまして、今はとりあえずゼンマイ式時計を製作中です。
なぜ時計か気になりますよね?
実際に生活すればわかる事ですが、この世界は365日24時間という現代と変わらないことがわかったからです。
しかし問題なのが時間は24時間なのに、鐘で時間を知らせていることにあります。
太陽時計を使い、日の位置で時間を図り、およその時間で鐘を鳴らします。
つまりいちいち鐘が何回めなのかを覚えてなきゃいけないのです!!!
慣れては来ましたが、本当にめんどくさいのです!
まぁいいとして 、普通なら定番の刀鍛冶だ!って張りきるとこですが、
パパンこと「オリオン・フォン・ミラ・シュバリエ」が異議を唱えてきて
「娘に武器は似合わない」などと言い始める始末....
ただどうにかして作りたいので別の装飾品を作るのはどうかという話になったのです。
提案してくれたバロンに感謝!
そういうわけで何を作ろうか考えていたら、日本にいた頃時計を好きでブランド時計を夢見ていたことを思い出したわけなんです。
もちろん構造とかは知りませんよ?
けど時計をどうやって作ろうか悩んでいたら、たまたま教会のそばを馬車で通った際に神託というのでしょうか...
あの方達に呼ばれたのです。
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「やぁやぁ久しぶりだねー」
ザ・チャラ男みたいな雰囲気で近づいてくるのはなんちゃって神。
とりあえず不信行為だろうがやらなきゃいけないことがある。
「よくも人で遊んだな!!」
思いっきりボディーブローを狙う。
「おっとあぶなッ!!え!?なんで!?グフォぉぉぉぉ!!」
避けようとしたなんちゃって神だったが、なぜか避けず棒立ちに。
そしてこちらは振りかぶった拳が輝き出して光速(主観)で神のボディーを直撃。
表現としては貫いたといっていい。人が綺麗にくの字に曲がったんだから。
「お仕置きは必要。」
ロリ.....違った。リロータ様がゆっくりとこちらにきた。
先ほどのなんちゃって神も拳もリロータ様の手助けのようだ。
「あの時は暴走を止めてもらいありがとうございました。」
深々と頭を下げた。
「こちらこそ気づくのが遅れた。それに転生の時女の子にしてしまった。こちらの不手際。」
リロータ様も頭を下げた。
「まぁまぁそんな辛気臭い話はやめとこッ!ぐはぁぁ!!」
俺のボディーブローとリロータ様の顔面ヒットが炸裂。
「反省が足りない。」
蔑んだ目でなんちゃって神を見ながら、吐き捨てる。
「今日呼んだのは必要な知識を許可を出すため、現代の知識を検索できるようになってるから使って欲しい。魔力は弄って神クラスになってる。ただ残念なことだけど今の身体は戦闘に才能がない。あるのは戦闘以外完璧超人。だから、あなたが男性体の身体を使えるようにする。男性体は戦闘適正を世界最高峰最強にした。」
は??
「つまりテレーゼの身体は最弱ということですか?」
「解釈違い。戦闘の『攻撃』に適正がないだけ。付与魔法で防御あげればドラゴンのブレスでも傷つくことはない。ただ攻撃をあげても無駄なだけ。0にいくら掛けても0と同じ。あと身体強化魔法で足を早くできても同じく攻撃は与えることができない。
例えるなら素早く腕が伸ばせる程度。」
「俺強ぇは不可能なんですね...」
「うん。ただ難攻不落。単身で突っ込んで敵将捕まえて無傷で帰還できる。ある意味最強。」
「それと男性体?が使用できるのとはどういう関係が?」
「男の子なのに女の子させるのは不憫。こちらの不手際なのもある。それと冒険者として活動しやすいように。冒険者は転生の定番だと聞いた。あとテレーゼの時は立場があって単身で動けない。けど男性体なら可能。国の運営は人が動かす。思惑や策略がある。手段は持っておくべき。テレーゼにせっかく才能のあった名声スキルが無駄になる。それに攻撃系魔法は使用しても意味がない。魔法神として面白くない。」
「それで男性体で戦闘をしろと。」
「そう。それとテレーゼのスキルと共有してる。ただ制限がある。交代できるのは最大12時間。1時間使ってテレーゼになって1時間後にまた使うと12時間に戻る。」
「つまり使った分だけクールタイムがいるのですね。」
「制限があるのは、神界であるここから召喚してるから。下界の影響を考えると12時間が限界。」
「なるほど・・・。これは人に知られても構いませんか?」
「神の関与を示唆しなければ。スキルで男性になれるということにするになら別に構わない。」
「流石に家族や近しい人には言っておかないと困ることですからね。」
「とりあえずテレーゼで身につけれられる物を作って。ある程度の耐久性ないと加護を付与できない。」
「あ。なら時計とかで大丈夫ですか?腕時計も考えたのですが今の年齢的に懐中時計を考えているんですが....」
「それで大丈夫。ある程度の評価を出してくれれば。希少クラス以上。もうそろそろ時間だから、下界にもどす。教会に来て名前呼んでくれれば話せるから。」
「そんな時間ですか。色々ありがとうございました。」
「ん。じゃあ戻す。」
「ありがとうございました。」
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こんな感じで会うことができまして、置き時計や懐中時計、腕時計なんかの知識を引き出すことができるのです!
もちろん刀の製法もバッチリ!
現代の知識とスキルチートでやってやりますよ!!
まずは構造ですが機械式時計の予定。
腕時計がいいのですが今回は懐中時計で製作します。
図面は本来CADを使っていく手法のようですがそんなものはありません。
なぜなら元の図面の知識も手に入っちゃいますもの!
なので並列思考、多重演算なるスキルを元に、必要なものを当てはめていきます。
機械式なので歯車も必要ですが、まさにスキルチート。
物さえあれば形を彫金や錬金と言ったもので作ることが可能でした。
まずは必要な合金を鍛治スキルで精製し、それから必要分の部品を作ります。
懐中時計の形はスケルトンを採用。
これはあくまで趣味ですが。
ムーブメントが見えるように作りたいのです。
やはり作るなら憧れのものをということで、ブ○ゲの「マ○ー・ア○トワ○ット」を異世界で作り上げます!
823個もの部品から構成される憧れの懐中時計。
試行錯誤や手心を加え、なんと一年で出来上がりました!というか一年で出来たのもスキルが成長したおかげですが...
図面もあり、部品を作るのも一瞬のはずなのに部品のコンマレベルでの再現はスキルや魔法を持ってしても困難を極めました....
さら一番時間かかったのは組み上げです。
水魔法により拡大レンズの再現をしつつ組み上げる作業は気が狂いそうでした。
現代の職人さんのすごさがわかります....
手巻き式なので回して音を聞きます。
カチッカチッカチッ・・・
規則正しく動作も良好!
これでもう自分だけの時計完成です!
名前はそうですね...決めました!
『トワ』にしましょう!
そう決めた瞬間、手に持っていた『トワ』が光り出しゆっくりと収束していきます。
この現象は伝承にあったものに似ています。
神に認められし産物は、神聖な光を纏い、より高みへと昇華する。
これで懐中時計は神さま公認になったわけですね。
☆
トワ |(異世界の魔導精密時計) レア度:神話
破壊不可
神も認めた異世界の最高峰技術の結晶を、魔法によって複製した時計。
何人もの職人による技術の結晶は決して壊れることなく世界の時を刻み続ける。
神域への身体的アクセスが可能となり、神域に保管されている肉体と入れ替わることができる。
☆
し....神話級なんですが.....そして肉体の入れ替わり...
これは一波乱ありそうですね...
とりあえず出来たてホヤホヤの『トア』を自慢しに行きましょう!
あとついでに男性体変化についても...気が重いですが。
「バロン、ミント」
「ここに。テレーゼ様」
「はい。姫様(ひぃーさま)。」
どこからともなく2人があらわれた。
もう慣れたけど。
「これから完成品した品を見せに参ります。女王様への謁見を。手配しなさい。それからオリオン様の同席も進言を。謁見後に、個人的な話も行います。品をご覧になったら部外者の退出をしてもらうように。母であるリザモナ様と父のオリオン様、私とバロンとミントの計5名のみでそれ以外への情報は全て遮断します。」
「失礼ですが、我々も御同席してよろしいのですか?」
「あなたたちにも協力してもらうことがあります。信用しているからこそ知っていらわねばいけないの。」
「過分なお言葉頂戴でき、感動でございます。では、手配を・・・」
美しい所作でお辞儀をすると煙のようにバロンが消える。
「姫様。謁見用のドレスは準備できています。王城の準備が整うまでお茶でもいかがですか?」
ミントの有能ぶりもやはりすごい。
謁見の話などしていなかったにもかかわらず、ドレスの用意ができているとは...
うん。確実にダメ人間になれる。
「そうね。庭園で少しゆっくりして行きたいわね。」
「では、庭園へ。本日はミルクティーをご用意しております。」
「まぁ!それはすぐに行かなくてはね。」
2人でゆっくりと作業場を出る。
「姫様。失礼します。貴婦人の花園」
ミントお得意の魔法、貴婦人の花園
私の身体を蔦と花が少しずつ覆っていく。
私の一歩ごとに服が、靴が、髪が、メイクが順を追ってなされていく。
さらに身体も洗浄の魔法が同時に施されており、全ての準備が整うと最後に大輪の花から雫が落ち香りを放つ。
作業場を出る時は全ての支度が完了している。
最高の魔法。
「ミント。今日のドレスも素晴らしいわ。」
「姫様のお作りになったら魔法のおかげです。」
そう。この魔法は自作なのだ。
そしてミントに教えた。
ただただ着替えるのがめんどくさくなっただけ。
貴族の上、王族である以上今までは身だしなみに異常なまでに時間が掛かっていた。
それならば魔法でどうにかできないかと思考したことが始まり。
この魔法は使用者の技量が反映されるため、ミントの技術を同時にそして最速で再現できる。
魔法が発動して、たった5歩で支度が完了する。
母であるリザモナもこれには大興奮だった。
もちろんリザモナの専属メイドも同じく使用できる。
貴族の婦人達が知ればこぞって、教えを乞うであろう代物なのだ。
教えないけど。
馬車に乗り、王城の庭園に向かう。
到着先にはすでにバロンが控えていた。
「テレーゼ様。王城にはお伝えしております。準備が整い次第、連絡がございますのでそれまではごゆるりとされてください。」
「ご苦労様。完成してすぐだから一息つけるには助かるわ。」
「本日はミルクティーでございます。テレーゼ様のお好きな焼きたてのスコーンもご準備できていますので、お楽しみください。」
「焼きたてはいいわね!んー!やっぱりここでのティータイムが一番最高ね。」
ゆっくりとお茶を楽しんでいると、王城の方から兵士がやってきた。
「テレーゼ様。準備ができましたので、こちらへ。」
バロンが椅子を引き、流れる動作で全ての道具がいつも通り消える。
「さぁ、参りましょう。」
謁見の間へ向かう。
正直謁見の間は未だ好きにはなれない。
別名悪意の巣窟。
勝手に名付けたがあながち間違っていないはず。
周囲の貴族は全て敵なのだ。
私は王位を認められたわけではない。
あくまでも仮。
そして未だ虎視眈々と国のトップを、玉座を狙う魑魅魍魎の巣だ。
私の伴侶を狙うもの、母の失態、父の失態を望む者。
平和とは悲しいもので人の強欲を刺激する。
他国を攻め、我が物とし領地を増やそうと画策するもの。
貴族同士の揚げ足の取り合い。
挙げだしたらきりがない。
そんな中に飛び込むのだから億劫にもなる。
それに今回の製作品も正直奴らの目に触れさせたくはない。
しかしそれを許さないのがこの世界だ。
特に世界初の時計。
画期的な道具は広めなくてはならない。
そのために彼らを利用する。
そうこうしてる間に謁見の間前の扉についていた。
「テレーゼ・フォン・ミラ・シュバリエ様!ご到着!お通しします!」
扉の前にいた兵士が高らかに声を上げる。
さぁ、戦いだ。
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「ふはははッ!神復活!私は不死身なのだよ!ってあれ?リロータ君。彼は?」
「伝えることは伝えたから帰した。」
「もっと彼をいじりたかったのに!用意してたいじりネタの数々をどうすれば・・・」
「神の無駄に付き合っても迷惑。というか邪魔。今後は出てこなくていい。」
「これが世にいうオーマイ神」
「意味わかんない。 無駄、邪魔だから早く帰って。そこのくす玉とクラッカーも」
「あああ....一応最高神なんだけどな...」
やっと名前を決めました!
母親:「リザモナ・フォン・ミラ・シュバリエ」
父親:「オリオン・フォン・ミラ・シュバリエ」
です!
スキルとか通貨とかの設定は後ほど書いていきます〜




